- 17年5月24日、日工 (6306)の立会外分売が発表されました。
- 17年5月29日、分売価格が決定しました。
[日工]の詳細・分析
分売銘柄データ
銘 柄 | 日工 | 発表日 | 2017年5月24日 |
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銘柄コード | 6306 | 分売株数 | 53,700 株 |
上場先 | 東証1部 | 吸収金額 (発表日時点) |
1.16 億程度 |
信用貸借区分 | 貸借 | 申込数量 | 上限 500 株 |
業種 | 機械 | 実施予定日 | 5月31日~6月2日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,168 円 | 実施2日前 からの騰落率 |
-0.42 % |
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実施前日終値 | 2,119 円 | 分売価格 | 2,077 円 |
発表日からの 騰落率 |
-2.26 % | 割引率 | -1.98 % |
信用データ
発表日貸株残 | 7,700 株 | 推定空売り数 | 10,800 株 |
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実施前日 貸株残 |
10,800 株 | 空売り/分売数 | 20.11 % |
各種指標など
会社予想PER | 10.82 倍 | 予想配当 | 55 円 |
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実績PBR | 0.55 倍 | 配当利回り | 2.65 % |
ROE | 5.1 % | 配当性向 | 28.7 % |
コメント
発表日時点
- 事業内容:アスファルトやコンクリートのプラントメーカー。アスファルトのプラントは国内シェア首位。
- 業績:17年3月期は営業利益・経常利益が前期比約20%増となるも、前期に計上していた海外提携会社の持ち分売却益が無くなったため、純利益は30%近くの減益。
18年3月期は5%程度の増収、10%前後の増益を予想。 - 指標:同業他社と比較して市場平均並み。
- 株主優待:無し
- 出来高:1ヶ月平均で7千株程度。
- 板:買いが5千株程度、売りが1万株程度。スカスカです。
- 半年間のチャート:高値圏よりやや下の位置か。
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→長期売建有り SBI→無し
- 分売実施の目的:株式の分布状況改善および流動性向上の為。
- 評価:良(割れる可能性は低そう、信用状況次第で一定の利益は出る見込みか)
- コメント:出来高が少ないのと板が薄いのが気になるところですが、貸借銘柄である事と分売数が少ない事から、割れる可能性は低いと見ています。売りが順調に増えれば、カワニシHDのように一定の利益は見込めそうです。
ただ、最近の分売人気の中では5万株だと配分を期待できそうにないですが・・・
実施前日時点
- 評価:良(一定の利益は出る見込みか)
- コメント:発表日以降、株価は2%程度下げる形になりました。今日は日銀のETF買いの影響で後場から上昇してしまい、それほど下がりませんでした。
空売りはある程度入っているようなので、問題なく参加できそうです。
この銘柄も貸借銘柄ですが、今回は5万3千株程度なので需給が悪化する可能性は低いと見ています。
実施結果
始値 | 2,140 円 ( + 63 円 ) |
寄付出来高 | 27,300 株 |
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高値 | 2,147 円 ( + 70 円 ) |
寄付出来高/ 分売数 |
50.84 % |
安値 | 2,100 円 ( + 23 円 ) |
1日の出来高 | 64,900 株 |
終値 | 2,104 円 ( + 27 円 ) |
- コメント:空売りの返済に加えて物色買いも入ったようで、前日終値より20円高い値で寄り付きました。
ただ、利益確定の売りに押されてしまい、すぐに前日終値付近まで下げてしまいました。
その後は前場が引けるまで持ちこたえていましたが、後場に入った段階で売りが強まり、さらに下げる展開に。
結局、安値引けに近い状態で今日の取引を終えました。
同時に行われたバンドー化学と同様、ザラ場で強い買いが入った感じはありません。
何か材料がないと、地合いに左右される展開になるのかもしれません。