PO[価格決定]:シルバーライフ(9262)

  • 19年1月7日、 シルバーライフ(9262)の売出(PO)が発表されました。
  • 19年1月15日、 売出価格が決定されました。

[シルバーライフ]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド シルバーライフ(9262) 
上 場 先 東証マザーズ 
信 用 貸 借 区 分 信用 
業 種  小売業 
事 業 内 容 高齢者向け配食サービスのFCを展開。高齢者施設への食材配送や冷凍弁当のOEM販売も手がける。

POデータ

発 表 日 2019年1月7日 
公募・売出株数 売出:550,000 株 
(OA:82,500 株) 
吸収金額(発表日時点) 37.51億 程度 
価 格 決 定 日 1月15日~1月17日 → 1月15日 
受 渡 日 1月23日~1月25日 → 1月23日 
PO実施の目的 普通株式の分布状況の改善及び流動性の向上を目的とする。
引受会社(主幹事) みずほ証券(440,000株)
引受会社(幹事) 野村證券(55,000株)
SMBC日興証券(22,000株)
いちよし証券(11,000株)
岡三証券(11,000株)
丸三証券(11,000株)

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 5,930 円 
仮 条 件 – 4.0 % ~ – 6.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 4,820 円 
公 募 価 格 4,627 円 
割 引 率 –4.00 % 

信用データ

空 売 り / 公 募 数 – %(価格決定日) → – %(受渡日前日) 
月平均出来高(発表時) 84,000 株 
信用残/月平均出来高 2.32 倍 
公募数/月平均出来高 7.49 倍 
買い板 4万6千株 程度 
売り板 2万2千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→無し 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業 績 ○19年7月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:17.9%増 営業利益:14.7%増 
経常利益:9.1%増 純利益:7.4%増 
1Q決算時点での進捗度は売上高が24%、利益が29~30%程度。
自 己 資 本 比 率 77.8 % 
(経営レバレッジ:1.29 )
予想PSR(会社予想) 3.20 倍 
予想PER(会社予想) 52.53 倍 
実 績 P B R 7.69 倍 
R O E 14.6 % 
予 想 配 当 0 円 
配 当 利 回 り 0 % 
配 当 性 向 0 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:かなり割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・POについて:17年10月にマザーズ市場へ上場しています。
    市場変更が絡むわけでもなく、単純に社長さんからの売出となります。地合いがよい時なら分売でも捌けそうな案件ですが、今の状況では売出に回すしか無さそうな感じですね・・・
    将来的に1部昇格を目指す可能性はありますが、今回の売出で要件を満たすかどうかは微妙なところ。
    なお、売出と同時に新規工場の着工延期を発表しています。栃木県で20年に稼働予定とのことでしたが、着工延期で稼働時期も遅れることが予想され、株価にはネガティブな影響が出そうです。

    ○業績・指標:近年の業績は順調に伸びています。今期は4期連続増収増益の見通し。
    グロース株ということもあり、指標面では同業他社と比較して割高です。

    ○見通し
    ・需給動向:売出数は55万株、発行株ベースで12.03%。規模としてはそれほど大きい感じではありません。月の平均出来高も8万株程度有り、流動性はそこそこあります。ただ、値がさに加えてボラティリティが大きく、1日で上下300円は平気で動きます。地合いが悪化した場合、ディスカウント分は簡単に吹っ飛ぶ可能性もあり、ハイリスクハイリターンのPOとなりそうです。

    ・株価動向:昨年9月に7,380円の高値を付けた後に一旦4,000円付近まで調整しますが、そこから6,000円付近まで戻しています。ただ、今回の売出を受けて株価は再び下落しそうです。直近のチャートを見る限り、売出価格が4,000円を切るようなら公募割れのリスクを減らせる感じでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は18.7%下落。売出価格は200日線より下に位置。

    ○見通し:株価は調整が進みましたが、今日は4%近く吊り上がってしまい、売出価格は先週末の終値とあまり変わらない状態に。直近のレンジ下限が4,500円なのを考えると、売出価格4,627円は微妙な水準とも言えます。
    ファンダは悪くなく、地合いが普通なら持ち直しを期待したいところですが・・・今月は内外で波乱要素を抱えており、その辺のリスクを考慮すると見送った方が無難そうです。欲しい場合でも受け渡し後で十分な気がしますね。

実施結果

始 値 4,680 円 ( + 53 円 )
高 値 4,760 円 ( + 133 円 )
安 値 4,545 円 ( – 82 円 )
終 値 4,700 円 ( + 73 円 )
寄付出来高 24,600 株
寄付出来高/公募数 3.89 %
1日の出来高 115,200 株
  • コメント:○寄り付きは特買い気配となり、前日比85円高で取引開始。直後に4,760円の高値を付けた後4,545円まで一気に下げるも、その後は徐々に買い戻される展開に。後場は4,700円台を維持する形となりました。結局4,700円で引けています。

    ○昨日の時点で公募割れしており、今日は厳しい展開を予想していましたが・・・フタを開けてみるとまさかの特買い気配で公募価格を回復。寄り付き直後以外は堅調な値動きとなりました。ファンダ面はよいためか、思っていたより売り物が出なかった感じでしたね。

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