- 18年5月15日、 ユニオンツール(6278)の立会外分売が発表されました。
- 18年6月1日、 分売の中止が発表されました。
[ユニオンツール]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ユニオンツール(6278) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 機械 |
事 業 内 容 | 産業用切削工具の製造・販売が主力。電子回路基板用超硬ドリル(PCBドリル)が主力製品。 |
分売データ
発表日 | 2018年5月15日 |
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分売株数 | 620,100 株 |
吸収金額(発表日時点) | 26.54 億程度 |
申込数量 | 上限 2,000 株 |
実施予定日 | 6月4日~6月7日 |
実施日 | 中止 |
分売実施の目的 | 株式の流動性および株式分布状況の改善を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 4,280 円 |
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実施前日終値 | 3,735 円 |
発表日からの騰落率 | –12.73 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–2.73 % |
分売価格 | – 円 |
割引率 | – % |
信用データ
空売り/分売数 | 21.87 % |
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月平均出来高(発表時) | 35,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 0.61 倍 |
分売数/月平均出来高 | 14.66 倍 |
買い板 | 3万株 程度 |
売り板 | 4万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→15日売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高:5.7%増 営業利益:12.2%増 経常利益:12.9%増 純利益:16.7%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が24%、利益が22~23%程度。 |
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自己資本比率 | 91.4 % (経営レバレッジ:1.09 ) |
会社予想PSR(今期) | 3.63 倍 |
会社予想PER(今期) | 23.85 倍 |
実績PBR | 1.44 倍 |
ROE | 6.0 % |
予想配当 | 60 円 |
配当利回り | 1.40 % |
配当性向 | 33.4 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:新潟県産米5kg(6月権利:100株以上を6ヶ月以上継続保有の株主が対象)
- コメント
○銘柄・分売について:ユニオンツールはPCBドリルで世界シェアトップ(3割)の企業です。分売を行う銘柄の中では、企業としての規模が結構大きい方ですね。時価総額も890億程度あります。
分売数を見る限り、創業者系からの売出でしょうか。○業績・指標:16年12月期は減益でしたが、前期からは業績が回復基調です。今期は2桁増益の見通し。有利子負債は無く、自己資本比率91%と盤石な財務を誇ります。反面、ROEは6%台と低めです。
指標面では同業他社と比べてPERが割高、PBRが割安という感じです。○見通し:分売数は約62万株、発行株ベースでは3%弱です。月の平均出来高が4.2万株程度となっており、分売を消化できるかどうかは微妙な感じが・・・貸借銘柄ということで、その辺をカバーできるかが損益の分かれ目になりそうです。
株価は2月に4,590円の高値を付けてから下落基調が続いていましたが、先日の1Q決算発表を機に株価が持ち直し、現在は4,300円付近で推移。ちょっと加熱している感もあるので、26週線の4,000円付近まで調整してくれるといいのですが。
なお、チャートを見ると長いローソク足や髭が多い感じです。ボラティリティが大きいようなので、その点にも注意が必要そうです。
実施前日時点
- コメント
○なんと分売は中止になってしまいました・・・アイティメディア、ヒップに続く中止となり、この2週間で3つの中止案件が出たことになります。近年だと中止になるケースは年1~2回あるかどうか?という感じなので、これだけ中止が出るのは異常なペースとも言えます。
発表日から株価は12.7%下落しており、やや下げすぎた感があるのも事実だと思います。ただ、この程度の下げだと初日で実施されるケースも多いため、中止となるかどうかを見極めるのは難しいですね。○週明けは株価が戻る展開になりそうです。どのくらい戻るかは読みづらいですが、POが中止になった青森銀行のケースだと、翌営業日の寄り付きで16%近く上昇したようです。(この時の株不足は20万株程度) 今回は15万株程度の株不足となっているため、10~15%程度戻る感じでしょうか?一時的な事象なので、時間が経てば株価は発表前の水準に戻っていくものと思われます。
実施結果
始 値 | – 円 ( – 円 ) |
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高 値 | – 円 ( – 円 ) |
安 値 | – 円 ( – 円 ) |
終 値 | – 円 ( – 円 ) |
寄付出来高 | – 株 |
寄付出来高/分売数 | – % |
1日の出来高 | – 株 |
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