PO[価格決定]:SOSiLA物流リート投資法人 (2979)

  • 20年11月13日、 SOSiLA物流リート投資法人 (2979)の公募増資(PO)が発表されました。
  • 20年11月24日、 分売価格の決定

[SOSiLA物流リート投資法人]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド SOSiLA物流リート投資法人 (2979)  
スポンサー 住友商事 
投資先 住友商事が開発する物流施設「SOSiLA」へ重点的に投資。関東・関西エリアへの投資比率を7割以上とする方針。
上 場 先 東証不動産 
信 用 貸 借 区 分 信用 
業 種 REIT 

銘柄データ

発 表 日 2020年11月13日 
公募・売出株数 公募:92,700 口(国内:70,800 口 海外:21,900 口) 
(OA:4,635 口) 
吸収金額(発表日時点) 129.75 億 程度 
価 格 決 定 日 11月24日~11月30日 → 11月24日 
受 渡 日 12月2日~12月7日 → 12月2日 
PO実施の目的 取得予定資産(物流施設2件)の取得資金の一部に充当。
引受会社(主幹事) SMBC日興証券(42,480口) 
大和証券(17,700口) 
みずほ証券(5,664口) 
引受会社(幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(3,540口) 
野村證券(1,416口) 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 133,300 円 
仮 条 件 – 2.5 % ~ – 5.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 123,600 円 
公 募 価 格 118,206 円(予想分配金2,363円を控除) 
割 引 率 –2.50 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 1,700 口 
信用残/月平均出来高 0.61 倍 
公募数/月平均出来高 56.95 倍 
買い板 700 株程度 
売り板 1,100 株程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→長期売建あり 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

1口あたりNAV 109,962 円 
N A V 倍 率 1.07 倍 
N O I 利 回 り 4.95 % 
L T V 37.02 % 
決 算 月 11月、5月 
格 付 け A+ (JCR) 
予 想 分 配 金(年 間) 4,929 円 
分 配 金 利 回 り 4.17 % 
他REITとの比較 NAV倍率:下位 
NOI利回り:中位 
LTV:上位 
分配金利回り:下位 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄:昨年12月にリート市場へ上場しています。上場後1年で初回の公募増資を迎える形となりました。

    ○指標:物流系ということで買われてきており、NAV倍率を見ても割安感はありません。ただ利回りは物流系の中だと上位に位置しており、その点で投資対象として一考の余地はありそうです。スポンサーは大手の住商ということで、シングルAながら格付けをすでに取得済みです。

    ○見通し:
    ・需給動向:PO総数は92,700口、発行株ベースで18.9%程度。月の平均出来高は1,700口程度で、流動性の改善は必須。権利落ちを跨ぐため、実質5,500円程度のディスカウントとなりそうですが、それなりの調整がないと分が悪いかもしれません。
    新型コロナワクチンの明るいニュースが出る一方、直近は感染者が急増しており、相場は好材料と悪材料が綱引きしている感じです。リートの銘柄選別にもどう影響するか判断が難しいところですが、値決め直前まで様子を見たいと思います。

    ・株価動向:3月下旬に8.3万円まで下落した後は上昇基調に。8月に15.68万円の上場来高値を記録。その後は調整に入り、現在は13万円台前半に位置しています。
    利回りから逆算した株価は4%で12.32万円、4.25%で11.59万円となっています。短期・中期では下落トレンドに入っており、あまり地合いは良くない状況です。公募価格は11万円台ぐらいまで下げてほしいところですが、どうなるでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は7%下落。公募価格は25日線より11%下に位置。

    ○見通し
    ・株価は調整が進み、12万円台前半の水準で値決めとなりました。
    公募価格は11.82万円となり、6月以来の安値となる水準です。5月以降、12万円を割ったのは6月12日の1日しかなく、値ごろ感のある水準だと思います。派手に割れる可能性は低いと見ていますが、下落基調は続いており好成績を期待しづらい状況です。公募価格前後まで下げる可能性は想定しておいた方が良さそうでしょうか。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/公募数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
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