- 20年1月7日、 コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 20年1月15日、 公募価格の決定
[コンフォリア・レジデンシャル投資法人]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282) |
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スポンサー | 東急不動産 |
投資先 | 主に東京圏の単身・小家族世帯向け賃貸住宅へ投資。東急不動産の都市型賃貸マンション「コンフォリア」が主要な投資先。 |
上 場 先 | 東証不動産 |
信 用 貸 借 区 分 | 貸借 |
業 種 | REIT |
銘柄データ
発 表 日 | 2020年1月7日 |
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公募・売出株数 | 公募:29,330 口 (OA:1,460 口) |
吸収金額(発表日時点) | 105.30 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 1月15日~1月20日 → 1月15日 |
受 渡 日 | 2月4日 |
PO実施の目的 | 特定資産の取得資金の一部に充当。 |
引受会社(主幹事) | みずほ証券(13,787口) SMBC日興証券(7,332口) |
引受会社(幹事) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(2,933口) 大和証券(2,639口) 野村證券(2,346口) SBI証券(293口) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 342,000 円 |
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仮 条 件 | – 2.5 % ~ – 5.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 346,000 円 |
公 募 価 格 | 332,338 円 |
割 引 率 | –2.50 %(予想分配金5,150円を控除) |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 1,600 株 |
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信用残/月平均出来高 | 0.03 倍 |
公募数/月平均出来高 | 18.87 倍 |
買い板 | 465 株程度 |
売り板 | 430 株程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建あり SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
1口あたりNAV | 248,256 円 |
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N A V 倍 率 | 1.34 倍 |
N O I 利 回 り | 5.15 % |
L T V | 49.12 % |
決 算 月 | 1月、7月 |
格 付 け | AA- (JCR) |
予 想 分 配 金(年 間) | 10,540 円 |
分 配 金 利 回 り | 3.17 % |
他REITとの比較 | NAV倍率:下位 NOI利回り:中位 LTV:下位 分配金利回り:下位 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄:昨年2月以来、1年ぶりの増資となります。
近年はいつもこの時期に増資が行われており、恒例行事という感じでしょうか。○指標:指標的にはあまりパッとせず。NAV倍率が1.4倍近くとなっており、去年以上に過熱感が出ている気もするんですが、上昇基調は継続しているので評価のしづらいところ。NOI利回りは5%超えていますが、住居型リートの中では下位のようです。
東急不動産がスポンサーで格付けはAA-を取得済み。近年の株価上昇で利回りは3%まで低下しており、ここから分配金目当てで買うのはしんどそうですね・・・○見通し
・需給動向:PO総数は29,330口、増資による希薄化比率は4.8%程度と前回の半分程度。貸借銘柄で、過去のPOでも安定して利益が出ています。現状の地合いはフラットという感じで、一定の利益を期待できるのではと見ています。ただ、株価の上昇具合はやや気がかりなため、中長期で手を出す場合は下がった所を待つべきかもしれませんが・・・・株価動向:2018年以降、長期で上昇基調が続いており、昨年10月には36.10万まで上昇。その後は上昇が一服し、現在は33万~35万のレンジ相場となっている模様。
利回りで逆算した株価は3.25%で32.43万となり、200日線付近の値と一致。この1年は26週線が支持線となっていますが、もう1つ下の200日線まで下がれば値頃感が出てきそうです。
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は1%弱上昇。公募価格は25日線より2.5%下に位置。
○信用状況:空売りはあまり入っていないようです。○見通し
・発表後に株価はやや上昇しました。公募価格は直近の安値と同水準になっており、権利落ちを考慮しても公募割れの可能性は低そうです。
現在のチャートは13週線と26週線に挟まれた状態になっており、下値は固いが上値も重いと言った感じ。市況はフラットな状態なので、利幅は権利取りなどの需給要因に左右されそうでしょうか。
実施結果
始 値 | 353,500 円 ( + 21,172 円 ) |
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高 値 | 354,500 円 ( + 22,172 円 ) |
安 値 | 345,500 円 ( + 13,172 円 ) |
終 値 | 346,000 円 ( + 13,672 円 ) |
寄付出来高 | 3,600 株 |
寄付出来高/公募数 | 11.69 % |
1日の出来高 | 9,203 株 |
- コメント
○前日比2,000円安で寄り付き、直後から売りに押されて34.55万円まで急落。その後はやや値を戻し、34万円台後半での値動きが続きました。結局34.6万円で引けています。○配当落ち後もそれほど下がる感じではなかったのですが、受渡日になって大きく下げてしまいました。とはいえ、引けで売っても4%超の利益が出る好成績となっています。好成績案件がこれだけ出るようだと、リートPOはますます取りづらくなりそうですね。。