- 20年1月14日、リックソフト(4429)の立会外分売が発表されました。
- 20年1月28日、 分売価格の決定
[リックソフト]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | リックソフト(4429) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | Atlassian社製などの開発者向けソフトの販売事業が主力。導入支援から導入後のサポート、研修まで一貫したサービスを提供。 |
分売データ
発表日 | 2020年1月14日 |
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分売株数 | 140,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 8.05 億程度 |
申込数量 | 上限 2,000 株 |
実施予定日 | 1月29日~1月31日 |
実施日 | 1月29日 |
分売実施の目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図り、留保金課税の対象となる特定同族会社の認定を外すことを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 5,750 円 |
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実施前日終値 | 6,460 円 |
発表日からの騰落率 | +12.35 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+3.69 % |
分売価格 | 6,267 円 |
割引率 | –2.99 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 37,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 2.19 倍 |
分売数/月平均出来高 | 3.70 倍 |
買い板 | 2万6千株 程度 |
売り板 | 2万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年2月期会社予想(数値は前期比) 売上高:20.9%増 営業利益:9.4%増 経常利益:5.8%増 純利益:11.0%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が79%、利益が74~86%程度。 |
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自己資本比率 | 71.1 % |
会社予想PSR(今期) | 8.78 倍 |
会社予想PER(今期) | 93.11 倍 |
実績PBR | 19.65 倍 |
ROE | 21.1 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:平均並み PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年10月以来、およそ3ヶ月ぶりの分売となります。
今回も開示では市場変更について触れていません。留保金課税の対象外となることを目的としているようで、すぐに1部昇格を目指す感じでは無さそうです。○業績・指標
・業績:近年の業績は順調に伸びています。前期は2倍近くの増益を達成。ただ今期は会社予想で1割程度の増益見通しとかなり保守的。市場予想は前期比3割程度増益を見込んでいるようです。3Qの進捗率は順調ですが、市場予想を超える上方修正を出せるかが今後のポイントとなりそうです。・指標:グロース株なのでPERがかなり高いですが、同業他社も似たり寄ったりな感じです。売上面から見るとPSRはまだ10倍を超えておらず、もう少し上昇余地はあるのかも?
○見通し
・需給動向:分売数は14万株、発行株ベースで3.33%程度。月の平均出来高は3.7万株程度。条件としては前回より良くなっていますが・・・株価は相変わらず変動が大きい状態。価格帯から見てもハイリスクハイリターンの分売となりそうです。・株価動向:前回分売の時がちょうど底値圏となったようで、11月以降は上昇基調となりました。現在は5,750円まで戻しています。短期間でのアップダウンが激しいため、実施までに何とか調整して欲しいところ。現在は13週線が5,000円付近を通過しており、この辺まで調整すればリスクは軽減できそうですが・・・
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は12.3%上昇。今日は前日比3.7%近く上昇。分売価格は25日線より6%上に乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は9.3万株。出来高は問題ないですが、板はやや薄いです。ハイカラの入り具合も読めないため、明日朝の気配を要確認。○見通し:【朝の気配次第、買いがよほど多くなければ見送り】
・発表後に株価は大きく吊り上がってしまい、今日も大幅に上昇・・・分売価格は6,200円台後半となりました。株価水準としては25日線から乖離しているのと、前日に吊り上がっているのが不安要素。また、割高な値がさ株と言うことに加え、市場が荒れ模様という点もあり、普段よりリスクが高い状況となっています。一応朝の気配を見ますが、買いが相当多くなければ見送りとなりそうです。
実施結果
始 値 | 6,320 円 ( + 53 円 ) |
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高 値 | 6,430 円 ( + 163 円 ) |
安 値 | 6,220 円 ( – 47 円 ) |
終 値 | 6,350 円 ( + 83 円 ) |
寄付出来高 | 30,900 株 |
寄付出来高/分売数 | 22.07 % |
1日の出来高 | 141,600 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり前日比140円安で取引開始。前場はおおむね6,200円台で推移し、後場に入ると買い戻しが入り6,300~6,400円台で推移しました。結局6,350円で引けています。○寄り付きは思ったほど下げなかったものの、一時的に分売価格を割れる時間帯もありました。その後は買い戻されましたが、値動きとしては難しい展開でした。ハイカラの影響はもう少し事例を集める必要があると思いますが、即売りだと報われないパターンが増える可能性もありそうです。