- 18年3月1日、セコム上信越(4342)の立会外分売が発表されました。
- 18年3月7日、 分売価格が決定されました。
[セコム上信越]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | セコム上信越(4342) |
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上場先 | 東証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | セコムグループの地域会社。新潟・群馬・長野が事業エリア。 |
分売データ
発表日 | 2018年3月1日 |
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分売株数 | 524,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 22.11 億程度 |
申込数量 | 上限 10,000 株 |
実施予定日 | 3月8日~3月13日 |
実施日 | 3月8日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 4,220 円(発表日の3/1は出来高0のため、2/28の終値を引用) |
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実施前日終値 | 4,100 円 |
発表日からの騰落率 | –2.84 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.24 % |
分売価格 | 4,018 円 |
割引率 | –2.00 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 3,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 0.63 倍 |
分売数/月平均出来高 | 174.67 倍 |
買い板 | 12,000 株 程度 |
売り板 | 2,800 株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:1.1%増 営業利益:0.2%増 経常利益:0.9%増 純利益:0.9%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が75%、利益が75%程度。 |
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自己資本比率 | 86.6% (経営レバレッジ:1.15 ) |
会社予想PER(今期) | 16.97 倍 |
実績PBR | 1.15 倍 |
ROE | 6.8 % |
予想配当 | 80 円 |
配当利回り | 1.99 % |
配当性向 | 33.8 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント
○銘柄・分売について:セコム上信越はセコムのグループ子会社です。
親会社も上場しているため、親子上場の形になっています。
株主数を増やせば1部昇格できそうな気もしますが、分売の申し込み上限が1万株となっていることから、株主数を増やす意図はないようです・・・○業績・指標:近年の業績は横ばい傾向です。今期も微増に留まる見通し。セコム本体に比べると成長性に欠けますね。
指標面では同業他社と比較して割安です。ただセコム本体がPER20倍なので、親子上場であることを考慮するとおおむね妥当な水準といった感じも。○見通し:平均出来高が3千株なのに対し、分売数が54万株・・・過疎株にもかかわらず、どう見ても売出数が過剰です。値がさ株で板もスカスカなため、少し出来高が増えるとボラティリティが増加し、数百円は平気で動きます。
短期・中長期のどちらでもリスクが高いため、無難に見送りとなりそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2.8%程度下落。今日は前日比でさほど変わらず。○参加判断:値がさ、過疎株、渋い値引きと悪条件が重なりすぎています。しかも今日の最良買い気配は4,020円となっており、これと分売価格を比較すると値引きはほぼ無いことに・・・このまま実施されれば分売割れすることが濃厚なので、やはり見送りとなりそうです。
ただ、ここまで条件が酷いとどういう値動きになるか興味はあるので、後学のために監視しておきたいと思います。
実施結果
始 値 | 3,820 円 ( – 198 円 ) |
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高 値 | 3,870 円 ( – 148 円 ) |
安 値 | 3,780 円 ( – 238 円 ) |
終 値 | 3,835 円 ( – 213 円 ) |
寄付出来高 | 9,900 株 |
寄付出来高/分売数 | 1.98 % |
1日の出来高 | 37,200 株 |
- コメント:○寄り付き前は特別売り気配になり、前日比280円安の3,820円でスタート。ただ、ザラ場では比較的落ち着いた状態となり、3,820~3,870円での値動きとなりました。
○やはりというか、大きく分売割れする結果となってしまいました。分売数52.4万株に対し、約定は25.08万株。約半数近くが売れ残りました・・・寄り付きでの損失率は5%近く、損失額も約2万円となり、ともに今年の分売でワーストです。
ただ、この酷い条件でも半数近くが売れてるので、いずれ再度の分売があるのかも。