立会外分売[価格決定]:フェイスネットワーク(3489)

  • 20年6月16日、フェイスネットワーク(3489)の立会外分売が発表されました。
  • 20年6月23日、 分売価格の決定

[フェイスネットワーク]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド フェイスネットワーク(3489) 
上場先 東証マザーズ 
信用貸借区分 信用 
業種 不動産業 
事 業 内 容 投資用マンションの開発・販売が主力。世田谷・目黒・渋谷におけるワンルームマンションの一棟売りが主要商品。 

分売データ

発表日 2020年6月16日 
分売株数 20,000 株 
吸収金額(発表日時点) 0.21 億程度 
申込数量 上限 600 株 
実施予定日 6月24日~6月30日 
実施日 6月24日 
分売実施の目的 東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めており、その形式要件の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善及び流動性向上を目的として行う。

株価・分売価格など

発表日終値 1,030 円 
実施前日終値 1,162 円 
発表日からの騰落率 +12.82 % 
実施2日前
からの騰落率
+4.31 % 
分売価格 1,138 円 
割引率 –2.07 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 7,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 8.03 倍 
分売数/月平均出来高 2.53 倍 
買い板 1万6千株 程度 
売り板 1万1千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→短期売建有り
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○20年3月期通期決算(数値は19年3月期比) 
売上高:20.8%増 営業利益:2.2%増 
経常利益:1.6%減 純利益:14.1%減 

○21年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:6.5%減 営業利益:1.4%増 
経常利益:5.7%増 純利益:2.2%増 

自己資本比率 31.8 % 
会社予想PSR(今期) 0.35 倍 
会社予想PER(今期) 10.12 倍 
実績PBR 1.34 倍 
ROE 13.2 % 
予想配当 30 円 
配当利回り 2.64 % 
配当性向 26.7 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:やや割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:3,000円相当のクオカード(3月権利)
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    18年11月以来、およそ1年半ぶりの分売となります。
    前回の分売でも東証1部への市場変更を目指していましたが、なぜか1年半近く動きのない状態でした。この間は不動産向けローンの不祥事などもあり、投資用不動産を手掛ける企業に逆風が吹いていたからかもしれませんが・・・すでに市場変更の要件を満たしているように見えますが、強いて言えば流通株式数を増やす意図もあるでしょうか?

    ○業績・指標
    ・業績:近年の業績は売り上げが伸びているものの、利益は横ばい傾向です。前期も増収だったものの、利益は横ばい~減益で着地。今期は減収で、利益は微増の見通しです。上記の通り、投資用不動産向けの融資が厳格化されており、数年前と比較すると高成長を期待しづらくなっているのが懸念材料でしょうか。

    ・指標:同業他社と比べて割高のようです。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は2万株、発行株ベースで0.40%と少なめですが、流動性が乏しく、月の平均出来高が7千株程度。分売実施までに改善が必要そうです。分売数が少ないので割れる可能性は低そうですが、好成績を残せるかは微妙かもしれません。

    ・株価動向:1月に1,838円を付けていた株価はコロナウイルスの影響で急落し、4月に846円まで下落。その後はやや持ち直し、現在は1,000円台前半に位置しています。
    新興市場が盛り上がってる割には株価の戻りが鈍い印象で、業績や業態が懸念されてる面も?直近は65日線が支持線となっており、現在は985円あたりを通過中。この辺まで調整すれば、短期的な反発を期待できそうでしょうか。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は12.8%上昇。今日は前日比4.3%上昇。分売価格は25日線より8%上に乖離。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は2.65万株。出来高・買い板ともに大きく改善しており、流動性は問題なさそうです。

    ○見通し:【参加予定】
    ・発表後に株価は上昇し、さらに昨日と今日でかなり吊り上がってしまう形に。25日線から乖離しているのがマイナス材料ですが、分売数が少なく、流動性も大きく改善しています。寄り付きでの影響は限定的とみています。
    配分が見込めそうにないので寄り買いと行きたいところですが、この2日で大きく上昇しているため、実施日で寄り天井となるパターンには注意が必要そうです。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/分売数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
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