- 20年6月16日、サイバーセキュリティクラウド(4493)の立会外分売が発表されました。
- 20年6月23日、 分売価格の決定
[サイバーセキュリティクラウド]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | サイバーセキュリティクラウド(4493) |
|---|---|
| 上場先 | 東証マザーズ |
| 信用貸借区分 | 信用 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 事 業 内 容 | AIを活用したクラウド型セキュリティサービスを提供。主力製品はウェブアプリケーションファイアウォール（WAF)の「攻撃遮断くん」。 |
分売データ
| 発表日 | 2020年6月16日 |
|---|---|
| 分売株数 | 115,500 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 33.91 億程度 |
| 申込数量 | 上限 3,500 株 |
| 実施予定日 | 6月24日～7月1日 |
| 実施日 | 6月24日 |
| 分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 29,360 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 27,900 円 |
| 発表日からの騰落率 | –4.97 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
–5.30 ％ |
| 分売価格 | 27,063 円 |
| 割引率 | –3.00 ％ |
信用データ
| 月平均出来高(発表時) | 315,000 株 程度 |
|---|---|
| 信用残/月平均出来高 | 0.51 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 0.37 倍 |
| 買い板 | 3万2千株 程度 |
| 売り板 | 4万1千株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○20年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高：38.0％増 営業利益：24.4％増 経常利益：17.3％増 純利益：8.6％減 1Q決算時点での進捗度は売上高が26％、利益が19～24％程度。 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 71.7 ％ |
| 会社予想PSR(今期) | 55.40 倍 |
| 会社予想PER(今期) | 445.57 倍 |
| 実績PBR | 118.37 倍 |
| ROE | 26.6 ％ |
| 予想配当 | 0 円 |
| 配当利回り | 0 ％ |
| 配当性向 | 0 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：超割高 PBR：超割高 |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：なし
- コメント
○銘柄・分売について
・今年３月にマザーズへ上場したばかりですが、もう分売を行うようです。四季報にも載ってない状態で分売を行うのは珍しいですね。
IPOの資料だとロックアップは90日で解除されることになっており、解除を待ってVCなどが売り出す形でしょうか。○業績・指標
・業績：2018年までは赤字でしたが、前期に黒字化を達成。ストック型ビジネスということに加え、AIを活用したWAFには期待も高く、今後も成長を期待できそうです。ただ、株価は既にとんでもない状態になっているので、期待が外れた時はその反動も大きそうですが・・・・指標：同業他社と比べて超割高です。PERが高いのはもちろんですが、PBR100倍超は滅多に見ない値ですね・・・PSRも60倍を超えており、売上面からみても許容範囲を大きく超えています。
○見通し
・需給動向：分売数は11.55万株、発行株ベースで5％と多め。月の平均出来高は31万株と、流動性は十分ですが・・・１日で10％は平気で上下するため、分売のディスカウントはあまり意味がなさそうです。グロース株というより最早仕手株のような値動きになっていますし、1単元200万超えと、リスク管理の点でも現状は手を出しづらい感じになっています。
6月末に1：4の株式分割が行われる予定となっており、その後で株価が落ち着けばエントリーする機会はありそうですが、現状では見送った方が無難そうですね。・株価動向：上場時の初値は9,210円となり、その後は見る見る間に上昇を続けて45,000円まで上昇。いったん叩き売られて5～6月は2万円付近で推移するも、直近で再び上昇基調となり、現在は30,000円近くに位置しています。
かなり頻繁にIRを出しており、その度に株価が大きく上下するようです。スッ高値では絶対買いたくないですね。2万円あたりが下値としてある程度意識されそうなので、その辺まで下がれば多少リスクも軽減するでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向：発表日以降、株価は5％近く下落。今日は前日比5.3％下落。分売価格は25日線より1％上に位置。
○信用・需給状況：前日の出来高は18.22万株。流動性は全く問題ないですが、良い意味でも悪い意味でも分売の影響は低そう。地合いか材料に左右されると思います。○見通し：【見送り】
・発表後、やや調整したところで分売実施となりました。25日線付近まで下落しており、割高感は多少解消されています。ただ、依然として指標が高すぎるのと、ボラティリティの大きさは残っており、稀にみるハイリスクハイリターンの案件となりそうです。やはり無難に見送りとします。
今のところ地合いは良さそうなのがプラス材料ですが・・・明日の株価動向に注目したいと思います。
実施結果
| 始 値 | – 円 ( – 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | – 円 ( – 円 ) |
| 安 値 | – 円 ( – 円 ) |
| 終 値 | – 円 ( – 円 ) |
| 寄付出来高 | – 株 |
| 寄付出来高/分売数 | – ％ |
| 1日の出来高 | – 株 |
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