立会外分売[価格決定]:レアジョブ(6096)

  • 19年5月22日、レアジョブ(6096)の立会外分売が発表されました。
  • 19年5月30日、 分売価格が決定されました。

[レアジョブ]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド レアジョブ(6096) 
上場先 東証マザーズ 
信用貸借区分 信用 
業種 サービス業 
事 業 内 容 オンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」を運営。遠隔方式によりフィリピン人講師と 1対1の英会話レッスンを提供。

分売データ

発表日 2019年5月22日 
分売株数 90,000 株 → 180,000 株 
吸収金額(発表日時点) 1.88 億程度 
申込数量 上限 100 株 → 200株 
実施予定日 5月31日~6月6日 
実施日 5月31日 
分売実施の目的 一定数量の売却意向があり会社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。
※5月末を基準に1:2の株式分割が行われるため、株価などは分割を考慮した値となっています。

株価・分売価格など

発表日終値 2087.5 円 
実施前日終値 1,750 円 
発表日からの騰落率 –16.17 % 
実施2日前
からの騰落率
–4.11 % 
分売価格 1,697 円 
割引率 –3.03 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 181,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 0.83 倍 
分売数/月平均出来高 0.50 倍 
買い板 5万5千株 程度 
売り板 6万4千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○19年3月期通期決算(数値は18年3月期比) 
売上高:22.6%増 営業利益:36.9%増 
経常利益:87.9%増 純利益:192.7%増 

○20年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:20.9%増 営業利益:68.4%増 
経常利益:47.6%増 純利益:4.3%増 

自己資本比率 53.1%  
会社予想PSR(今期) 1.82 倍 
会社予想PER(今期) 59.78 倍 
実績PBR 5.80 倍 
ROE 9.7 % 
予想配当 0 円 
配当利回り 0 % 
配当性向 0 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:「レアジョブ英会話」に関するキャッシュバックチケット
    (3月権利、上限10,000円分)
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    ・14年6月にマザーズへ上場しています。
    申し込み上限が100株となっていることから株主数を増やす意図はありそうですが、経常利益などの要件を満たしておらず、当面1部昇格の可能性は低そうです。

    ○業績・指標
    ・業績:17年3月期までは投資先行であまり稼げてない状態でしたが、18年3月期からは安定して利益が出るようになっています。前期は大幅な増収増益でした。今期は純利益を除いて2桁増収増益の見通し。

    ・指標:グロース株ということで、同業他社と比べて割高です。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は9万株、発行株ベースで1.91%。分売数は少なく、月の平均出来高は9万株程度と流動性は十分。ただ今期予想を受けて直近の株価が急騰しており、過熱感が見られます。割高の値がさ株でボラティリティも大きく、ハイリスク・ハイリターンの分売となりそうです。ザラ場で調子が悪いと、分売のディスカウントは平気で吹っ飛ぶかもしれません。

    ・株価動向:2月までは1,000円を切る水準でしたが、そこから急ピッチで上昇しており、現在の株価は4倍近くになっています。25日線からも30%以上乖離しており、分売実施までに少しでも調整して欲しいところです・・・

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は16%下落。今日は前日比4%下落。分売価格は25日線から4%上に乖離。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は16.63万株。流動性は改善しており、出来高は十分そう。ただ今日は4%下げていますが、ハイカラの在庫はなかったようです。直近の急騰による調整色が強く、明日買い戻される感じとなるかは読みづらいですね。

    ○見通し:【明日朝の気配次第、買いが相当多くなければ見送り】
    ・発表後は株価が16%下落しましたが、すんなり初日実施となりました。
    ただ、直近の上昇分を打ち消すには至らず、分売価格は25日線より上の状態に。調整が進んだとはいえ、分売価格が底値となるかは微妙なところ。またハイカラの在庫はなかったようで、寄り付きは思ったほど買いが入らない可能性も?
    加えて、実際の分売数は18万株であることが発覚し、発行株ベースで3.8%と規模がやや大きいことが分かりました。流動性は問題無さそうですが、割高でボラも大きく、即売りが多くなることも予想されます。一応朝の気配を見ますが、リスクが高そうなので無理はしないと思います。

    ・直近で調整しているとはいえ、PERは60倍前後と割高です。25日線が1,630円、65日線が1,365円を通過していますが、少なくとも25日線付近まで調整しないと中長期目線でエントリーするのは難しい感じでしょうか。

実施結果

始 値 1,700 円 ( + 3 円 )
高 値 1,700 円 ( + 3 円 )
安 値 1,622 円 ( – 75 円 )
終 値 1,622 円 ( – 75 円 )
寄付出来高 46,800 株
寄付出来高/分売数 26.00 %
1日の出来高 237,100 株
  • コメント
    ○寄り付きは特売り気配となり、前日比50円安で取引開始。前場は1,680~1,700円で推移しましたが、後場になると徐々に値を下げ、大引け間際には1,620円台まで急落しました。結局1,622円の安値引けで取引を終えています。

    ○ハイカラが無くしんどい寄り付きでしたが、かろうじて分売価格より上を維持。しかし、その後は徐々に値を崩してしまい、結局寄り天井の安値引けに・・・結果的には25日線まで下落する形となりました。直近のチャートを見る限り、13週線の1,400円付近までは調整しても不思議ではなく、もう少し様子を見る必要がありそうです。

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