PO[価格決定]:GLP投資法人(3281)

  • 20年11月24日、GLP投資法人(3281)の公募増資(PO)が発表されました。
  • 20年12月1日、 公募価格の決定

[GLP投資法人]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド GLP投資法人(3281) 
スポンサー GLPグループ 
投資先 関東・関西などの先進的な物流施設へ重点的に投資。
上 場 先 東証不動産 
信 用 貸 借 区 分 貸借 
業 種 REIT  

銘柄データ

発 表 日 2020年11月24日 
公募・売出株数 国内公募:219,107 口 
海外公募:126,239 口 
(OA:15,338 口) 
吸収金額(発表日時点) 国内:377.46 億 程度 
価 格 決 定 日 12月1日~12月3日 → 12月1日 
受 渡 日 12月8日~12月10日 → 12月8日 
PO実施の目的 不動産7物件(物流施設)に係る不動産信託受益権の取得資金の一部に充当する予定。
引受会社(主幹事) 野村證券(65,728口)
SMBC日興証券(62,446口)
みずほ証券(62,446口)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(19,220口)
シティグループ証券(2,192口)
引受会社(幹事) 大和証券(4,383口)
SBI証券(2,192口)

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 161,000 円 
仮 条 件 – 2.0 % ~ – 4.5 % 
価 格 決 定 日 終 値 157,300 円 
公 募 価 格 154,154 円 
割 引 率 –2.00 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 14,600 株 
信用残/月平均出来高 0.06 倍 
公募数/月平均出来高 15.97 倍 
買い板 1,900 株程度 
売り板 1,800 株程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→長期売建あり 
SBI証券→なし 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

1口あたりNAV 125,905 円 
N A V 倍 率 1.22 倍 
N O I 利 回 り 4.88 % 
L T V 44.50 % 
決 算 月 2月、8月 
格 付 け AA (JCR) 
予 想 分 配 金(年 間) 5,636 円 
分 配 金 利 回 り 3.66 % 
他REITとの比較 NAV倍率:下位 
NOI利回り:中位 
LTV:中位 
分配金利回り:下位 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄:18年9月以来、およそ2年3か月ぶりの増資となります。
    物流系リートへの資金集中が8月ごろまで続いていましたが、直近だと一服した感がある中で増資を行う形です。

    ○指標:大手スポンサーの物流系ということで相当買われてきており、NAV倍率は1.3倍近くとかなり割高です。利回りも3%台半ばですが、他の大手物流系の銘柄と比べれば多少高い方のようです。格付けはダブルAを取得済みとなっています。

    ○見通し:
    ・需給動向:国内PO総数は219,107口、発行株ベースで5.9%程度。海外分を含めた希薄化比率は9.1%程度です。月の平均出来高は14,000口程度で流動性はそこそこあります。REIT指数は横ばい気味で地合いが良いわけではないですが、貸借銘柄ということでディスカウント程度の利益は期待できそうでしょうか。

    ・株価動向:3月下旬に8万円まで下落した後は上昇基調に。8月に17.98万円の年初来高値を記録。その後は調整に入り、現在は16万円台前半に位置しています。
    利回りから逆算した株価は3.75%で15.02万円、4%で14.09万円。希薄化を考慮した株価は14.64万円となっています。長期の平均線は14万円台後半を通過しており、公募価格がこの辺で決まれば値ごろ感は出そうでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は2.3%下落。公募価格は25日線より3%下に位置。
    ○信用状況:空売りは先週末の時点であまり入ってないようです。

    ○見通し
    ・発表日の翌日にいったん15.18万円まで下げたものの、その後は15万円台後半~16万円台前半で推移。結局15万円台後半で値決めとなりました。公募価格は15.41万円となり、期間中の安値より上なので微妙な水準です。15.2万付近まで下がってくれるとだいぶリスクが低くなったのですが・・・
    ただ直近でREIT指数が持ち直していること、また新型コロナの第3波が襲来していることから、物流系に向かい風が吹く状態にはなりづらいと見ています。きっちりディスカウント程度の利益は期待したいところです。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/公募数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
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