- 20年2月21日、 ケイティケイ(3035)の売出(PO)が発表されました。
- 20年2月26日：売出数の変更
- 20年3月3日、 売出価格の決定
[ケイティケイ]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ケイティケイ(3035) |
|---|---|
| 上 場 先 | JASDAQスタンダード |
| 信 用 貸 借 区 分 | 信用 |
| 業 種 | 卸売業 |
| 事 業 内 容 | リサイクルトナーの製造・販売が主力。オフィス用品のネット通販なども手がける。 |
POデータ
| 発 表 日 | 2020年2月21日 |
|---|---|
| 公募・売出株数 | 売出： (OA：60,000 株[※]) ※2/26の自社株買いにより、売出数が変更となっています。 |
| 吸収金額(発表日時点) | 3.31 億 程度 |
| 価 格 決 定 日 | 3月3日～3月5日 → 3月3日 |
| 受 渡 日 | 3月10日～3月12日 → 3月10日 |
| PO実施の目的 | 株式の分布状況の改善および投資家層の拡大と流動性の向上を目的とする。 |
| 引受会社(主幹事) | 東海東京証券 |
株価・公募価格など
| 発 表 日 終 値 | 378 円 |
|---|---|
| 価 格 決 定 日 終 値 | 341 円 |
| 公 募 価 格 | 327 円 |
| 割 引 率 | –4.11 ％ |
信用データ
| 月平均出来高(発表時) | 17,000 株 |
|---|---|
| 信用残/月平均出来高 | 15.90 倍 |
| 公募数/月平均出来高 | 46.54 倍 |
| 買い板 | 2万1千株 程度 |
| 売り板 | 1万1千株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→HYPER空売り有り |
出所：日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業 績 | ○20年8月期会社予想(数値は前期比) 売上高：0.0％増 営業利益：0.7％増 経常利益：0.0％増 純利益：0.2％増 1Q決算時点での進捗度は売上高が25％、利益が41～43％程度。 |
|---|---|
| 自 己 資 本 比 率 | 38.6 ％ |
| 予想PSR(会社予想) | 0.11 倍 |
| 予想PER(会社予想) | 8.66 倍 |
| 実 績 P B R | 0.60 倍 |
| R O E | 6.9 ％ |
| 予 想 配 当 | 11 円 |
| 配 当 利 回 り | 3.36 ％ |
| 配 当 性 向 | 29.1 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：割安か PBR：割安か |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：なし
- コメント
○銘柄・POについて
・KTKはリサイクルトナーの製造を主力とする会社です。調べた限りですが、リサイクルトナー専業で上場している会社はこの銘柄だけのようです。
今回は創業者の加藤道明氏が保有株の大半を処分するようで、主要株主からも外れる形になります。なお、2/26～2/27に最大35.5万株の自社株買いが予定されており、実質的な売出数は45万株弱となるようです。○業績・指標
・業績：近年の業績は横ばい～微増といった感じです。今期も売上・利益ともにほぼ横ばいの見通し。1Qは消費税増税に伴う駆け込み需要で大幅増益でしたが、2Q以降で反動減がどの程度出るかチェックしておく必要がありそうです。・指標：同業他社と比較して割安のようです。
○見通し
・需給動向：PO総数は81.45万株、発行株ベースで15.3％程度。自社株買いの分を除くと45.9万株、発行株ベースで9％程度です。月の平均出来高は1.75万株程度と、売出数に比べて流動性が不足している状態。指標的には割安感があるものの、業態にのびしろがないことや連休明け以降の相場が荒れそうなことも考えると、現時点では分が悪いように見えます。ただ、株価の調整具合によっては状況が変わる可能性もあるので、値決めまで様子を見たいと思います。・株価動向：昨年10月までは300～375円のレンジ相場で推移。11月の前期決算通過後に株価はレンジを切り上げ、1月下旬に475円まで上昇。ただ、その後は調整が入り、現在は375円付近に位置しています。
中長期の平均線は360円付近を通過していますが、この水準が底値になるかは微妙。売出価格が300円台前半、もしくは昨年のレンジ下限である300円付近まで下がればリスクも限定的でしょうか？
価格決定日時点
- コメント
○株価動向：発表日以降、株価は9.79％下落。売出価格は25日線より17％下に乖離。○見通し：発表後に株価は調整し、売出価格は325円前後となりました。直近で300円付近まで下げている事を考えると、安心できる水準ではない感じ。流動性も改善しておらず、愛知電機などの結果を踏まえると、今の地合いで手を出すのはリスクが高そう。見送った方が無難そうですかね。
実施結果
| 始 値 | – 円 ( – 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | – 円 ( – 円 ) |
| 安 値 | – 円 ( – 円 ) |
| 終 値 | – 円 ( – 円 ) |
| 寄付出来高 | – 株 |
| 寄付出来高/公募数 | – ％ |
| 1日の出来高 | – 株 |
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