- 18年4月27日、アイティメディア(2148)の立会外分売が発表されました。
- 18年5月18日、 分売の中止が発表されました。
[アイティメディア]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | アイティメディア(2148) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | ネット専業メディアを運営。ソフトバンク系。代表的なサイトは「Itmedia」「ねとらぼ」など。自社メディアへの登録会員情報を元に購入見込み客の情報を提供するリードジェン事業も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2018年4月27日 |
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分売株数 | 784,800 株 |
吸収金額(発表日時点) | 5.64 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 5月21日~5月23日 |
実施日 | 中止 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うもの。なお、すでに東京証券取引所第一部への市場変更の申請を行っている。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 719 円 |
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実施前日終値 | – 円 |
発表日からの騰落率 | – % |
実施2日前 からの騰落率 |
– % |
分売価格 | – 円 |
割引率 | – % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 226,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 1.98 倍 |
分売数/月平均出来高 | 3.47 倍 |
買い板 | 13万6千株 程度 |
売り板 | 7万9千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:7.8%増 営業利益:11.3%増 当期利益:11.5%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が68%、利益が63%程度。 ※会計方式はIFRSを採用。 |
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自己資本比率 | 85.6% (経営レバレッジ:1.21 ) |
会社予想PER(今期) | 26.36 倍 |
実績PBR | 2.93 倍 |
ROE | 11.1 % |
予想配当 | 10 円 |
配当利回り | 1.39 % |
配当性向 | 36.7 % |
同業他社との比較 | PER:やや割高か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント
○銘柄・分売について:アイティメディアは「Itmedia」「ねとらぼ」のネットメディアを手がける会社です。ヤフーが分売数と同数の78.48万株を保有していることから、今回の売出人になるものと思われます。
パッと見た感じでは既に1部昇格の要件をクリアしています。東証への申請も済んでいることから、近いうちに1部行きが実現しそうです。○業績・指標:近年の業績はおおむね堅調に伸びています。「ねとらぼ」のPVが大きく伸びるなどで増収に貢献し、今期は2桁の増益見込み。
同業他社より業績がいいこともあってか、指標面ではやや割高なようです。○見通し:分売数は78.48万株、発行株ベースでは3.90%とやや多め。最近1ヶ月の平均出来高は22万株程度ですが、何も材料がない日は10万株を切ることも多く、分売を捌けるかどうかは微妙な感じも。前日まで様子を見ることになりそうです。
ここ1年の株価は600円~750円のレンジで動いています。何か材料が出ると急上昇する時があるのですが、持続せず元のレンジに収束する感じ。ただ、材料がない時期はボラティリティが小さいので、その点は安心感がありそうです。
なお、5月のGW開けに前期決算が発表されるため、内容によっては株価動向が大きく変わる可能性があります。その点には注意が必要そうです。
実施前日時点
- コメント
○なんと分売は直前で中止になってしまいました・・・
理由は不明ですが、アイティメディアは昨日上場承認された銘柄の株式を保有していたようです。その事が重要事実として引っ掛かった可能性があるのかもしれません。
(ヒップと同様に決算発表をまたぐ分売でしたが、こちらは決算発表から10日以上経過していました。重要事実の発表から10日を過ぎれば分売は実施可能なため、決算による中止はおそらくないと見ています。→重要事実の発表から10営業日を過ぎないと分売が出来ないようでした。ただ、最終日の23日であれば分売は出来たようなので、やはり決算発表が影響していた可能性は低そうです。)ただ、分売数の多さにしてはそんなに下落していなかったり、そもそも分売なしでも1部昇格が見込めそうな状態だったりと、振り返ってみれば色々謎な点もあった印象です。
ヒップの分売も最終日まで持ち越しの可能性が強くなっており、今までとは違ってすんなり行かない感じになっていますね。
実施結果
始 値 | – 円 ( – 円 ) |
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高 値 | – 円 ( – 円 ) |
安 値 | – 円 ( – 円 ) |
終 値 | – 円 ( – 円 ) |
寄付出来高 | – 株 |
寄付出来高/分売数 | – % |
1日の出来高 | – 株 |
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