- 18年11月14日、Orchestra Holdings(6533)の立会外分売が発表されました。
- 18年11月29日、 分売価格が決定されました。
[Orchestra Holdings]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | Orchestra Holdings(6533) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 法人向けのデジタルマーケティング事業が主力。 |
分売データ
発表日 | 2018年11月14日 |
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分売株数 | 276,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 2.33 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 11月30日~12月4日 |
実施日 | 11月30日 |
分売実施の目的 | 平成30年9月14日付で「東京証券取引所本則市場(市場第一部又は市場第二部)への市場変更申請を行っており、市場第一部への市場変更における形式要件である株主数の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 845 円 |
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実施前日終値 | 796 円 |
発表日からの騰落率 | –5.80 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–2.09 % |
分売価格 | 776 円 |
割引率 | –2.51 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 45,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 10.93 倍 |
分売数/月平均出来高 | 6.03 倍 |
買い板 | 1万2千株 程度 |
売り板 | 4万5千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高:22.2%増 営業利益:22.1%増 経常利益:22.1%増 純利益:21.0%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が72%、利益が83~87%程度。 |
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自己資本比率 | 42.8 % (経営レバレッジ:2.34 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.92 倍 |
会社予想PER(今期) | 22.70 倍 |
実績PBR | 6.36 倍 |
ROE | 28.0 % |
予想配当 | 3 円 |
配当利回り | 0.39 % |
配当性向 | 8.8 % |
同業他社との比較 | PER:やや割安か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について:16年9月にマザーズへ上場しています。
当時の社名はデジタルアイデンティティでしたが、昨年3月末に持ち株会社の体制へ移行し、現在の社名となっています。
市場変更にあたっては株主数が不足しているようで、今回の分売で要件をクリアできるものと思われます。9月に市場変更申請済みとのことなので、早ければ来月中にも1部昇格となりそうです。○業績・指標:近年の業績は順調に伸びています。今期も2割の増収増益の見通し。
ただ、業績が伸びているわりにはPERが比較的低く、株価も上昇基調という感じではありません。思ったほど人気がない感じでしょうか。○見通し
・需給動向:分売数は27.6万株、発行株ベースで3.2%。月の平均出来高が4.5万株程度となっており、実施までにもう少し出来高が増えて欲しいところ。寄り付きで大損する案件では無さそうですが、業績のわりに株価の反応があまり良くないので、ザラ場で買い戻されるかは微妙かもしれません。
・株価動向:年初に1,144円の高値を付けた後は、700~1,050円のレンジで動いていりようです。レンジ下限の700円まで調整すると、その後の反発を期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:株価は発表日以降5.8%下落。今日は前日比2%下落。分売価格は25日線より下に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は15.33万株で流動性は改善傾向。出来高から見て、空売りはそこそこ入っているでしょうか。○見通し:分売数はそこそこありますが、流動性は改善しているため寄り付きで分売価格を割れる可能性は低そうでしょうか。利幅は朝の気配次第となりそうです。
700円ぐらいまで調整するとその後の見立てが簡単だったのですが、現在の株価水準は中途半端な位置にいる感じです。ただ11月以降は770円付近で下げ渋っており、この水準を割れなければ反発を期待できそうでしょうか。
審査がスムーズに進めば1部昇格は間近と思われ、その辺を見越した買いも期待できそうです。
実施結果
始 値 | 840 円 ( + 64 円 ) |
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高 値 | 882 円 ( + 106 円 ) |
安 値 | 815 円 ( + 39 円 ) |
終 値 | 840 円 ( + 64 円 ) |
寄付出来高 | 176,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 63.77 % |
1日の出来高 | 471,200 株 |
- コメント:○寄り付きは特買い気配となり、前日比44円高で取引開始。寄った後も買い戻される展開となり、11時頃に882円まで上昇。ただ後場に入ると失速し、830円台まで下落。引け間際にやや戻しますが、結局840円で引けています。
○空売りが結構入っていたためか、かなり高く寄る形となりました。1日の値動きとしては行って来いのチャートでしたが、分売数がそこそこ多かったわりには好成績となりました。