- 20年2月13日、ダイコー通産 (7673)の立会外分売が発表されました。
- 20年2月19日、 分売価格の決定
[ダイコー通産]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ダイコー通産 (7673) |
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上場先 | 東証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | 電線、ケーブル、ネットワーク機器などCATV・情報通信向け商材の商社。工事業者、通信事業者、電力会社やCATV局などが主要顧客。 |
分売データ
発表日 | 2020年2月13日 |
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分売株数 | 100,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.39 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 2月20日~2月26日 |
実施日 | 2月20日 |
分売実施の目的 | 東京証券取引所市場第一部指定申請を行う準備を進めており、その形式要件の充足を目的とするものであり、株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,391 円 |
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実施前日終値 | 1,379 円 |
発表日からの騰落率 | –0.86 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+7.82 % |
分売価格 | 1,345 円 |
割引率 | –2.47 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 43,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 3.23 倍 |
分売数/月平均出来高 | 2.28 倍 |
買い板 | 2万株 程度 |
売り板 | 1万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年5月期会社予想(数値は前期比) 売上高:5.6%増 営業利益:6.9%増 経常利益:13.0%増 純利益:12.0%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が45%、利益が38~39%程度。 |
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自己資本比率 | 46.0 % |
会社予想PSR(今期) | 0.45 倍 |
会社予想PER(今期) | 13.93 倍 |
実績PBR | 1.25 倍 |
ROE | 9.0 % |
予想配当 | 34 円 |
配当利回り | 2.53 % |
配当性向 | 35.2 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:平均並み |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年3月に東証2部へ上場しています。
市場変更にあたっては株主数が不足しているようですが、今回の分売でクリアできるかは微妙そう。再度、分売か売出を行うものと思われます。○業績・指標
・業績:近年の業績は堅調に伸びています。今期も増収増益の見通し。ただ、2Q決算は減益となっており、利益進捗率もいまいちなのが気になります。5G関連銘柄ということで期待値は高い印象ですが、業績が追いついてくるかがポイントになりそうでしょうか。・指標:PER15倍を切っていますが、電線セクターはPER10倍を切る銘柄がゴロゴロあり、その辺と比べれば割高という感じです。
○見通し
・需給動向:分売数は10万株、発行株ベースで1.88%程度。月の平均出来高は4万株程度有り、流動性に問題なし。2Q決算が微妙なのは気になりますが、5G関連株なので何か材料が出た時に急騰する可能性はありそうです。高値掴みは危険そうですが、安い所で拾えれば面白いかも?・株価動向:昨年11月までは1,000円付近で推移、12月に急騰して1,950円まで上昇。年が明けると調整モードには入り、現在は1,400円付近に位置しています。
直近は13週線(1,370円)付近で下げ渋っており、分売価格が1,300円台前半となれば値頃感も出そうでしょうか?
実施前日時点
- コメント
○株価動向:期間中100円程度上下したものの、結果的には、発表日と比べてほとんど変わらない水準に。分売価格は25日線より12%下に乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は7.67万株。流動性は問題無さそうです。○見通し:【明日朝の気配次第、買いが少なければ見送り】
・数値だけ見ると発表日とほぼ同じ水準で分売を迎えたのですが、昨日の終値は1,279円で、今日はそこから8%近く上昇する形となりました。前日にこれだけ吊り上がってしまうと、売りが増えてもおかしく無さそう。分売数の少なさや出来高から派手に割れる可能性は低いと思いますが、一応朝の気配を見てから判断したいと思います。
実施結果
始 値 | 1,399 円 ( + 54 円 ) |
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高 値 | 1,443 円 ( + 86 円 ) |
安 値 | 1,350 円 ( + 5 円 ) |
終 値 | 1,350 円 ( + 5 円 ) |
寄付出来高 | 52,100 株 |
寄付出来高/分売数 | 52.10 % |
1日の出来高 | 192,500 株 |
- コメント
○前日比20円高で寄り付き、前場はおおむね1,400円台を維持。後場に入ると地合い悪化で急失速してしまいました。結局1,350円の安値引けとなっています。○前場と後場で値動きが一変する形となりました。直近の分売は3銘柄連続で安値引けとなっており、個人の逃げ足の早さが出ている印象もあります。明日は貸借銘柄の分売なので、悪い流れを変えて欲しいところです。