- 20年1月7日、CREロジスティクスファンド投資法人(3487)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 20年1月15日、 公募価格の決定
[CREロジスティクスファンド投資法人]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | CREロジスティクスファンド投資法人(3487) |
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スポンサー | CRE |
投資先 | 主に首都圏を中心とした物流施設へ投資。 |
上 場 先 | 東証不動産 |
信 用 貸 借 区 分 | 貸借(1/9より売り禁) |
業 種 | REIT |
銘柄データ
発 表 日 | 2019年1月7日 |
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公募・売出株数 | 公募:88,000 口 (OA:4,400 口) |
吸収金額(発表日時点) | 117.04 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 1月15日~1月20日 → 1月15日 |
受 渡 日 | 1月22日~1月27日 → 1月22日 |
PO実施の目的 | 取得予定資産の取得資金の一部に充当。 |
引受会社(主幹事) | SMBC日興証券(52,800口) |
引受会社(幹事) | 野村證券(14,080口) みずほ証券(9,240口) 大和証券(8,800口) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(3,080口) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 133,000 円 |
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仮 条 件 | – 2.5 % ~ – 5.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 146,500 円 |
公 募 価 格 | 142,837 円 |
割 引 率 | –2.50 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 800 株 |
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信用残/月平均出来高 | 0.79 株 |
公募数/月平均出来高 | 109.59 倍 |
買い板 | 560 株程度 |
売り板 | 900 株程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
1口あたりNAV | 127,114 円 |
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N A V 倍 率 | 1.12 倍 |
N O I 利 回 り | 4.84 % |
L T V | 48.06 % |
決 算 月 | 6月、12月 |
格 付 け | なし |
予 想 分 配 金(年 間) | 6,303 円 |
分 配 金 利 回 り | 4.41 % |
他REITとの比較 | NAV倍率:中位 NOI利回り:下位 LTV:下位 分配金利回り:上位 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄:昨年7月以来、およそ半年ぶりの公募増資となります。
前回の増資後も、株価は順調に上昇しています。LTVが高いことも考慮すると、やはり増資に頼る感じになるようです。○指標:指標的には前回より悪化気味。NAV倍率、NOI利回りともに悪くなっています。分配金利回りは物流系リートの中でトップ。格付けをまだ取得できておらず、高利回りでカバーせざるを得ないようです。
LTVは引き続き50%近い状態。コンスタントに規模拡大するには、ハイペースで増資をする必要が出てきそうです。○見通し
需給動向:PO総数は88,000口、希薄化比率は33.9%程度と、前回の3倍近くの規模に。貸借銘柄ですが、すぐに売り禁となってしまいました。増資の規模や流動性などを考えると、現状では分が悪そう。直近でリートPOの案件が多数出ており、あえてこちらに申し込む必要性も薄そうですね。株価動向:前回の増資後も上昇基調は継続し、昨年10月に14.61万円の上場来高値を記録。ただ11月以降は上昇が一服し、現在は13万~14万のレンジで動いているようです。利回りで株価を逆算すると、5%で12.6万となっています。現在は26週線(13.2万円)が支持線となっていますが、200日線が12.5万円を通過していることを踏まえると、公募価格が12万円台後半となれば値頃感もでそうでしょうか。
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は10%上昇。公募価格は25日線より5%上に位置。
○信用状況:空売りは売り残ベースで1割程度入っているようです。○見通し
・売り禁となった後に株価は大きく吊り上がってしまい、今日は上場来高値を更新。他のリートPOは横ばいの中、CREロジだけ異様な値動きとなりました。
結果的に公募価格は14万円台前半となり、微妙な水準に・・・空売りはある程度入っているのですが、増資の規模や直近の上昇具合を踏まえると安心できる感じではないと思います。明日以降も株価の動向に注意する必要がありそうです。
実施結果
始 値 | 142,900 円 ( + 63 円 ) |
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高 値 | 142,900 円 ( + 63 円 ) |
安 値 | 140,700 円 ( – 2,137 円 ) |
終 値 | 142,100 円 ( – 737 円 ) |
寄付出来高 | 6,414 株 |
寄付出来高/公募数 | 7.29 % |
1日の出来高 | 22,372 株 |
- コメント
○前日比800円安で寄り付き、一旦14.1万を切る所まで売られた後は14.2万まで買い戻され、その後も14.2万前後で推移しました。結局14.21万円で引けています。○寄り付きはかろうじて公募価格を死守したものの、その後は若干の公募割れ水準で推移しました。やはり値決め前に吊り上がったせいで、一旦天井を付けてしまったようです。とはいえ安い所では買いも入っているので、公募価格は早期に回復できそうでしょうか?