- 17年5月19日、 LITALICO (6187)の立会外分売が発表されました。
- 17年5月29日、分売価格が決定しました。
[LITALICO]の詳細・分析
分売銘柄データ
銘 柄 | LITALICO | 発表日 | 2017年5月19日 |
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銘柄コード | 6187 | 分売株数 | 455,000 株 |
上場先 | 東証1部 | 吸収金額 (発表日時点) |
7.83 億程度 |
信用貸借区分 | 貸借 | 申込数量 | 上限 1,000 株 |
業種 | サービス業 | 実施日 | 5月30日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,721 円 | 実施2日前 からの騰落率 |
-4.69 % |
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実施前日終値 | 1,667 円 | 分売価格 | 1,633 円 |
発表日からの 騰落率 |
-3.18 % | 割引率 | -2.04 % |
信用データ
発表日貸株残 | 392,100 株 | 推定空売り数 | 88,900 株 |
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実施前日 貸株残 |
481,000 株 | 空売り/分売数 | 19.54 % |
各種指標など
会社予想PER | 55.68 倍 | 予想配当 | 0 円 |
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実績PBR | 16.33 倍 | 配当利回り | 0 % |
ROE | 29.3 % | 配当性向 | 0 % |
コメント
発表日時点
- 事業内容:障がい者就労支援と発達障がい児教育の事業が主力。
- 業績:17年3月期は売上高~経常利益まで前期比20%増、純利益は40%増。18年3月期もおおむね20%前後の増収増益を予想。
- 指標:グロース株とはいえ、かなり割高です。
- 株主優待:無し
- 出来高:1ヶ月の平均で10万株程度。物色されると30万株を超える日も。
- 板:売り買いともに4万5千株程度。
- 半年間のチャート:高値圏に近づいている感じです。
- 一般信用売り取扱:無し
- 分売実施の目的:株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため
- 評価:可(一定の利益が出る可能性はあるが、状況次第で割れる可能性も多少有り)
- コメント:昨年の12月以来の分売となります。
今年3月に東証1部への昇格は済ませているため、今回は株主数を増やすためか、もしくは単に大株主による売出の可能性もあります。
前回の分売は8万株前後の売出だったのですが、株数が少ないにもかかわらず寄り天井となり、引けは分売価格寸前まで売り込まれました。
また、今回も前回と同様に売り長の状態です。
おそらく実施日で利益が出る時間帯はあると思うのですが、割高で貸借と言う点を考えると、下げる場面も想定しておく必要がある気がします。
実施前日時点
- 評価:様子見(明日朝の気配次第)
- コメント:発表日から3%程度、先週金曜からは4.7%程度下げる形となりました。
今日だけでかなり売り込まれた形なので、本来なら買い戻しを期待したいところです。
ただ、似たケースだったシュッピン、テーオーシーがいずれも冴えない値動きとなり、積極的には行きづらい感じとなっています。
加えて、指標がかなり割高なのでバリュー目的の買いも期待できそうにありません。
明日朝の気配次第で判断したいですが、あまり無理する必要はない気もしています・・・
実施結果
始値 | 1,637 円 ( + 4 円 ) |
寄付出来高 | 143,600 株 |
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高値 | 1,689 円 ( + 56 円 ) |
寄付出来高/ 分売数 |
31.56 % |
安値 | 1,629 円 ( – 4 円 ) |
1日の出来高 | 566,500 株 |
終値 | 1,684 円 ( + 51 円 ) |
- コメント:昨日のテーオーシーに続いて、朝8時過ぎの気配が微妙な感じとなっていました。
案の定というか9時前には分売価格付近まで下がってしまい、何とか4円プラスで寄り付きました。
その後は分売価格の前後でもみ合いが続き、前場は1,646円で引けました。
ところが、後場になると突然謎の急上昇を始めました。一気に昨日の終値を超えていき、1,689円の高値を付けました。その後は売り買い交錯する形となりましたが、結局高値に近い状態で引けました。
後で分かったのですが、後場から日銀のETF買付があったらしく、TOPIXの急反発と合わせて東証1部銘柄全体が上昇する形となったようです。
今日の出来高だけで分売数は消化しているのですが、今日の買い戻しは特殊要因によるところが大きく、明日以降どうなるかは何とも言えないところです・・・