PO[価格決定]:アサンテ(6073)

  • 20年11月20日、アサンテ(6073)の売出(PO)が発表されました。
  • 20年12月1日、 売出価格の決定

[アサンテ]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド アサンテ(6073)  
上 場 先 東証1部 
信 用 貸 借 区 分 貸借(11/25より売り禁) 
業 種 サービス業  
事 業 内 容 白アリ防除など住宅のメンテナンス事業が主力。白アリ防除の国内シェアは1位。

POデータ

発 表 日 2020年11月20日 
公募・売出株数 売出:2,174,000 株 → 1,427,000 株 
(OA:326,000 株 → 213,000 株)
※11/25の自社株買い実施に伴い、売出数が変更されています。 
吸収金額(発表日時点) 17.69 億 程度 
価 格 決 定 日 12月1日~12月3日 → 12月1日 
受 渡 日 12月8日~12月10日 → 12月8日 
PO実施の目的 普通株式の流動性の向上と分布状況の改善を目的とする。
引受会社(主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(全株引受)

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 1,528 円 
仮 条 件 – 4.0 % ~ – 7.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 1,267 円 
公 募 価 格 1,216 円 
割 引 率 –4.03 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 18,000 株 
信用残/月平均出来高 1.59 倍 
公募数/月平均出来高 89.13 倍 
買い板 2万2千株 程度 
売り板 1万9千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→長期売建有り 
SBI証券→1日売建有り 

出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業 績 ○21年3月期連結会社予想(数値は前期単独決算との比較) 
売上高:4.6%減 営業利益:40.2%減
経常利益:41.8%減 純利益:46.7%減
2Q決算時点での進捗度は売上高が54%、利益が87~98%程度。
※例年、2Qに利益が集中しています。
自 己 資 本 比 率 79.9 % 
予想PSR(会社予想) 1.11 倍 
予想PER(会社予想) 17.85 倍 
実 績 P B R 1.09 倍 
R O E 6.1 % 
予 想 配 当 60 円 
配 当 利 回 り 4.93 % 
配 当 性 向 88.1 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:1,000円相当のギフトカード(3月、9月権利。100株以上保有で対象)
  • コメント
    ○銘柄・POについて
    ・アサンテは国内トップの白アリ防除会社です。
    売出人は創業家の資産管理会社となっており、創業者である宗政氏が2月に死去したことに伴い、保有株を売却する流れとなるようです。
    売出株の一部は自社株買いに回り、残りの株式がPOとして実施されます。

    ○業績・指標
    ・業績:近年の業績は順調に伸びていましたが、今期は減収、大幅減益の見通しです。新型コロナの影響で5月まで訪問営業などを自粛。6月以降は通常営業に戻ったものの、繁忙期となる2Qでも挽回できなかったようです。

    ・指標:同業他社と比較して割高となっています。

    ○見通し
    ・需給動向:PO総数は142.7万株、発行株ベースでは13.3%程度。月の平均出来高は1.8万株程度と、流動性の改善が必須。貸借銘柄ですが、早々に売り禁となってしまいました。株価の調整と出来高の推移にもよりますが、現状では分が悪いと見ています。

    ・株価動向:3月に1,283円まで下落した後は1,400~1,600円のレンジ相場となっています。9月に一旦1,700円まで上昇しましたが、長続きせず再びレンジ内に戻っています。
    長期のトレンドは下落基調、中期は横ばい気味です。直近は1,500円台に短期・中期の平均線が集中していますが、今回の売出で1,500円割れする場合は、レンジ下限の1,400円付近が下値の目安となりそうでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は17%下落。公募価格は25日線より20%下に位置し、年初来安値より下に位置。
    ○信用状況:空売りは昨日の時点で売出数の8割程度?入っているようです。

    ○見通し:売り禁で落ち着いたかと思いきや、今週に入って株価が急落し、発表日より17%下げて年初来安値を更新したところで値決めとなりました。
    売出価格は1,200円台前半で、コロナショックの安値を下回ってきました。当初は分が悪いと見ていましたが、ここまで下げたのであれば何とかなりそうでしょうか?空売りもかなり多く入っており、買戻しの余地は多そうです。
    減配や下方リスクは残っているものの、5%近い利回りであれば配当株としての実需買いも期待できそうなので、1,200円を割れる可能性は低いと見ています。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/公募数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
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