- 20年2月6日、ユニリタ (3800)の立会外分売が発表されました。
- 20年2月17日、 分売価格の決定
[ユニリタ]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ユニリタ (3800) |
|---|---|
| 上場先 | JASDAQスタンダード |
| 信用貸借区分 | 信用 |
| 業種 | 情報・通信 |
| 事 業 内 容 | 独立系のソフトウェア開発企業。メインフレーム向けからオープンシステム向けまで幅広くカバー。 |
分売データ
| 発表日 | 2020年2月6日 |
|---|---|
| 分売株数 | 100,000 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 1.98 億程度 |
| 申込数量 | 上限 3,000 株 |
| 実施予定日 | 2月18日～2月25日 |
| 実施日 | 2月18日 |
| 分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり、会社として検討した結果、株式の 分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 1,976 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 1,904 円 |
| 発表日からの騰落率 | –3.64 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
–2.76 ％ |
| 分売価格 | 1,846 円 |
| 割引率 | –3.05 ％ |
信用データ
| 月平均出来高(発表時) | 6,000 株 程度 |
|---|---|
| 信用残/月平均出来高 | 4.11 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 16.39 倍 |
| 買い板 | 1万5千株 程度 |
| 売り板 | 1万1千株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→なし |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高：6.1％増 営業利益：8.8％増 経常利益：6.9％増 純利益：40.9％増 3Q決算時点での進捗度は売上高が74％、利益が78～84％程度。 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 78.1 ％ |
| 会社予想PSR(今期) | 1.57 倍 |
| 会社予想PER(今期) | 17.83 倍 |
| 実績PBR | 1.30 倍 |
| ROE | 7.3 ％ |
| 予想配当 | 32 円 |
| 配当利回り | 1.73 ％ |
| 配当性向 | 30.9 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：やや割安か PBR：割安か |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：JCBギフトカード(3月権利）
・100株以上保有：2,000円
・500株以上保有：4,000円
- コメント
○銘柄・分売について
・2006年にJASDAQへ上場しています。
2部経由であれば1部昇格はできそうですが、今のところ市場変更の可能性は低そうでしょうか？○業績・指標
・業績：前期までは減益傾向でしたが、今期は増収増益の見通し。3Q決算と同時に通期予想の上方修正を行っていますが、保有株売却に伴う純利益のみ修正となっている点には注意が必要です。・指標：同業他社と比べて割安のようです。
○見通し
・需給動向：分売数は10万株、発行株ベースで1.18％程度。月の平均出来高は6千株程度と過疎株の状態。決算と分売発表で流動性が改善すれば何とかなるか・・・といった感じでしょうか？今年以降の株価はボラティリティが大きいのも懸念材料で、実施前日まで様子見となりそうです。・株価動向：昨年9月以降は上昇基調となり、先月に2,060円の高値を記録。その後1,850円まで下げたものの、すぐ持ち直して現在は1,900円台後半で推移。
13週線が1,850円を通過しており、直近の安値とも一致しています。この辺まで調整すれば値頃感も出そうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向：発表日以降、株価は3.6％下落。今日は前日比2.7％下落。分売価格は25日線より6％下に乖離し、13週線よりやや下に位置。
○信用・需給状況：前日の出来高は1.23万株。出来高は若干増えていますが、分売数に比べると不安が残るでしょうか。○見通し：【朝の気配次第、買いが少なければ見送り】
・株価は発表後に若干調整し、分売価格は13週線の1,850円付近となりました。直近はこのラインで下げ止まっており、大きく割れる可能性は低いと見ています。ただ、新型コロナウイルスの影響で相場はリスクオフムードとなっており、需給が崩れる懸念は残っています。朝の気配が良くなければ見送るかもしれません。
実施結果
| 始 値 | 1,870 円 ( + 24 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 1,892 円 ( + 46 円 ) |
| 安 値 | 1,861 円 ( + 13 円 ) |
| 終 値 | 1,861 円 ( + 13 円 ) |
| 寄付出来高 | 32,300 株 |
| 寄付出来高/分売数 | 32.30 ％ |
| 1日の出来高 | 77,000 株 |
- コメント
○前日比34円安で寄り付き、前場は1,890円台まで上昇する場面も。後場に入ると失速してしまい、じり安の展開となりました。結局1,861円の安値引けとなっています。○前場は順調でしたが、後場は冴えない展開でした。とはいえ1,850円より上は維持しており、今のところは崩れる可能性は低そうでしょうか。