立会外分売[価格決定]:テノ.ホールディングス(7037)

  • 20年10月30日、テノ.ホールディングス(7037) の立会外分売が発表されました。
  • 20年11月9日、 分売価格の決定

[テノ.ホールディングス]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド テノ.ホールディングス(7037)  
上場先 東証マザーズ、福証Q-Board 
(11/12より東証1部・福証1部へ市場変更) 
信用貸借区分 信用 
業種 サービス業 
事 業 内 容 公的保育事業(認可保育所の運営)と受託保育事業(企業内保育所の運営)が主力。認可保育所は首都圏、企業内保育所は九州を軸に展開。

分売データ

発表日 2020年10月30日 
分売株数 214,300 株 
吸収金額(発表日時点) 2.53 億程度 
申込数量 上限 200 株 
実施予定日 11月10日~11月11日 
実施日 11月10日 
分売実施の目的 2020 年 11 月 12 日をもって、上場市場を東京証券取引所マ
ザーズ市場から東京証券取引所市場第一部、福岡証券取引所Q-Board市場から福岡証券取引所本則市場へ市場変更。
今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件を充足することを目的として行うとともに株式の分布状況の改善及び流動性向上を目的とする。

株価・分売価格など

発表日終値 1,180 円 
実施前日終値 1,447 円 
発表日からの騰落率 +22.63 % 
実施2日前
からの騰落率
+3.73 % 
分売価格 1,411 円 
割引率 –7.17 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 97,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 2.11 倍 
分売数/月平均出来高 2.19 倍 
買い板 2万1千株 程度 
売り板 1万3千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○20年12月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:7.7%増 営業利益:23.1%増 
経常利益:26.1%増 純利益:26.0%増 
2Q決算時点での進捗度は売上高が49%、利益が58%程度。
自己資本比率 32.1 % 
会社予想PSR(今期) 0.61 倍 
会社予想PER(今期) 18.15 倍 
実績PBR 3.28 倍 
ROE 18.1 % 
予想配当 8.2 円 
配当利回り 0.58 % 
配当性向 10.5 % 
同業他社との比較 PER:平均並み PBR:かなり割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    昨年7月以来、およそ1年3か月ぶりの分売となります。
    前回の分売も市場変更を意図した分売でしたが、それから1年以上経って1部昇格となりました。市場変更にあたっては株主数が不足しており、今回の分売で要件をクリアできる見込みとなります。

    ○業績・指標
    ・業績:近年の業績は順調に伸びています。今期も増収、2桁増益の見通し。コロナウイルスの影響は軽微なようで、8月に通期予想の上方修正を出しています。

    ・指標:同業他社と比べてPERは平均並み、PBRは割高となっています。グロース株という点を考えると、まだ買えそうな水準でしょうか。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は21.43万株、発行株ベースでは4.60%と多め。月の平均出来高は9.7万株程度で、流動性はそこそこあります。1部昇格を受けてPTSの株価は上昇しています。あまり吊り上がりすぎると分が悪くなるため、前日まで様子見となりそうです。

    ・株価動向:7月までは600円台で推移するも、通期予想の上方修正を受けて8月以降は株価が急騰。10月に1,800円を超えましたが、その後は新興市況の悪化を受けて株価が急落。現在は1,100円台後半で推移しています。
    1,225円以下で決まれば面白そうですが、PTSを見る限り難しそうですね。。どの辺まで上昇するか様子を見たいと思います。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は22.5%上昇。今日は前日比3.7%上昇。分売価格は25日線より7%下に位置。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は23.49万株。買い板は増えており流動性も十分ですが、前日に吊り上がっているのが不安要素。ハイカラが入っているかは朝の気配を確認する必要がありそうです。

    ○見通し:【朝の気配次第、買いが少ないようなら見送り】
    ・発表後に株価が22%上昇したところで、分売実施となります。
    分売価格は1,400円台前半となり、今日の安値より高いのが微妙なところです。直近のチャートは1,400円を割ると比較的早く戻る印象ですが、安いところでは1,350円まで下げてる場面があり、分売価格が底値とは言いづらい状態ですね。
    また、今日は好地合いということもあって株価が上昇しており、分売前日の条件としてはあまり良くありません。一応朝の気配を見た上での判断とし、買いが少ないようなら見送りとします。ただ相場はリスクオンムードなので、売り一巡後に上昇する可能性はありそうでしょうか。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/分売数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
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