- 20年3月3日、キャンディル(1446)の売出(PO)が発表されました。
- 20年3月11日、 売出の中止が発表されました。
[キャンディル]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | キャンディル(1446) | 
|---|---|
| 上 場 先 | 東証1部 | 
| 信 用 貸 借 区 分 | 信用 | 
| 業 種 | 建設業 | 
| 事 業 内 容 | 内装建材や家具などの補修事業が主力。住宅や商業施設向けにリペアサービスを提供。 | 
POデータ
| 発 表 日 | 2020年3月3日 | 
|---|---|
| 公募・売出株数 | 売出:3,000,000 株 (OA:450,000 株) | 
| 吸収金額(発表日時点) | 18.60 億 程度 | 
| 価 格 決 定 日 | 3月11日~3月17日 → 中止 | 
| 受 渡 日 | 3月18日~3月25日 → 中止 | 
| PO実施の目的 | 株式の分布状況の改善と流動性の向上を目的とする。 | 
| 引受会社(主幹事) | 野村證券 | 
| 引受会社(幹事) | 
株価・公募価格など
| 発 表 日 終 値 | 539 円 | 
|---|---|
| 仮 条 件 | – % ~ – % | 
| 価 格 決 定 日 終 値 | 434 円 | 
| 公 募 価 格 | – 円 | 
| 割 引 率 | – % | 
信用データ
| 月平均出来高(発表時) | 102,000 株 | 
|---|---|
| 信用残/月平均出来高 | 1.27 倍 | 
| 公募数/月平均出来高 | 29.24 倍 | 
| 買い板 | 5万2千株 程度 | 
| 売り板 | 2万3千株 程度 | 
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り | 
出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業 績 | ○20年9月期会社予想(数値は前期比) 売上高:6.4%増 営業利益:12.7%増 経常利益:8.6%増 純利益:3.5%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が22%、利益が-3~10%程度。 | 
|---|---|
| 自 己 資 本 比 率 | 46.6 % | 
| 予想PSR(会社予想) | 0.40 倍 | 
| 予想PER(会社予想) | 21.80 倍 | 
| 実 績 P B R | 1.79 倍 | 
| R O E | 8.2 % | 
| 予 想 配 当 | 6 円 | 
| 配 当 利 回 り | 1.11 % | 
| 配 当 性 向 | 24.3 % | 
| 同業他社との比較 | PER:平均並み PBR:かなり割安か | 
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:クオカード(9月権利:額面は保有株数により異なる。
 200株保有だと3,000円相当。)
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 ○銘柄・POについて
 ・昨年8月に分売を行っており、その後12月に東証1部へ市場変更しています。
 筆頭株主であるクレアシオン・キャピタルからの売り出しとなっており、ベンチャーファンドのEXIT案件になるようです。ただ1月の高値圏から半値の状態で売り出す形となっており、ファンドとしては上手く売り抜けられなかった感じですね。○業績・指標 
 ・業績:近年の業績は順調に伸びています。今期は業績の伸びが鈍化するものの、増収増益は維持する見通し。ただ、1Q時点での進捗率が昨年よりかなり低いのが気になります。台風の影響により修繕サービスの稼働率低下や後ずれが生じている模様。コロナウイルスの影響は2Q以降に折り込まれると思いますが、ホテルや商業施設向けの需要が減少してないか気がかりですね。・指標:同業他社と比べてPERは平均並み、PBRはかなり割安となっています。 
 この価格帯では破格の株主優待が設定されていますが、買い支えの効果は思ったほどないようです。○見通し 
 ・需給動向:売出数は300万株、発行株ベースで33.3%程度と多め。月の平均出来高は10万株程度と、流動性の改善が必須です。1Q決算が悪かった事や2Q以降の見通しが不透明な事を考えると、短期的に株価の上昇は期待しづらい状態。現状では分が悪そうな印象です。優待目当てで欲しい場合でも、受渡日を過ぎてからの方が無難かと。・株価動向:昨年の分売時は750円前後でしたが、12月から1月にかけて急騰し、一時1,020円まで上昇。ただ、その後は市況悪化と悪い決算のダブルパンチとなり、現在は500円台前半まで下落しています。 
 直近の調子の悪さを見る限り、昨年4月以来の500円付近まで下落してもおかしく無さそうです。500円も割れるようだと、底値が探しづらくなるかもしれません。
価格決定日時点
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 ○値決め初日に売り出しの中止が発表されました。発表時から20%近く下落し、1月の高値からは6割近く下落しています。売出人がベンチャーファンドということもあり、さすがにこの下落率では保有株の処分を見送ったようです・・・
 とはいえ、いずれは出口を探す必要があるわけなので、再度売り出しなどの機会を模索する事になりそうですね。
実施結果
| 始 値 | – 円 ( – 円 ) | 
|---|---|
| 高 値 | – 円 ( – 円 ) | 
| 安 値 | – 円 ( – 円 ) | 
| 終 値 | – 円 ( – 円 ) | 
| 寄付出来高 | – 株 | 
| 寄付出来高/公募数 | – % | 
| 1日の出来高 | – 株 | 
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