- 20年12月15日、クロスフォー(7810)の立会外分売が発表されました。
- 20年12月22日、 分売価格の決定
[クロスフォー]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | クロスフォー(7810) |
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上場先 | JASDAQスタンダード |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | その他製品 |
事 業 内 容 | ダンシングストーン、クロスフォーカットなど、独自の加工技術を用いたジュエリー、アクセサリーを製造。他社からのOEM生産が主体だが、自社ブランドも手がける。 |
分売データ
発表日 | 2020年12月15日 |
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分売株数 | 780,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 2.20 億程度 |
申込数量 | 上限 10,000 株 |
実施予定日 | 12月22日~12月25日 |
実施日 | 12月22日 |
分売実施の目的 | 株主から一定数量の売却意向があり、会社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 282 円 |
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実施前日終値 | 230 円 |
発表日からの騰落率 | –18.44 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–4.56 % |
分売価格 | 223 円 |
割引率 | –19.04 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 14,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 4.84 倍 |
分売数/月平均出来高 | 54.55 倍 |
買い板 | 7万6千株 程度 |
売り板 | 10万2千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○21年7月期会社予想(数値は前期比) 売上高:20.0%増 営業利益:黒字転換 経常利益:黒字転換 純利益:黒字転換 1Q決算時点での進捗度は売上高が21%、利益は赤字。 |
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自己資本比率 | 36.2 % |
会社予想PSR(今期) | 1.77 倍 |
会社予想PER(今期) | 95.63 倍 |
実績PBR | 1.94 倍 |
ROE | 2.0 % |
予想配当 | 0.3 円 |
配当利回り | 0.11 % |
配当性向 | 12.9 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高 PBR:かなり割高 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:自社商品(7月権利。100株保有で4,500円相当)
- コメント
○銘柄・分売について
・18年12月以来、およそ2年ぶりの分売となります。
前回は創業者で社長の土橋氏からの売り出しでした。分売数から見て、今回も土橋氏からの売り出しの可能性がありそうです。○業績・指標
・業績:上場は2017年ですが、それ以来ずっと減益が続いています。前期は大幅赤字で着地。今期は黒字化を見込むものの、コロナ禍で売上減に苦しんでおり、先行きはなかなか厳しいようです。・指標:同業他社と比べて割高です。他社は宝飾以外の事業を手掛けていることもあり黒字を維持していますが、クロスフォーは宝飾事業のみのため、コロナの影響をもろに受けているようです。
○見通し
・需給動向:分売数は78万株、発行株ベースで4.45%と多め。月の平均出来高は1.4万株程度と流動性の改善が必須。低位の貸借銘柄の分売は何とかなるケースが多いのですが、前回の分売は派手に割れてしまいました。地合い次第なところもありますが、株価調整と流動性改善が上手くいかないと分が悪いかもしれません。・株価動向:3月に224円まで下落した後、一旦6月に368円まで値を戻すも、その後は下落基調が続き、現在は280円台で推移しています。
短期・中長期共に下落トレンドが続いており、現時点だと中長期保有で考えるのは厳しそうです。参加する場合でも短期主体になりそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は18.4%下落。今日は前日比4.56%下落。分売価格は25日線より19%下に位置し、年初来安値とほぼ同額に位置。
○信用・需給状況:実施前日の出来高は29.66万株。流動性は改善傾向ですが、寄り付きの売りを捌けるかは微妙なところ。空売りは貸借残ベースで3割程度入っている模様。○見通し:【朝の気配次第、買いが少なければ見送り】
・株価が18%調整したところで、分売実施となります。
分売価格は230円を割れて年初来安値より1円下の水準です。前回は地合いの悪さに加え、空売りが全く入ってなかったこともあって酷い成績でしたが・・・今回は空売りがある程度積みあがっているようなので、少なくとも寄り付きで派手に割れる可能性は低いと見ています。ただ、ここに来て新興市場の地合いが悪化気味なので、朝の気配が良くないようなら無理はしないと思います。
実施結果
始 値 | – 円 ( – 円 ) |
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高 値 | – 円 ( – 円 ) |
安 値 | – 円 ( – 円 ) |
終 値 | – 円 ( – 円 ) |
寄付出来高 | – 株 |
寄付出来高/分売数 | – % |
1日の出来高 | – 株 |
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