- 19年11月19日、 はごろもフーズ(2831)の立会外分売が発表されました。
- 19年11月25日、 分売価格の決定
[はごろもフーズ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | はごろもフーズ(2831) |
---|---|
上場先 | 東証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 食料品 |
事 業 内 容 | ツナ缶「シーチキン」の製造事業が主力。その他、「ポポロスパ」などのパスタ製造や果物の缶詰製造も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2019年11月19日 |
---|---|
分売株数 | 50,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.32 億程度 |
申込数量 | 上限 1,600 株 |
実施予定日 | 11月28日~12月5日 |
実施日 | 11月28日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性の向上のため |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,636 円 |
---|---|
実施前日終値 | 2,675 円 |
発表日からの騰落率 | +1.48 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.49 % |
分売価格 | 2,595 円 |
割引率 | –2.99 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 2,000 株 程度 |
---|---|
信用残/月平均出来高 | 0.60 倍 |
分売数/月平均出来高 | 25.00 倍 |
買い板 | 1万2千株 程度 |
売り板 | 6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:0.6%増 営業利益:21.8%増 経常利益:17.7%増 純利益:50.9%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が52%、利益が74~80%程度。 |
---|---|
自己資本比率 | 55.4 % |
会社予想PSR(今期) | 0.33 倍 |
会社予想PER(今期) | 16.28 倍 |
実績PBR | 0.87 倍 |
ROE | 5.4 % |
予想配当 | 36 円 |
配当利回り | 1.39 % |
配当性向 | 22.6 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:やや割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:3,000円相当の自社製品(3月、9月権利:500株以上保有で対象)
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年11月以来、およそ1年ぶりの分売となります。
会社の規模としては既に東証1部クラスなのですが、現在も2部に在籍中。市場変更の意図はないようです。前回は会長さんからの売出となっており、今回も同様でしょうか?○業績・指標
・業績:近年の業績は売上が横ばい傾向、利益については前期以降改善の傾向です。今期は2桁増益の見通し。・指標:同業他社と比べてPERが割高、PBRがやや割安となっています。これだけ過疎ってるわりにはPERが高いのが不思議ですが、優待効果などもあるでしょうか。
○見通し
・需給動向:分売数は5万株、発行株ベースで0.48%。分売数は少ないですが、月の平均出来高が2千株しかなく流動性に欠けます。ただ、前回・前々回ともに分売価格前後で膠着しており、意外に買い需要はあるようです。とはいえ短期での利益は見込めそうになく、リスクを取ってまで参加する必要も無さそうでしょうか・・・・株価動向:ここ2年の株価はおおむね2,600~2,800円のレンジ相場となっています。中長期のチャートで見ると緩やかな下落トレンドになっている気もしますが、レンジを崩すには至っていません。ということで、分売価格がレンジ下限の2,600円を下回るようなら値頃感も出てきそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は1.48%上昇。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は25日線より1%下に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は0.48万株。前回の時よりも流動性は改善していますが、やはり朝の気配を要確認となりそう。○見通し:【朝の気配次第、買いが多くなければ見送り】
・株価は調整が入らず、逆に上昇しました。ただ分売価格は25日線より下でレンジ下限の2,600円付近となっています。派手に割れる可能性は低そうですが、短期的には利益が出そうなイメージでもなく・・・参加は朝の気配を見てからの判断としますが、買いが多くなければ無理はしないと思います。
過去2回の結果を見る限り、欲しい場合は寄り付いてから判断しても間に合いそうでしょうか。
実施結果
始 値 | 2,610 円 ( + 15 円 ) |
---|---|
高 値 | 2,633 円 ( + 38 円 ) |
安 値 | 2,610 円 ( + 15 円 ) |
終 値 | 2,626 円 ( + 31 円 ) |
寄付出来高 | 15,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 30.00 % |
1日の出来高 | 40,100 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比65円安で取引開始。一旦2,633円まで上昇した後は2,620円付近で膠着する展開に。ただ大引けにかけては再び買い戻されていきました。結局2,626円で引けています。○寄り付きでは思ったほど下げず、その後も終日堅調な値動きが続きました。知名度が高いせいか、やはり一定の買い需要はあるようですね。