- 20年11月5日、OCHIホールディングス(3166)の立会外分売が発表されました。
- 20年11月11日、 分売価格の決定
[OCHIホールディングス]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | OCHIホールディングス(3166) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | 住宅建材・設備の専門商社。地盤の九州を筆頭に、西日本エリアで強い。 |
分売データ
発表日 | 2020年11月5日 |
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分売株数 | 300,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 5.13 億程度 |
申込数量 | 上限 3,000 株 |
実施予定日 | 11月12日~11月17日 |
実施日 | 11月12日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,711 円 |
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実施前日終値 | 1,393 円 |
発表日からの騰落率 | –18.59 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–5.17 % |
分売価格 | 1,352 円 |
割引率 | –2.94 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 2,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 0.23 倍 |
分売数/月平均出来高 | 136.36 倍 |
買い板 | 8千株 程度 |
売り板 | 3万4千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→1日売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○21年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:6.0%減 営業利益:41.1%減 経常利益:40.4%減 純利益:18.0%減 2Q決算時点での進捗度は売上高が48%、利益が47~71%程度。 |
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自己資本比率 | 29.0 % |
会社予想PSR(今期) | 1.88 倍 |
会社予想PER(今期) | 15.05 倍 |
実績PBR | 1.14 倍 |
ROE | 7.6 % |
予想配当 | 27 円 |
配当利回り | 2.00 % |
配当性向 | 30.0 % |
同業他社との比較 | PER:やや割高か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:2,000円相当のクオカード(3月権利)
- コメント
○銘柄・分売について
・OCHIホールディングスは建材の卸売りをメインとする会社です。
大株主一覧を見る限り、創業家による放出か、取引先の持ち合い株解消による売り出しと思われます。○業績・指標
・業績:近年の業績は横ばい傾向でしたが、今期はコロナ禍の影響で住宅着工数が減少しており、大幅減益の見通し。2Q決算での進捗率はおおむね順調なようです。全国展開に向けてM&Aには積極的なようで、今期も2社を買収しています。・指標:同業他社と比べて割高です。特にPBR1.5倍前後は他社と比べてかなり高く、バリュー株という水準でもなさそうです。
○見通し
・需給動向:分売数は30万株、発行株ベースで2.2%程度。月の平均出来高は2千株程度しかなく、過疎株の状態。とはいえ、貸借銘柄なので株価の調整と流動性改善への期待は持てそうでしょうか。中間決算に対する株価の反応は無風でしたが、分売発表でどう動くか様子を見たいと思います。・株価動向:3月に1,022円まで下落した後は上昇基調となり、9月末に1,990円まで上昇。その後は調整が入り、現在は1,700円台前半で推移しています。
中長期の平均線が1,475円~1,550円付近を通過しており、この辺が下値の目安となりそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は18.59%下落。今日は前日比5.17%下落。分売価格は25日線から20%下へ乖離し、5月以来の安値圏に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は10.4万株。出来高は増えているものの、買い板は増えていません。空売りは貸借残ベースで2割程度積み上がっているようですが、朝の気配を確認しておく必要がありそうです。○見通し:【朝の気配次第、買いが少ないようなら見送り】
・発表後に2割近く下落しましたが、初日で実施となりました。分売価格は1,400円を切る水準となり、PERも15倍台に低下しています。ただ、板を含めた流動性はあまり改善していません。
空売りの買戻しとバリュー株の見直し買いで買いが入ることを期待したいですが、寄り付きがどうなるかなんとも言えないところ。朝の気配を見た上での判断とします。
直近で下げすぎな感もあり、売りが一巡すれば一定の買戻しを見込めるのではと見ていますが、どうなるでしょうか。
実施結果
始 値 | – 円 ( – 円 ) |
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高 値 | – 円 ( – 円 ) |
安 値 | – 円 ( – 円 ) |
終 値 | – 円 ( – 円 ) |
寄付出来高 | – 株 |
寄付出来高/分売数 | – % |
1日の出来高 | – 株 |
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