立会外トレード[価格決定]：特種東海製紙(3708)

• 20年3月17日、 特種東海製紙(3708)の立会外トレードが発表されました。
  ※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。
• 20年3月23日、 分売価格の決定

[特種東海製紙]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド	特種東海製紙(3708)
上場先	東証1部
信用貸借区分	貸借
業種	紙・パルプ
事 業 内 容	独立系の製紙会社。段ボール原紙などの産業用紙と、情報用紙・機能紙などの特殊紙が主力製品。その他、トイレットペーパーなどの生活用紙も製造している。

分売データ

発表日	2020年3月17日
分売株数	100,000 株
吸収金額(発表日時点)	3.65 億程度
申込数量	上限 1,000 株
実施予定日	3月24日
実施日	3月24日

株価・分売価格など

発表日終値	3,650 円
実施前日終値	3,645 円
発表日からの騰落率	–0.14 ％
実施2日前 からの騰落率	+1.11 ％
分売価格	3,535 円
割引率	–3.02 ％

信用データ

月平均出来高(発表時)	16,000 株 程度
信用残/月平均出来高	0.25 倍
分売数/月平均出来高	6.21 倍
買い板	1万千株 程度
売り板	7千株 程度
一般信用売り取扱	カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→15日売建有り

出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績	○20年3月期会社予想(数値は前期比)  売上高：0.1％増　営業利益：36.4％減  経常利益：27.2％減　純利益：45.4％減  3Q決算時点での進捗度は売上高が73％、利益が88～94％程度。
自己資本比率	54.2 ％
会社予想PSR(今期)	0.66 倍
会社予想PER(今期)	21.35 倍
実績PBR	0.70 倍
ROE	3.3 ％
予想配当	50 円
配当利回り	1.41 ％
配当性向	30.2 ％
同業他社との比較	PER：かなり割高か　PBR：割高か

出所：決算短信等のデータを元に作成

コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点

• 株主優待(3月権利)
  ・1,000円相当の図書カード(100株以上保有で対象)
  ・トイレットペーパー8袋かキッチンペーパー12個(300株以上保有で対象)

• コメント
  ○銘柄・分売について
  ・今月2件目の立会外トレードとなります。
  特種東海製紙は東証1部の製紙会社です。株主優待にトイレットペーパー1ケースが設定されており、生活必需品の優待株として一定の知名度があります。

  ○業績・指標
  ・業績：近年の業績は売上が横ばい、利益は減益と増益を繰り返している状態です。今期は大幅減益の見通し。原料高や燃料高で減益となり、その翌期に値上げして減益分をカバーしているようです。

  ・指標：同業他社と比べて割高です。製紙会社はだいたいPER10倍程度なので、優待株として一定の買い支え効果があるのかもしれません。

  ○見通し
  ・需給動向：分売数は10万株、発行株ベースで0.65％。月の平均出来高は1.6万株程度ですが、貸借銘柄なのである程度のカバーは期待できそう。市場は相変わらず荒れ模様ですが、日銀のETF購入枠倍増やアマゾンの採用増計画の話を受けて、紙パセクターには一定の追い風が吹き始めたようです。ただ上昇しすぎると分が悪くなるので、前日まで様子を見たいと思います。

  ・株価動向：2月までは4,000円台で推移していましたが、コロナウイルスの影響で3/13に3,015円まで急落。今日は上記の好材料を受けて、3,650円まで戻しています。
  昨年は3,400円台前半が底値でしたが、すでにそのラインは下回っている状態です。先週は25日線から15％乖離した所で下げ止まっており、その辺を考慮すると3,100円台が下値として目安になりそうでしょうか。

実施前日時点

• コメント
  ○株価動向：発表日以降、株価はあまり変わらず。今日は前日比1.1％上昇。売出価格は25日線より4％下に位置。
  ○信用・需給状況：前日の出来高は7.2万株。流動性は問題無さそうです。空売りは貸借残ベースで2割程度入っている模様。

  ○見通し：【海外市場が荒れなければ参加予定】
  ・発表日の水準とあまり変わらない所で分売実施となります。売出価格は3,500円台前半と直近の安値と比べれば見劣りしますが、夜間の225先物は400円近く騰げており、現時点では地合いに問題は無さそうです。空売りも多少入っており、権利取りの動きと合わせて買い戻しが見込めると見ています。海外市場が急変するようなら見送る可能性もありますが、現時点では参加予定とします。

結果

始　値	– 円 ( – 円 )
高　値	– 円 ( – 円 )
安　値	– 円 ( – 円 )
終　値	– 円 ( – 円 )
寄付出来高	– 株
寄付出来高/分売数	– ％
1日の出来高	– 株

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