- 18年10月18日、 ソーシャルワイヤー(3929)の立会外分売が発表されました。
- 18年11月1日、 分売価格が決定されました。
[ソーシャルワイヤー]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ソーシャルワイヤー(3929) |
---|---|
上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | プレスリリース配信代行事業とレンタルオフィス事業が主力。レンタルオフィス事業は東南アジアを中心として海外展開を進めている。 |
分売データ
発表日 | 2018年10月18日 |
---|---|
分売株数 | 110,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.13 億程度 |
申込数量 | 上限 200 株 |
実施予定日 | 11月2日~11月9日 |
実施日 | 11月2日 |
分売実施の目的 | 東京証券取引所本則市場への変更申請を行う準備を進めており、その形式基準の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,025 円 |
---|---|
実施前日終値 | 864 円 |
発表日からの騰落率 | –15.71 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–4.00 % |
分売価格 | 840 円 |
割引率 | –2.78 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
---|---|
月平均出来高(発表時) | 32,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 8.52 倍 |
分売数/月平均出来高 | 3.44 倍 |
買い板 | 2万6千株 程度 |
売り板 | 2万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:10.0%増 営業利益:13.2%増 経常利益:10.1%増 純利益:6.2%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が50%、利益が42~46%程度。 |
---|---|
自己資本比率 | 38.2 % (経営レバレッジ:2.53 ) |
会社予想PSR(今期) | 1.61 倍 |
会社予想PER(今期) | 18.20 倍 |
実績PBR | 4.30 倍 |
ROE | 23.6 % |
予想配当 | 11 円 |
配当利回り | 1.31 % |
配当性向 | 23.8 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント
○銘柄・分売について:今年2月に分売を行っており、およそ9ヶ月ぶりの分売となります。前回は第2位株主であるユナイテッド株式会社からの売出でした。
1部への市場変更にあたっては、株主数の要件を満たしていないようです。今回の分売で要件をクリアできるものと思われます。前回の分売時は経常利益の要件も満たしていませんでしたが、現在はクリアしており、1部昇格に向けて道が開けそうです。○業績:近年の業績は17年3月期を除いて増収増益が続いています。今期も増収増益の見通し。ただ、1Qは費用先行の影響で利益進捗率が低い状態でした。中間決算でどれだけリカバーできているかがポイントになりそうです。
○指標:指標面では同業他社と比較して割安です。同業のPR TIMES等と比べると業績の伸びが良くなく、その辺が株価低迷の一因となっているかも。○見通し
・需給動向:分売数は11万株、発行株ベースで1.86%。信用売りの設定がありませんが、分売数は多くなく、月の平均出来高は3万株程度あります。何とか捌けるのではと見ています。ただ、前回・前々回ともに寄り付きではそこそこの利益を上げたものの、ザラ場では冴えない展開となりました。株価のチャートを見てもあまり人気がある銘柄には思えず、買いが入らない展開も想定しておく必要がありそうです。
・株価動向:2月に2,330円の高値を付けたものの、その後は下落が続いており、現在は高値の半値未満となっています。トレンドも全ての平均線が下落基調となっており、反転の兆しが見えづらい状況。直近では1,000円付近で下げ渋っているようにも見えるのですが、そういう動きを見せながら下値を切り下げてきたようです。この付近を底値と見るにはまだ早そうな気もします。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は15.7%下落。今日は前日比4%下落。分売価格は年初来安値に近い水準。○見通し:株価が15%下落した上、10/31に中間決算発表も挟みましたが、すんなり初日で実施となりました。
前日の出来高は6.5万株程度。信用売りの設定がないとはいえ、この出来高であれば寄り付きでも何とか消化できそうでしょうか?ただ、直近の地合いの悪さも踏まえて参加は朝の気配次第とし、買いが少なければ見送りとなりそうです。
なお、発表後に流動性は改善していますが、板の枚数が発表時より減っています。ボラティリティ増大により上下に振れるリスクが高くなっており、地合いが悪いとザラ場で沈む可能性はあるかも・・・
株価は下落トレンドが継続中。直近の新興市況崩壊で812円まで下落し、そこから864円まで戻しています。短期的にはリバウンドする可能性もありますが、中長期での上昇を期待するのは難しそう。何か材料待ちと言ったところでしょうか。
実施結果
始 値 | 849 円 ( + 9 円 ) |
---|---|
高 値 | 899 円 ( + 59 円 ) |
安 値 | 847 円 ( + 7 円 ) |
終 値 | 881 円 ( + 41 円 ) |
寄付出来高 | 49,100 株 |
寄付出来高/分売数 | 44.64 % |
1日の出来高 | 188,900 株 |
- コメント:○前日比15円安で寄り付き、その後は1日を通して買い戻される展開となりました。結局881円で引けています。
○新興市況の好地合いも重なり、順調に買い戻しが進みました。4営業日連続の陽線は7月以来となります。短期的には一旦底打ちした可能性もあるでしょうか。