PO[価格決定]:CREロジスティクスファンド投資法人(3487)

  • 19年6月27日、CREロジスティクスファンド投資法人(3487)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 19年7月8日、 公募価格が決定されました。

[CREロジスティクスファンド投資法人]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド CREロジスティクスファンド投資法人(3487)  
スポンサー CRE 
投資先 主に首都圏を中心とした物流施設へ投資。
上 場 先 東証不動産 
信 用 貸 借 区 分 貸借 
業 種 REIT  

銘柄データ

発 表 日 2019年6月27日 
公募・売出株数 公募:28,100 口 
(OA:2,810 口) 
吸収金額(発表日時点) 33.16 億 程度 
価 格 決 定 日 7月8日~7月11日 → 7月8日 
受 渡 日 7月17日~7月22日 → 7月17日 
PO実施の目的 取得予定資産の取得資金の一部に充当。
引受会社(主幹事) SMBC日興証券(17,563口) 
引受会社(幹事) 野村證券(3,653口) 
大和証券(3,231口) 
みずほ証券(2,810口) 
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(843口) 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 118,000 円 
仮 条 件 – 2.5 % ~ – 5.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 121,000 円 
公 募 価 格 117,975 円 
割 引 率 –2.50 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 730 株 
信用残/月平均出来高 0.33 株 
公募数/月平均出来高 38.34 倍 
買い板 250 株程度 
売り板 400 株程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→なし 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

1口あたりNAV 119,549 円 
N A V 倍 率 0.98 倍 
N O I 利 回 り 5.28 % 
L T V 47.90 % 
決 算 月 12月、6月 
格 付 け なし 
予 想 分 配 金(年 間) 6,019 円 
分 配 金 利 回 り 5.10 % 
他REITとの比較 NAV倍率:上位 
NOI利回り:中位 
LTV:下位
分配金利回り:上位 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄:CREロジは昨年2月に上場した、新しめのリートです。
    今回は上場後初の公募増資となります。
    上場時の価格は11万円でしたが、現在はその価格を7%上回っています。

    ○指標:指標的には良い感じです。NAV倍率は1倍前後で割高感もなく、NOI利回り、分配金利回りは5%を超えています。格付けは取得しておらず、積極的に利回りを求めるタイプのリートとなります。
    強いていえば、LTVが50%近くになっているのが懸念材料でしょうか?当面の規模拡大にあたっては、増資に頼らざるを得ないかもしれません。

    ○見通し
    需給動向:希薄化比率は12.1%程度。吸収金額は33億程度で、規模としてはやや小さめでしょうか。すでに貸借銘柄となっており、直近のREIT指数も堅調な値動きです。4月以降のリートPOで受渡日に公募割れしている案件はなく、今のところは参加方針で良さそうです。

    株価動向:昨年末に9.55万円まで下落した後は上昇基調となっています。直近で12万円を付けた辺りからはやや一服感も。利回りで株価を逆算すると、5.25%で11.46万、5.5%で10.94万となっています。13週線が11.5万円を通過しており、11万円台前半で値決めとなれば短期的な反発も期待できそうでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は2.5%上昇。公募価格は25日線付近に位置。
    ○信用状況:貸借残ベースだと、空売りはPO総数の7%弱入っているようです。

    ○見通し
    ・今日は前日比2%上昇してしまい、公募価格は発表日終値とほぼ同水準に・・・あまり値頃感がなく微妙な感じもしますが、直近のREIT指数は好調を維持。今のところ、派手な公募割れの可能性は低そうでしょうか。

    ・REIT指数は大台の2,000P寸前まで上昇するも、そこから1,971Pまで売られています。節目に再トライするか、一旦調整ムードになるかでPOの利幅も変わってきそうです。

実施結果

始 値 124,500 円 ( + 6,525 円 )
高 値 125,400 円 ( + 7,425 円 )
安 値 123,300 円 ( + 5,325 円 )
終 値 124,700 円 ( + 6,725 円 )
寄付出来高 5,198 株
寄付出来高/公募数 18.50 %
1日の出来高 10,755 株
  • コメント
    ○前日比1,100円高で寄り付き、一旦12.33万まで下落した後は買い戻される展開に。後場には12.5万円台を回復する場面もありました。結局12.47万円で引けています。

    ○期間中はREIT指数が年初来高値の更新を続け、CREロジも堅調な値動きとなりました。寄り付きでも5.5%の利益を出す好成績となっています。上値が重そうに見えたINVの方も上昇を続けており、リートPOの好調さはまだ続きそうです。

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