- 19年5月23日、積水ハウス・リート投資法人(3309)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 19年6月3日、 分売価格が決定されました。
[積水ハウス・リート投資法人]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 積水ハウス・リート投資法人(3309) |
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スポンサー | 積水ハウス |
投資先 | 東京圏の住居や三大都市圏のオフィスビルを中心に投資。その他、商業施設・ホテル等への投資も行う。 |
上 場 先 | 東証不動産 |
信 用 貸 借 区 分 | 貸借 |
業 種 | REIT |
銘柄データ
発 表 日 | 2019年5月23日 |
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公募・売出株数 | 国内公募:371,356 口 海外公募:130,144 口 (OA:25,075 口) |
吸収金額(発表日時点) | 国内:327.06億 程度 海外:107.37億 程度 |
価 格 決 定 日 | 6月3日~6月6日 → 6月3日 |
受 渡 日 | 6月11日~6月14日 → 6月11日 |
PO実施の目的 | 取得を予定している特定資産の取得資金の一部に充当する予定。 |
引受会社(主幹事) | 野村證券 みずほ証券 SMBC日興証券 |
引受会社(幹事) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大和証券 |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 82,500 円 |
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仮 条 件 | – 2.5 % ~ – 5.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | – 円 |
公 募 価 格 | – 円 |
割 引 率 | – % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 9,100 株 |
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信用残/月平均出来高 | 0.14 株 |
公募数/月平均出来高 | 43.53 倍 |
買い板 | 1,900 株程度 |
売り板 | 4,000 株程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建あり SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
1口あたりNAV | 78,822 円 |
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N A V 倍 率 | 0.97 倍 |
N O I 利 回 り | 4.38 % |
L T V | 44.28 % |
決 算 月 | 10月、4月 |
格 付 け | AA (JCR) |
予 想 分 配 金(年 間) | 3,200 円 |
分 配 金 利 回 り | 4.18 % |
他REITとの比較 | NAV倍率:中位 NOI利回り:下位 LTV:中位 分配金利回り:下位 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄
・17年5月以来、およそ2年ぶりの公募増資となります。
元々はオフィス系のリートでしたが、昨年に積水ハウス・レジデンシャル投資法人を吸収合併しており、現在は総合系リートに変わっています。○指標
指標面ではそれほど見るべき所はありません。NOI利回りは4%台前半、分配金利回りは4%を切っています。ただ大手スポンサー系で格付けAA-を取得しており、安心感は感じられます。LTVは40%台前半となっており、成長余地もまだ残されています。○見通し
需給動向:希薄化比率は14%程度。吸収金額は海外含めて434億となり、今年のリートPOでは最も大きい規模となります。ただ今回からは貸借銘柄となっており、REIT指数の地合いも好調です。直近のリートPOも軒並み好成績となっており、今のところ特に懸念材料はなさそうでしょうか。株価動向:昨年は6.5万~7.5万のレンジ相場でしたが、今年以降は上昇基調となり、現在は8万円台前半で推移しています。年初以降は13週線が支持線となっており、現在は8.1万円付近を通過しています。この水準を下回る状態で値決めとなれば理想的でしょうか。
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は4.8%下落。公募価格は26週線付近に位置し、25日線から6.7%下へ乖離。
○信用状況:貸借残ベースだと、空売りはPO総数の2%弱入っているようです。○見通し:指数が横ばいだったためか、積水ハウスRも横ばいの状態が続いていましたが、先週金曜と今日の2日で5%近く下落しました。公募価格は2月以来の安値となっており、まずまずの水準と思われます。25日線からもかなり乖離しているため、現時点で派手な公募割れの可能性は低いと思いますが・・・REIT指数が下げ基調となっているのは気になります。今日の時点では1,900P前後で踏み止まっていますが、これが1,880P(13週線付近)を切ってくるようだと本格的な調整となる可能性もありそう。先月下旬までのアゲアゲ相場とは雰囲気が変わっているので、注意が必要かもしれません。
実施結果
始 値 | 77,400 円 ( + 863 円 ) |
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高 値 | 78,500 円 ( + 1,963 円 ) |
安 値 | 77,400 円 ( + 863 円 ) |
終 値 | 78,200 円 ( + 1,663 円 ) |
寄付出来高 | 104,646 株 |
寄付出来高/公募数 | 26.40 % |
1日の出来高 | 204,789 株 |
- コメント
○前日比400円安で寄り付き、その後は徐々に買い戻されて後場に7.85万円まで上昇。大引けにかけても7.8万円台を維持しました。結局7.82万円で引けています。○値決め直後は指数の動きが悪いこともあって微妙でしたが、その後は比較的堅調な値動きとなりました。とはいえ、寄り付きで1%程度の利益なので成績としては微妙でした。
直近は26週線が支持線となっており、このラインを維持できればそのうち上昇を期待できそうでしょうか。