PO[価格決定]:コンフォリア・レジデンシャル投資法人 (3282)

  • 新年あけましておめでとうございます。本年も当サイトをよろしくお願い申し上げます。
  • 19年1月7日、 コンフォリア・レジデンシャル投資法人 (3282)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 19年1月16日、 公募価格が決定されました。

[コンフォリア・レジデンシャル投資法人 (3282)]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド コンフォリア・レジデンシャル投資法人 (3282) 
スポンサー 東急不動産 
投資先 主に東京圏の単身・小家族世帯向け賃貸住宅へ投資。東急不動産の都市型賃貸マンション「コンフォリア」が主要な投資先。
上 場 先 東証不動産 
信 用 貸 借 区 分 貸借 
業 種 REIT 

銘柄データ

発 表 日 2019年1月7日 
公募・売出株数 公募:51,270 口 
(OA:2,570 口) 
吸収金額(発表日時点) 147.79 億 程度 
価 格 決 定 日 1月16日~1月21日 → 1月16日 
受 渡 日 2月4日 
PO実施の目的 取得予定資産9物件のうち、3物件の取得資金の全部に充当。
残額については、第三者割当による新投資口発行の手取金と併せて、取得予定資産5物件の取得資金の一部に充当。
引受会社(主幹事) みずほ証券(18,972口) 
SMBC日興証券(10,092口) 
引受会社(幹事) 大和証券(4,037口) 
野村證券(3,633口) 
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(3,229口) 
SBI証券(404口) 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 274,500 円 
仮 条 件 – 2.5 % ~ – 5.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 285,100 円 
公 募 価 格 273,146 円(予想分配金4,950円を控除) 
割 引 率 –2.50 % 

信用データ

空 売 り / 公 募 数 5.44 %(1/16) →21.29 %(2/1)
月平均出来高(発表時) 1,820 株 
信用残/月平均出来高 0.06 株 
公募数/月平均出来高 29.50 倍 
買い板 410 株程度 
売り板 440 株程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→無し
SBI証券→無し 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

1口あたりNAV 237,159 円 
N A V 倍 率 1.15 倍 
N O I 利 回 り 4.94 % 
L T V 51.3 % 
決 算 月 1月、7月 
格 付 け AA- (JCR) 
予 想 分 配 金(年 間) 10,040円 
分 配 金 利 回 り 3.68 % 
他REITとの比較 NAV倍率:下位 
NOI利回り:中位 
LTV:下位
分配金利回り:下位 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:無し
  • コメント
    ○銘柄:前回のPOは昨年2月に行われており、ちょうど1年ぶりの増資となります。
    1月が決算月となっており、年1回のペースで増資が行われています。
    株価が堅調なためか、増資の規模は前回の倍以上ですね。

    ○指標:指標的にはあまりパッとせず。NAV倍率が1.2倍近くとなっており、株価にやや過熱感も。大手スポンサー系で格付けはAA-を取得済み。利回りは4%未満のため、高利回りより安定感を求めて投資するタイプのリートになります。

    ○見通し
    ・需給動向:増資による希薄化比率は9.2%程度。貸借銘柄で、過去のPOでも安定して利益が出ています。直近は株式市場の影響を受けてやや調整気味ですが、乱高下する株式市場に比べれば値動きは比較的マシなのではないかと見ています。

    ・株価動向:昨年12月末に29.47万まで上昇した後は調整基調に。12/25には200日線付近の26万まで急落しましたが、その後は27.45万まで戻しています。今のところ緩やかな上昇トレンドは維持しており、公募価格が26万辺りになれば受渡日でもプラスを維持できそうでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は3.86%下落。公募価格は発表日終値とあまり変わらない水準に・・・
    ○信用状況:空売りはあまり入ってないようです。

    ○見通し:期間中の地合いが良かったこともあり、公募増資を受けても逆行高となってしまいました。公募価格は発表日の終値とおおむね同水準となっており、微妙な感じではあります。とはいえ貸借銘柄ですし、配当落ち分も含めた値引きは1.2万程度となっています。受渡日で大きな公募割れとなる可能性は低そうでしょうか。
    直近では28.5万付近を25日線が通過しており、この辺が抵抗線となっているのが気がかりですね。28.5万での利回りが3.5%となっているのも意識されている感じでしょうか。このラインを上抜けできれば29万円台も見えてきますが、跳ね返された場合は調整する可能性も出てきそうです。

実施結果

始 値 289,100 円 ( + 15,954 円 )
高 値 293,400 円 ( + 20,254 円 )
安 値 288,100 円 ( + 14,954 円 )
終 値 291,000 円 ( + 17,854 円 )
寄付出来高 10,915 株
寄付出来高/公募数 20.27 %
1日の出来高 23,148 株
  • コメント:○前日比600円高で寄り付き、その後29.34万円まで上昇。後場の開始直後に28.81万円まで下落するも、すぐに切り返して再び29.3万円近くまで上昇しました。結局29.1万円で引けています。

    ○期間中はリートの地合いが絶好調となり、配当落ちを物ともせずに上昇していきました。寄り付きで処分しても5.8%の利益を叩き出しており、好成績のPOとなりました。

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