- 18年5月25日、清和中央ホールディングス(7531)の立会外分売が発表されました。
- 18年5月31日、 分売価格が決定されました。
[清和中央ホールディングス]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 清和中央ホールディングス(7531) |
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上場先 | JASDAQスタンダード |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | 鉄鋼の専門商社。2008年に清和鋼業と中央鋼材が経営統合し、持ち株会社体制に移行。 |
分売データ
発表日 | 2018年5月25日 |
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分売株数 | 30,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.74 億程度 |
申込数量 | 上限 300 株 |
実施予定日 | 6月1日~6月7日 |
実施日 | 6月1日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 5,810 円 |
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実施前日終値 | 5,810 円 |
発表日からの騰落率 | ± 0 % |
実施2日前 からの騰落率 |
± 0 % |
分売価格 | 5,635 円 |
割引率 | –3.01 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 300 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 2.33 倍 |
分売数/月平均出来高 | 100.00 倍 |
買い板 | 0 株 |
売り板 | 300 株 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高:7.9%増 営業利益:31.1%減 経常利益:28.8%減 純利益:30.0%減 1Q決算時点での進捗度は売上高が24%、利益が43~46%程度。 |
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自己資本比率 | 40.0 % (経営レバレッジ:2.46 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.45 倍 |
会社予想PER(今期) | 33.95 倍 |
実績PBR | 1.66 倍 |
ROE | 4.9 % |
予想配当 | 40 円 |
配当利回り | 0.71 % |
配当性向 | 24.1 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高 PBR:かなり割高 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント
○銘柄・分売について:前回は2013年12月に分売が行われており、およそ4年半ぶりの分売となります。前回は分売価格11,834円に対し当日の始値が10,400円となり、約12%の損失を出すという伝説的な分売でした・・・
株主数や出来高がかなり少なく、東証2部への変更も難しい状態です。株主数を増やすような施策も特段行ってないようなので、今後も市場変更の可能性は低そうですね。○業績・指標:前期までは業績が回復傾向でしたが、今期は一転して大幅減益の見込み。また、配当も減配の見通しとなっています。
指標面では同業他社に比べてかなり割高です・・・古くからある事業なので普通ここまで乖離することは少ないと思うのですが、ある意味珍しいですね。○見通し:分売数は3万株と一見少ないのですが・・・流動性が全くない状態です。出来高は1千株あれば多い方で、取引が全くない日も結構あります。加えて、買い板ゼロ、売り板も300株のみとなっており、板がスカスカ過ぎますね・・・酷いと800円近く動く日もあります。
前回はとんでもない損失を出していますし、ファンダ面でもいまいちな感じ。無理して申し込むような銘柄ではなく、今回は当然見送りとなりそうです。(後学のために注目しておこうとは思いますが)
一応株価に触れておくと、1月に8,510円の高値を付けてから26週線付近まで下落しています。ただ、これは決算発表を受けての下落と思われるので、調整しきったかどうかは微妙なところですね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は動きませんでした。というか、28日に100株売買があっただけです・・・分売価格は一応26週線を下回る水準です。○見通し:実施前日に至っても出来高はゼロ。買い板は4,810円に1枚あるだけ。この状態だと3%値引きがあってもほとんど意味無いですね・・・この間のセコム上信越の分売より酷い状態です。考えるまでもなくスルー案件となります。
明日の見所としては、いくらで寄り付くかと約定数がどの程度になるか・・・という辺りでしょうか。投資する気は全く起きませんが、ネタ分売としては楽しめそうかと。
実施結果
始 値 | 5,310 円 ( – 325 円 ) |
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高 値 | 5,310 円 ( – 325 円 ) |
安 値 | 5,020 円 ( – 615 円 ) |
終 値 | 5,030 円 ( – 605 円 ) |
寄付出来高 | 1,900 株 |
寄付出来高/分売数 | 6.33 % |
1日の出来高 | 6,300 株 |
- コメント:○寄り付きは特売り気配となり、9時12分に5,310円でようやく取引成立。その後は値を下げていき、9時半頃には5,000円台に突入。前場引け間際に5,250円まで戻す場面もありましたが、後場に入ると再び5,000円台に。その後は上昇することもなく、結局5,030円で引けています。
○寄り付き前の成行買いは500株程度しか無く、8時過ぎの時点で危険な状態でしたね・・・9時頃の合致点は4,900円付近だったので下手するとストップ安まで行くかと思いましたが、援護のような買いが入った結果、意外と高く寄り付きました。
その後は案の定というかダラダラ下げる展開になり、5,000円付近まで下げてます。○寄り付きでの損失は32,500円(-5.77%)となり、文句なしで今年のワースト成績でした。さらに引けで売った場合は6万円近くの損失に・・・分売でこれだけの損失が出るのはきついですね。
なお、前回の分売後に株価はずっと下落基調となり、上昇トレンドへ反転するまで2年半近くかかりました。今回も分売の売りを消化するには相当の時間を要しそうです。