立会外分売[価格決定]:日新(9066)

  • 20年12月10日、 日新(9066)の立会外分売が発表されました。
  • 20年12月16日、 分売価格の決定

[日新]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド 日新(9066) 
上場先 東証1部 
信用貸借区分 貸借 
業種 倉庫・運輸関連業 
事 業 内 容 国際物流事業が主力。その他、子会社で旅行業も手掛ける。 

分売データ

発表日 2020年12月10日 
分売株数 152,300 株 
吸収金額(発表日時点) 1.92 億程度 
申込数量 上限 5,000 株 
実施予定日 12月17日~12月22日 
実施日 12月17日 
分売実施の目的 一定数量の売却意向があり、会社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため

株価・分売価格など

発表日終値 1,260 円 
実施前日終値 1,169 円 
発表日からの騰落率 –4.92 % 
実施2日前
からの騰落率
–1.88 % 
分売価格 1,169 円 
割引率 –2.42 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 61,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 0.90 倍 
分売数/月平均出来高 2.46 倍 
買い板 3万2千株 程度 
売り板 4万3千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→長期売建有り
SBI証券→1日売建有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○21年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:25.5%減 営業利益:97.2%減 
経常利益:75.7%減 純利益:88.9%減
2Q決算時点での進捗度は売上高が47%、利益が61%程度。
自己資本比率 48.2 % 
会社予想PSR(今期) 0.16 倍 
会社予想PER(今期) 76.18 倍 
実績PBR 0.38 倍 
ROE 0.5 % 
予想配当 56 円 
配当利回り 4.79 % 
配当性向 364.9 % 
同業他社との比較 PER:超割高 PBR:かなり割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

スポンサーリンク

コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    ・日新は国際物流事業や旅行業を手掛ける会社です。
    大株主には金融機関が並んでおり、持ち合い株解消による売り出しなどでしょうか?

    ○業績・指標
    ・業績:19年3月期以降は減益基調となり、前期は大幅減益で着地。今期はコロナ禍の影響がさらに出てしまい、70%以上の大幅減益となる見通しです。下期は徐々に世界の物流量が回復しており、減益幅の縮小を期待したいですが・・・2Q決算は赤字で着地しており、株価の反応はネガティブな感じのようです。

    ・指標:利益が相当落ち込んだため、PERは同業他社と比べてかなり割高です。ただ、PBRは0.5倍を切っており、バリュー資産株としては割安感があります。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は15.23万株、発行株ベースで0.75%程度。月の平均出来高は6.2万株程度ですが、貸借銘柄なので株価調整と空売りの積み上がりが進めば一定の利益を期待できそうです。
    懸念材料としては景気敏感株にあたる銘柄であり、コロナ第3波とワクチンの動向に左右されそうなことでしょうか。2Q決算がよくなく、現状では業績の裏打ちがないだけに中長期で持つのはしんどいかもしれません。

    ・株価動向:3月に1,163円まで下落した後は値を戻し、6月までは1,800円付近まで戻す場面も。7月以降は1,400~1,650円のレンジ相場となっていましたが、11月の2Q決算を受けて株価は急落し、現在は1,200円台後半に位置しています。
    10月までは比較的落ち着いた値動きでしたが、11月以降は決算の影響でダダ下がりとなっています。現状では1,200円が下値の目安となりそうですが、そこも割るようだとコロナ禍の安値も意識されそうでしょうか。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は5%近く下落。今日は前日比1.88%下落。分売価格は25日線から10%近く下、年初来安値付近に位置。
    ○信用・需給状況:実施前日の出来高は11.86万株。流動性は問題なさそうです。空売りは貸借残ベースだと2.5割程度入っているようです。

    ○見通し:【朝の気配と海外市況を見てから参加予定】
    ・株価が約5%調整したところで、分売実施となります。
    分売価格はコロナショックの安値とほぼ同水準になっており、配当利回りも5%近くまで上がっています。1,100円台後半は底値として意識されやすい水準だと思います。チャートの形状が悪いのが懸念材料ですが、空売りも多少入っているようなので、分売価格を割れる可能性は低そうでしょうか。とはいえ直近相場はコロナ第3波の影響も受けているため、朝の気配と海外市況の動向を見てから参加したいと思います。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/分売数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
スポンサーリンク
関連記事(一部広告あり)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする