PO[価格決定]:ユニゾホールディングス(3258)

  • 18年5月8日、  ユニゾホールディングス(3258)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 18年5月16日、 公募価格が決定されました。

[ユニゾホールディングス]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド  ユニゾホールディングス(3258) 
上 場 先 東証1部 
信 用 貸 借 区 分 貸借(5/11より売り禁) 
業 種   不動産業 
事 業 内 容 オフィスビルの賃貸事業が主力。保有物件は東京都内が中心。「ホテルユニゾ」などのビジネスホテルも運営。 

POデータ

発 表 日 2018年5月7日 
公募・売出株数 公募(新株発行):4,957,000 株 
(OA:743,000 株) 
吸収金額(発表日時点) 149.85億 程度 
価 格 決 定 日 5月16日~5月21日 → 5月16日 
受 渡 日 5月24日~5月29日 → 5月24日 
PO実施の目的 平成30年度に計画しているオフィスビル取得資金及びホテル取得・建築資金の一部に充当予定。 
引受会社(主幹事) みずほ証券(1,492,400株) 
引受会社(幹事) SMBC日興証券(1,040,900株) 
大和証券(1,040,900株) 
野村證券(669,100株) 
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(446,100株) 
東洋証券(223,000株) 
岡三証券(44,600株) 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 2,629 円 
仮 条 件 – 3.0 % ~ – 5.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 2,226 円 
公 募 価 格 2,159 円 
割 引 率 –3.01 % 

信用データ

空 売 り / 公 募 数 8.46 %(5/16) → 11.00 %(5/23) 
月平均出来高(発表時) 195,000 株 
信用残/月平均出来高 2.95 倍 
公募数/月平均出来高 29.11 倍 
買い板 18万7千株 程度 
売り板 30万1千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→長期売建有り 
SBI証券→15日売建有り 

出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業 績 ○18年3月期通期決算(数値は17年3月期比) 
売上高:32.5%増 営業利益:27.3%増 
経常利益:9.6%増 純利益:28.2%増

○19年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:15.9%増 営業利益:13.8%増 
経常利益:6.9%増 純利益:11.9%増  

自 己 資 本 比 率 11.7 % 
(経営レバレッジ:8.56 )
予想PER(会社予想) 7.78 倍 
実 績 P B R 0.85 倍 
R O E 11.0 % 
予 想 配 当 80 円 
配 当 利 回 り 3.71 % 
配 当 性 向 24.0 % 
同業他社との比較 PER:割安か PBR:割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:UCギフトカード、ホテル・ゴルフ場共通株主優待券(3月権利:券面・枚数などは保有株数に応じる)
  • コメント
    ○銘柄・POについて:前回は昨年7月に増資が行われており、およそ10ヶ月ぶりのPOとなります。これで3年連続の増資ですね・・・株式数はこの2年で1千万株以上増える形になっています。

    ○業績・指標:近年の業績は順調に伸びています。前期は経常利益を除いて2桁の増収増益を達成。今期も経常利益以外は2桁の増収増益見通しとなっています。
    指標面ではPERが10倍を切る水準となっており、同業他社に比べて割安です。
    気になる点としては、自己資本比率が10%程度という点でしょうか。不動産業は元々自己資本比率の低いセクターですが、その点を差し引いても10%しかないのは低いと思います。有利子負債も多く、規模拡大にあたっては増資に頼らざるを得ない感じのようです。

    ○見通し:希薄度は20%で前回と同じです。過去2回はいずれも期間中に売り禁となり、微妙な成績でした。今回も発表日に貸株注意喚起が出ており、売り禁になる可能性が考えられます。とりあえず、価格決定日まで様子見となりそうです。
    なお、希薄度を元に逆算すると、株価は2,100円ぐらいまで下がる可能性も。その辺まで下がるようであれば、その後の反発を期待できるかもしれません。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は15.3%下落。公募価格は年初来安値を下回っています。
    ○信用状況:早々に売り禁となってしまいましたが、空売りは多少入っているようです。

    ○見通し:公募価格は希薄化を考慮した株価に近い水準となりました。直近では2,200円付近が支持線となっており、この状態を維持できれば前回と似た感じの成績になりそうでしょうか。ただ、売り禁なので信用売りの増加は期待できません。地合いが悪化すると崩れる可能性もあり、注意が必要そうです。

実施結果

始 値 2,187 円 ( + 28 円 )
高 値 2,196 円 ( + 37 円 )
安 値 2,153 円 ( – 6 円 )
終 値 2,159 円 ( ± 0 円 )
寄付出来高 1,329,000 株
寄付出来高/公募数 23.32 %
1日の出来高 2,626,300 株
  • コメント:○前日と同値で寄り付き、その後は上下しながらも徐々に下げる展開に。結局2,159円で引けています。

    ○売り禁だったことに加え、地合いが悪かったことも重なってイマイチな感じになりました。ただ、大きな公募割れはなかったのでその点は良かったと思います。

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