立会外分売[価格決定]:日本エマージェンシーアシスタンス (6063)

  • 17年5月25日、日本エマージェンシーアシスタンス (JASDAQ:6063)の立会外分売が発表されました。
  • 17年6月1日、分売価格が決定しました。

[日本エマージェンシーアシスタンス]の詳細・分析

分売銘柄データ

銘 柄 日本エマージェンシーアシスタンス(EAJ) 発表日 2017年5月25日
銘柄コード 6063 分売株数 50,000 株
上場先 JASDAQ
スタンダード
吸収金額
(発表日時点)
0.71 億程度
信用貸借区分 信用 申込数量 上限 500 株
業種  サービス業 実施日 6月2日

株価・分売価格など

発表日終値 1,412 円 実施2日前
からの騰落率
-0.35 %
実施前日終値 1,421 円 分売価格 1,385 円
発表日からの
騰落率
0.63 % 割引率 -2.53 %

信用データ

発表日貸株残 – 株 推定空売り数 – 株
実施前日
貸株残
– 株 空売り/分売数 – %

各種指標など

会社予想PER 43.21 倍 予想配当 5 円
実績PBR 4.91 倍 配当利回り 0.36 %
ROE 11.4 % 配当性向 15.6 %
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コメント

発表日時点
  • 事業内容:海外渡航・滞在の日本人、および日本に渡航・滞在の外国人へ医療機関の手配等を行う医療アシスタンス事業が主力。他にクレジットカード会員向けのライフアシスタンス事業も手がける。
  • 業績:17年12月期1Qは前期比80%近くの大幅減益。2Qも前期比で60%減益予想だが、通期では20%の増益予想。2Q予想時点での進捗率は20%前後と厳しい感じです。
  • 指標:同業他社と比較してかなり割高。
  • 自己資本比率:30.6% (財務レバレッジ:3.31)
  • 株主優待:無し
  • 出来高:1万株あるかないか。材料が出ると出来高急増しますが、それ以外では数千株の日が多いです。
  • 板:買いが1万7千株、売りが2万2千株程度。
  • 半年間のチャート:安値圏よりやや上、75日移動平均線のやや下辺りに位置。
  • 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
  • 分売実施の目的:株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため
  • 評価:良(一定の利益は出る見込みか)
  • コメント:今回の分売は5万株と少なく上限も500株となっていることから、市場変更を目的としたものではなさそうです。
    この銘柄は材料が出た時に短期筋の取引が集中する印象があります。
    今期2Qまでの業績予想があまり良くないのが気がかりですが、何か材料が出れば急騰する可能性は秘めていると思います。
    なお、板の割りには出来高が少なく流動性に欠ける感じですが、先日のメディアスHDが似たような状態で好成績を挙げました。
    地合いが好調のようなので、一定の利益が出る事を期待したいです。
実施前日時点
  • 評価:可(割れる可能性は低いが、利幅は明日の気配次第か)
  • コメント:発表日以降、それほど大きな値動きはありませんでした。
    今日もほとんど下がる事はなく、HYPER空売りも余っている状態でした。
    売りの買い戻しは思ったほど期待できそうにないので、明日朝に買いが入るかどうかが決め手となりそうです。
    ただ、分売数が少ない事から、分売価格を割れる可能性は低いと見ています。

実施結果

始値 1,414 円
( +29 円 )
寄付出来高 23,600 株
高値 1,459 円
( +74 円 )
寄付出来高/
分売数
47.20 %
安値 1,412 円
( +27 円 )
1日の出来高 58,200 株
終値 1,420 円
( +35 円 )
  • コメント:寄り付きは昨日の終値(1,421円)より若干安いところで始まり、その後1,459円まで急上昇。
    ただ、すぐに利益確定の売りに押される展開となり、また1,420円付近まで急降下。
    その後は1,420円~1,440円のレンジ内での値動きとなりましたが、引けにかけてまた利益確定の売りが入り、結局1,420円で取引を終えました。
    寄り付きすぐの上昇以外、買いが強いと見受けられる場面はなかった印象です。
    やはり、この銘柄は材料が出るまでは我慢という感じがします。
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