立会外分売[中止]:アセンテック(3565)

  • 20年3月11日、アセンテック(3565)の立会外分売が発表されました。
  • 20年3月18日、 立会外分売の中止が発表されました。

[アセンテック]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド アセンテック(3565) 
上場先 東証1部 
信用貸借区分 信用 
業種 卸売業 
事 業 内 容 PCにおける仮想デスクトップのソリューション事業が主力。導入支援・機器提供から運用・保守まで一貫しての対応に強み。

分売データ

発表日 2020年3月4日 
分売株数 338,000 株 
吸収金額(発表日時点) 7.27 億程度 
申込数量 上限 400 株 
実施予定日 3月19日~3月25日 
実施日 3月19日 
分売実施の目的 市場第一部の上場維持基準の形式要件である株主数の充足を図るとともに、株式の流動性向上および株式分布状況の改善を図るため。

株価・分売価格など

発表日終値 2,152 円 
実施前日終値 2,080 円 
発表日からの騰落率 –3.35 % 
実施2日前
からの騰落率
+7.27 % 
分売価格 – 円 
割引率 – % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 238,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 0.72 倍 
分売数/月平均出来高 1.42 倍 
買い板 2万4千株 程度 
売り板 1万7千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○20年1月期通期決算(数値は18年3月期比) 
売上高:8.7%増 営業利益:21.0%増 
経常利益:18.4%増 純利益:22.5%増 

○21年1月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:4.5%増 営業利益:10.7%増 
経常利益:11.9%増 純利益:7.5%増 

自己資本比率 61.4 % 
会社予想PSR(今期) 2.35 倍 
会社予想PER(今期) 41.57 倍 
実績PBR 8.57 倍 
ROE 20.6 % 
予想配当 7 円 
配当利回り 0.33 % 
配当性向 13.5 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:かなり割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    昨年8月以来、およそ7ヶ月ぶりの分売となります。昨年9月に東証1部へ市場変更済みですが、今回は株主数を増やすための分売となっています。思ったほど株主数が増えず、対策に苦労している感じでしょうか。

    ○業績・指標
    ・業績:近年の業績は順調に伸びています。前期は増収・2桁増益で着地。今期も増収増益を見込むものの、伸び率は前期と比較して鈍化。働き方改革に加え、新型コロナウイルス対策によるテレワーク移行の特需を期待されていましたが、通期予想はかなり保守的な印象ですね。

    ・指標:同業他社と比べて割高なようです。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は33.8万株、発行株ベースで5%と多め。ただ、最近何かと注目を浴びていた事もあり、月の平均出来高は23万株と流動性は十分な状態です。過去2回は分売価格前後と冴えない成績で、特に前回は売れ残りが出る状態でした。ただ、今回はテーマ株ということもあり、過去2回とは条件が異なると思います。後は当日の地合い次第といったところでしょうか?

    ・株価動向:前回8月の分売後は年末まで1,800~2,250円のレンジ相場が継続。年が変わるとテレワーク関連として注目されだし、先月に3,415円まで上昇。ただ、1部市場の地合い悪化で暴落し、現在は2,150円付近で推移しています。
    チャート上では、2月下旬からの2週間程度でそれまでの上昇分をほぼ打ち消した形となっています。52週線が2,000円付近を通過しており、この辺が下値の目途となりそうでしょうか。

実施前日時点
  • コメント
    ○実施期間初日の前日11時過ぎに、分売中止が発表されました。
    前日の時点で10%近く下げた事が中止の理由でしたが・・・10%程度の下げは普通の分売でも良くあるパターンなので、判断が少し早かった気もしますね。
    1部上場を維持するためには株主数の増加が必要なようなので、地合いが回復したら再度分売を行うのではないかと思います。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/分売数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
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