立会外分売[価格決定]:ソーシャルワイヤー(3929)

  • 20年5月22日、ソーシャルワイヤー(3929)の立会外分売が発表されました。
  • 20年5月29日、 分売価格の決定

[ソーシャルワイヤー]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド ソーシャルワイヤー(3929) 
上場先 東証マザーズ 
信用貸借区分 信用 
業種 情報・通信
事 業 内 容 プレスリリース配信代行事業とレンタルオフィス事業が主力。レンタルオフィス事業は東南アジアを中心として海外展開を進めている。

分売データ

発表日 2020年5月22日 
分売株数 30,000 株 
吸収金額(発表日時点) 0.24 億程度 
申込数量 上限 100 株 
実施予定日 6月1日~6月3日 
実施日 6月1日 
分売実施の目的 東京証券取引所本則市場への市場変更申請をしており、本則市場への変更における形式要件である株主数の充足を図るとともに、株式の流動性の向上を図ることを目的として行う。

株価・分売価格など

発表日終値 790 円 
実施前日終値 1,149 円 
発表日からの騰落率 45.44 % 
実施2日前
からの騰落率
+2.96 % 
分売価格 1,115 円 
割引率 –2.96 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 133,100 株 程度 
信用残/月平均出来高 1.36 倍 
分売数/月平均出来高 0.23 倍 
買い板 3万2千株 程度 
売り板 5万1千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→短期売建有り
SBI証券→なし 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○20年3月期通期決算(数値は18年3月期比) 
売上高:20.2%増 営業利益:50.3%減 
経常利益:59.8%減 純利益:69.7%減

○20年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:18.4~27.3%増 営業利益:9.3~108.7%増 
経常利益:13.0~138.6%増 純利益:23.6~215.9%増 

自己資本比率 25.8 % 
会社予想PSR(今期) 1.46 倍(※) 
会社予想PER(今期) 74.66 倍(※) 
実績PBR 5.19 倍(※) 
ROE 7.0 % 
予想配当 13 円 
配当利回り 1.17 % 
配当性向 87.0 %(※) 
同業他社との比較 PER:かなり割高か PBR:平均並み 

出所:決算短信等のデータを元に作成
※各指標はレンジ下限の値を元に算出。

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:2,000円相当のクオカード(3月権利)
    ※21年3月期より実施
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    18年10月以来、およそ1年7か月ぶりの分売となります。前回の分売以降、市場変更については音沙汰がない状態でしたが、今期前半を目途に1部行きを目指す方針のようです。
    昨年3月の時点で株主数が2,000名弱となっており、今回の分売で要件をクリアできそうです。

    ○業績・指標
    ・業績:前期は費用先行がたたって5割以上の大幅減益。今期はコロナウイルスの影響を受けるものの、レンジ下限でもほぼ2桁の増収増益となる見通し。ただ、レンジ上限でも直前の市場予想を大幅に下回っています。株主優待新設や1部を目指す開示も合わせて出しており、市場がどう反応するか様子見となりそうです。

    ・指標:同業他社と比べてPERは割高、PBRは割安となっています。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は3万株、発行株ベースで0.49%程度と少なめ。月の平均出来高は13万株程度と流動性に問題なし。分売数がかなり少ないので、需給面で心配する必要はなさそうです。3万株では、まず配分の可能性が低いでしょうし・・・あとは決算と株主優待導入などの発表を受けて、株価がどう反応するか様子を見たいと思います。
    ※夜間のPTSでは好反応となっていたようです。

    ・株価動向:4月に451円まで下落しましたが、その後は持ち直し、現在は800円前後に位置しています。
    中長期の平均線は880~950円あたりを通過しており、この辺が上値として意識されそうでしょうか。下値は25日線が通過している600円台後半~700円あたりが目安となりそうですが、新興市場が好調なことからそこまで下がる可能性は低いかもしれません。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表後、株価は45.4%上昇。今日は前日比3%近く上昇。分売価格は25日線より48%上に乖離。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は49.61万株。流動性は全く問題なし。買い板も分売数より多く、分売の影響は限定的と思われます。

    ○見通し:【海外市況を見てから参加予定】
    ・発表翌日に株価は窓を開けて急騰し、その後も上昇が継続。発表日と比べて45%上昇する形になりました。分売を待つよりさっさと買っていた方が報われていたので、参加する意義がかなり減ってしまったのですが・・・出来高や買い板に比べて分売数は少なく、寄り付きでの影響もさほど無いと見ています。市況が極端に悪化すれば別ですが、今のところは参加予定とします。
    株価は上昇を続けているものの、この2日は大きな上ヒゲがついている状態です。何かの拍子で利益確定売りが入る可能性もあり、週明け以降は寄り天のパターンも警戒しておいた方がよさそうでしょうか。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/分売数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
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