- 20年5月11日、アンビスホールディングス(7071)の立会外分売が発表されました。
- 20年5月16日、 分売価格の決定
[アンビスホールディングス]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | アンビスホールディングス(7071) |
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上場先 | JASDAQスタンダード |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 東日本を中心に在宅型の療養施設・ホスピス「医心館」を展開。慢性期や終末期の患者向けに介護・看護を提供。 |
分売データ
発表日 | 2020年5月11日 |
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分売株数 | 300,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 10.70 億程度 |
申込数量 | 上限 10,000 株 |
実施予定日 | 5月18日~5月25日 |
実施日 | 5月18日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 3,565 円 |
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実施前日終値 | 3,145 円 |
発表日からの騰落率 | –11.78 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–9.10 % |
分売価格 | 3,082 円 |
割引率 | –2.00 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 16,400 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 3.82 倍 |
分売数/月平均出来高 | 18.29 倍 |
買い板 | 8千株 程度 |
売り板 | 8千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年9月期会社予想(数値は前期比) 売上高:56.2%増 営業利益:64.9%増 経常利益:60.2%増 純利益:66.4%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が48%、利益が66~67%程度。 |
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自己資本比率 | 40.6 % |
会社予想PSR(今期) | 8.28 倍 |
会社予想PER(今期) | 69.19 倍 |
実績PBR | 15.99 倍 |
ROE | 23.1 % |
予想配当 | 6 円 |
配当利回り | 0.19 % |
配当性向 | 13.5 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年10月にJASDAQへ上場しています。代取の柴原氏が全株式の9割近くを保有しており、大株主は実質1人しかいないという珍しい構造になっています。IPO時のロックアップは2月に解除されており、柴原氏からの売り出しということになりそうです。○業績・指標
・業績:近年の業績は大きく伸びています。今期は6割近い増収増益の見通し。国策による病床の減少で急性期病院から退院を迫られる患者の療養ニーズは結構あるようで、順調に規模を拡大しているようです。・指標:同業他社と比べて割高です。グロース株ということである程度は許容されそうですが、高成長を維持できるかどうかが鍵でしょうか。
○見通し
・需給動向:分売数は30万株、発行株ベースで1.33%。月の平均出来高は1.6万株と、流動性の改善は必須。浮動株が少ないのは一目瞭然なので、何かしら材料でもないと出来高が急増する可能性は低そうです。割高の値がさ株ということもあり、前日まで様子を見たいと思います。
なお、今週に2Q決算が発表されるようです。無風であればすんなり分売実施となりそうですが、重要事実が出るようだと初日実施にならない可能性もあるので、一応注意しておく必要はありそうです。・株価動向:2月に4,355円の高値を付ける場面がありましたが、それ以外だと年初以降は3,250~3,750円のレンジ相場となっています。医療系企業というためか、株価はコロナウイルスの影響をほとんど受けていないのは好印象。ただ、直近はなだらかに下値を切り下げているようにも見え、やや注意が必要でしょうか。
すでに割高なので上値は追いづらい感じですが、レンジ下限の3,250円付近ならある程度リスクも低減されるでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表後、株価は11.78%下落。今日は前日比9%下落と逆行安の状態に。分売価格は25日線より11%下に乖離し、年初来安値を下回る水準。
○信用・需給状況:前日の出来高は10.52万株。出来高はまずまずですが、買い板が増えてないのが微妙なところ。朝の気配を要確認となりそうです。○見通し:【朝の気配と市況次第、買いが少なければ見送り】
・今日は朝方に3,690円まで上昇した後、そこから急落して500円以上下げました。決算は無風でしたが、材料出尽くしと分売前日ということもあってか、9%も下げる形に。分売価格は3,100円を割れ、年初来安値を下回ってきました。とはいえ、買い板が増えておらず、ここにきて市況も不安定なのが懸念材料。寄り付きで耐えられるかどうかは微妙なところで、朝の気配を見てから判断したいと思います。
決算を見る限りコロナウイルスの影響はあまりなさそうで、今の市況下だと投資対象として面白そうではあります。ここまで下がると反発を期待したいところですが、短期的には需給悪化も懸念されるため、エントリーはもう少し落ち着いてからになりそうでしょうか?
実施結果
始 値 | – 円 ( – 円 ) |
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高 値 | – 円 ( – 円 ) |
安 値 | – 円 ( – 円 ) |
終 値 | – 円 ( – 円 ) |
寄付出来高 | – 株 |
寄付出来高/分売数 | – % |
1日の出来高 | – 株 |
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