- 19年12月2日、レアジョブ(6096)の立会外分売が発表されました。
- 19年12月9日、 分売価格の決定
[レアジョブ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | レアジョブ(6096) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | オンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」を運営。遠隔方式によりフィリピン人講師と 1対1の英会話レッスンを提供。 |
分売データ
発表日 | 2019年12月2日 |
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分売株数 | 280,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 8.16 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 12月10日~12月13日 |
実施日 | 12月10日 |
分売実施の目的 | 東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めており、形式基準の充足のために株式の流動性向上及び株主増加並びに株式の分布状況の改善を図る。 ※12月5日を基準に1:2の株式分割が行われるため、株価などは分割を考慮した値となっています。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,915 円 |
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実施前日終値 | 2,635 円 |
発表日からの騰落率 | –9.61 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–5.42 % |
分売価格 | 2,555 円 |
割引率 | –3.04 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 369,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 0.52 倍 |
分売数/月平均出来高 | 0.76 倍 |
買い板 | 5万2千株 程度 |
売り板 | 11万4千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:23.6%増 営業利益:124.5%増 経常利益:106.6%増 純利益:60.5%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が46%、利益が45~59%程度。 |
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自己資本比率 | 46.3 % |
会社予想PSR(今期) | 5.37 倍 |
会社予想PER(今期) | 114.55 倍 |
実績PBR | 18.36 倍 |
ROE | 16.0 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:「レアジョブ英会話」に関するキャッシュバックチケット
(3月権利、上限10,000円分)
- コメント
○銘柄・分売について
・今年5月以来、およそ7カ月ぶりの分売となります。
前回は市場変更について触れていませんでしたが、今回は市場変更を意図していることが明記されています。今回も株主数を増やす目的があるようですが、現状では経常利益の要件を満たしていません。1部昇格は早くても来期以降と思われます。○業績・指標
・業績:17年3月期までは投資先行であまり稼げてない状態でしたが、18年3月期からは安定して利益が出るようになっています。前期は大幅な増収増益でした。2Q決算と同時に通期予想の上方修正を発表し、今期も大幅な増収増益の見通し。・指標:グロース株ということで、同業他社と比べてかなり割高です。
○見通し
・需給動向:分売数は28万株、発行株ベースで2.96%。分売数はそこそこありますが、月の平均出来高は37万株程度と流動性は豊富。ただ、その割りには板が薄く、ボラティリティが大きいです。加えて、直近1カ月で株価が2倍以上になっているのも懸念材料。前回は冴えない結果となっており、前日までに株価が調整しないと分が悪いかもしれません。・株価動向:5月の前回分売時は750円付近でしたが、そこからジリ高となり、先月の上方修正を受けて株価が急騰。現在の株価は2,900円付近となっており、5月の株価から4倍近くになっています。25日線からも50%以上乖離しており、分売実施までに調整しないと厳しいですね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は9.6%下落。今日は前日比5.4%下落。分売価格は25日線より20%上へ乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は29.05万株。流動性に問題はないですが・・・1日で5~10%乱高下する日が続いており、ボラが激しすぎますね。○見通し:【朝の気配次第、よほど買いが多くなければ見送り】
・発表後に株価は調整したものの、直近の急騰に比べれば十分とは言えない状態。分売価格は2,555円ですが、先週の安値が2,490円だったことを考えると安心できる水準ではないです。また、株式分割も終わって一旦出尽くし売りが出始めているのも懸念材料。
ということでハイリスクハイリターンとなりそうな案件ですが、ここ数日の変動率を見るとリスクが相当高まっているように思います。一応朝の気配を見ますが、買いが十分に入ってなければ無理はしないと思います。・2,500円辺りで下げ止まるようならまだ上昇の芽を期待できそうですが、ハッキリ割れるようだと下方向に沈む可能性もあり、注意が必要そうです。
実施結果
始 値 | 2,590 円 ( + 35 円 ) |
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高 値 | 2,655 円 ( + 80 円 ) |
安 値 | 2,535 円 ( – 20 円 ) |
終 値 | 2,600 円 ( + 45 円 ) |
寄付出来高 | 102,400 株 |
寄付出来高/分売数 | 36.57 % |
1日の出来高 | 469,400 株 |
- コメント
○前日比45円安で寄り付き、その後はジリジリと下げてしまい、前場はおおむね2,550円前後で推移。後場に入ると買い戻しが入り、14時過ぎに2,655円まで上昇。その後も2,600円台を維持しました。結局2,600円で引けています。○寄り付きは意外に高い感じでしたが、売りに押されて一時は分売価格を割れてしまいました。ただ上値が重かったのは前場だけで、後場に入ると順調に買い戻されました。やはりボラが大きいので、上下に振られる展開でしたね。