- 20年11月10日、 エネクス・インフラ投資法人 (9286)の公募増資(PO)が発表されました。
- 20年11月24日、 公募価格の決定
[エネクス・インフラ投資法人]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | エネクス・インフラ投資法人 (9286) |
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スポンサー | 伊藤忠エネクス、三井住友信託銀行、 マーキュリアインベストメント、マイオーラグループ |
投資先 | 主に国内の太陽光発電所へ投資。 |
上 場 先 | 東証インフラ |
信 用 貸 借 区 分 | 信用 |
業 種 | インフラファンド |
銘柄データ
発 表 日 | 2020年11月10日 |
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公募・売出株数 | 国内公募:220,050 口 海外公募:24,950 口 (OA:12,250 口) |
吸収金額(発表日時点) | 国内:243.22 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 11月24日~11月25日 → 11月24日 |
受 渡 日 | 12月2日 |
PO実施の目的 | 取得を予定している特定資産(太陽光発電所)の取得資金の一部に充当する予定。 |
引受会社(主幹事) | SMBC日興証券(144,653口) みずほ証券(63,351口) |
引受会社(幹事) | SBI証券(1,583口) 岡三証券(1,583口) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 105,100 円 |
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仮 条 件 | – 5.0 % ~ – 10.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 103,200 円 |
公 募 価 格 | 88,452 円(予想分配金6,000円を控除) |
割 引 率 | –9.00 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 390 株 |
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信用残/月平均出来高 | 3.02 株 |
公募数/月平均出来高 | 589.59 倍 |
買い板 | 1,300 株程度 |
売り板 | 1,000 株程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
1口あたりNAV | – 円 |
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N A V 倍 率 | – 倍 |
N O I 利 回 り | – % |
L T V | 55.55 % |
決 算 月 | 11月 |
格 付 け | A (JCR) |
予 想 分 配 金(年 間) | 6,000 円 |
分 配 金 利 回 り | 6.78 % |
他ファンドとの比較 | 分配金利回り:中位 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄:昨年2月にインフラファンド市場へ上場しています。
上場後初の公募増資ですが、メガソーラー発電所の取得を目的として、いきなり発行株の2倍以上となる規模で増資を行うようです。これにより、時価総額も市場トップを争う規模まで増えることになります。規模拡大を目指すのはいいのですが、株価への反応が気になるところです。○指標:利回りは5%台後半で、インフラファンドの中では中位近辺です。スポンサーが大手ということもあり、格付けはシングルAを取得済み。ただ、分配金のうち半分程度は利益超過分配となっている点には注意が必要かもしれません。
○見通し
・需給動向:国内PO総数は220,050口、発行株ベースで253%程度。海外分を含めた希薄化比率は280.2%で、近年のリート・インフラファンドの増資では最大の規模となります。月の平均出来高は390口程度で、公募の規模と比べれば流動性は圧倒的に不足している状態。権利月を跨ぐので6,000円のディスカウントが上乗せされますが、現状では公募割れしなければ御の字、受渡日は公募割れ濃厚という感じですかね。
年1回の分配なので権利取りの動きが出る可能性はありますが・・・・株価動向:3月に7.31万円まで下落するも、そこから上昇基調に転換。先月下旬には10.77万円まで上昇し、現在は10万円台半ばに位置しています。
利回りから逆算した株価は6%で10万円、6.25%で9.6万円となっています。中長期の平均線が9.5万~9.75万円を通過していることから、少なくとも公募価格が9万円台後半ぐらいにならないと厳しそうですね。
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は1.8%下落。公募価格は25日線より15%下に位置。○見通し
・発表後は10万円付近で下げ渋る形となり、今日終日強い動きで上昇し、10.32万円で値決めとなりました。伊藤忠アドバンスRの時と同様、微妙な値動きでした・・・
公募価格はなんと9%引きの8.84万円となりました。仮条件の下限に近く、人気がなかったようです。分配金6,000円も控除されるため、合わせて15,000円近くのディスカウントとなります。
これだけ値引きがあれば何とかなるのか、人気の無さがネガティブ視されるのか難しいところですが・・・同様に仮条件の上限で決まらなかった伊藤忠アドバンスRが大きく公募割れしていることもあり、現状ではやはり分が悪いと見ています。
欲しい場合でも受渡日過ぎてからの方が無難かと思いますが、9%引きの条件はここ数年でも最も高い値引き率となっています。今後の試金石にもなりそうなので、損益がどうなるか受渡日まで注目したいと思います。
実施結果
始 値 | – 円 ( – 円 ) |
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高 値 | – 円 ( – 円 ) |
安 値 | – 円 ( – 円 ) |
終 値 | – 円 ( – 円 ) |
寄付出来高 | – 株 |
寄付出来高/公募数 | – % |
1日の出来高 | – 株 |
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