- 19年2月14日、Orchestra Holdings(6533)の立会外分売が発表されました。
- 19年2月28日、 分売価格が決定されました。
[Orchestra Holdings]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | Orchestra Holdings(6533) |
---|---|
上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 法人向けのデジタルマーケティング事業が主力。 |
分売データ
発表日 | 2019年2月14日 |
---|---|
分売株数 | 60,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 0.58 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 3月1日~3月8日 |
実施日 | 3月1日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 971 円 |
---|---|
実施前日終値 | 882 円 |
発表日からの騰落率 | –9.17 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.34 % |
分売価格 | 859 円 |
割引率 | –2.61 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 89,000 株 程度 |
---|---|
信用残/月平均出来高 | 5.06 倍 |
分売数/月平均出来高 | 0.67 倍 |
買い板 | 5万2千株 程度 |
売り板 | 7万5千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年12月期通期決算(数値は17年3月期比) 売上高:23.0%増 営業利益:30.0%増 経常利益:25.5%増 純利益:35.4%増 ○19年3月期会社予想(数値は前期比) |
---|---|
自己資本比率 | 41.1 % (経営レバレッジ:2.43 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.78 倍 |
会社予想PER(今期) | 18.91 倍 |
実績PBR | 6.67 倍 |
ROE | 35.3 % |
予想配当 | 6 円 |
配当利回り | 0.70 % |
配当性向 | 13.2 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
前回は昨年11月に分売を行っており、およそ3ヶ月ぶりの分売となります。
前回の分売直後に東証1部へ昇格しており、すぐに2部落ちするような状態ではないと思いますが・・・申し込み上限が100株となっているため、株主数を増やしておきたい意図があるのかも?○業績・指標
業績:近年の業績は順調に伸びています。前期は2桁増収増益を達成、今期も2桁増収増益の見通し。指標:同業他社と比較してまちまちですが、PERは比較的低いです。業績は順調に伸びていますが、株価は上昇基調を描かず、むしろ叩き売られる時もあります。ファンダ面だけでは説明が付かない値動きをすることがあり、先を見通すのが難しい銘柄ですね。
(成長性への期待値が高いせいかもしれませんが)○見通し
・需給動向:分売数は6万株、発行株ベースで0.7%と少なめ。月の平均出来高は9万株程度あり、分売の消化には問題なし。前々回は同程度の分売数で冴えない成績でしたが、前回は27万株の分売でかなりの好成績となっています。セオリー通りなら分売価格を割れる可能性は低いと思いますが、思わぬ値動きをする銘柄ということもあり、前日まで様子を見たいと思います。・株価動向:昨年11月以降だと、750~1,000円のレンジで動いているようです。決算を受けてどう動くか見極める必要がありますが、750円付近まで調整するようなら短期的なリバウンドも期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は9.17%下落。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は200日線付近に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は8.3万株。出来高が分売数を上回っており、流動性に問題なし。ただ、分売数が少ないのでハイカラはあまり入ってないかも?○見通し:決算発表直後に叩き売られたことで調整が進んだ形に。分売価格は今月の安値より30円程度上ですが、分売数が少ないことから割れる可能性は低そうです。ただ、米朝首脳会談が不発に終わったことで地合いが不安定になっており、参加の判断は海外市場の結果を見てからとします。無難にこなせば参加予定です。
決算発表後、株価は830~900円の間で動いています。短期・中期の平均線が900円前後に集中しており、900円を突破できれば上昇機運が生まれるかもしれません。
実施結果
始 値 | 884 円 ( + 25 円 ) |
---|---|
高 値 | 903 円 ( + 44 円 ) |
安 値 | 882 円 ( + 23 円 ) |
終 値 | 887 円 ( + 28 円 ) |
寄付出来高 | 40,600 株 |
寄付出来高/分売数 | 67.67 % |
1日の出来高 | 167,600 株 |
- コメント
○前日比2円高で寄り付き、9時半過ぎに903円まで上昇。ただその後は値を下げて再び890円台に戻る展開に。後場に入るとやや値を下げ、880円台で膠着する状態となりました。結局887円で引けています。○海外市場もあまり波乱はなく、寄り付きで処分しても一定の利益が出ました。ただ日経平均が好調だったわりには恩恵がなかったようで、後場に入ると逆に失速してしまいました。今日も900円に到達した所で跳ね返されており、この壁はなかなか厚いようです。