- 20年1月6日、マリモ地方創生リート投資法人(3470)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 20年1月14日、 公募価格の決定
[マリモ地方創生リート投資法人]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | マリモ地方創生リート投資法人(3470) |
|---|---|
| スポンサー | マリモ |
| 投資先 | 地方を中心とした、マンション・商業施設・ホテル・オフィス及び駐車場に投資。 |
| 上 場 先 | 東証不動産 |
| 信 用 貸 借 区 分 | 信用 |
| 業 種 | REIT |
銘柄データ
| 発 表 日 | 2020年1月6日 |
|---|---|
| 公募・売出株数 | 公募：19,371 口 (OA：969 口) |
| 吸収金額(発表日時点) | 26.30 億 程度 |
| 価 格 決 定 日 | 1月14日～1月17日 → 1月14日 |
| 受 渡 日 | 1月21日～1月24日 → 1月21日 |
| PO実施の目的 | 新たな特定資産の取得資金及びその取得に関連する諸費用の一部に充当。 |
| 引受会社(主幹事) | ＳＭＢＣ日興証券(17,048口) |
| 引受会社(幹事) | 野村證券(968口) みずほ証券(774口) 大和証券(581口) |
株価・公募価格など
| 発 表 日 終 値 | 129,300 円 |
|---|---|
| 仮 条 件 | – 2.5 ％ ～ – 5.0 ％ |
| 価 格 決 定 日 終 値 | 128,800 円 |
| 公 募 価 格 | 125,580 円 |
| 割 引 率 | –2.50 ％ |
信用データ
| 月平均出来高(発表時) | 500 株 |
|---|---|
| 信用残/月平均出来高 | 2.03 倍 |
| 公募数/月平均出来高 | 40.60 倍 |
| 買い板 | 320 株程度 |
| 売り板 | 500 株程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| １口あたりNAV | 131,362 円 |
|---|---|
| N A V 倍 率 | 0.996 倍 |
| N O I 利 回 り | 6.61 ％ |
| L T V | 48.92 ％ |
| 決 算 月 | 6月、12月 |
| 格 付 け | なし |
| 予 想 分 配 金(年 間) | 6,970 円 |
| 分 配 金 利 回 り | 5.55 ％ |
| 他REITとの比較 | NAV倍率：上位 NOI利回り：上位 LTV：下位 分配金利回り：上位 |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：なし
- コメント
○銘柄：18年1月以来、およそ2年ぶりの公募増資となります。
地方系リートということもあって他の銘柄に比べると出遅れ感がありましたが、現在は高値圏に付けています。○指標：指標はLTVを除いて上位に位置。分配金利回りはトップクラスです。ただ格付けは取得していません。高利回りが売りですが、機関投資家の買いが入りづらい点は注意が必要です。
○見通し
・需給動向：PO総数は19,371口、希薄化比率は15.4％となっています。月の平均出来高は500口程度で流動性にはやや難があり。非貸借のリートの場合、最近は権利月を跨ぐケースが大半ですが、今回は権利落ち後の増資となっています。大手スポンサー系だと非貸借でも何とかなることが多いですが、中小系のリートだと分が悪い印象も・・・前回は地合いに助けられて好成績となっており、今回も地合い次第となりそうです。・株価動向：年初から上昇基調が続いており、昨年10月に13.81万円まで上昇。現在は13万円付近に位置しています。
利回りから逆算した株価は5.5％で12.67万円、5.75％で12.12万円となっています。直近は26週線が支持線となっており、現在は12.5万円付近を通過中。ということで、公募価格が12万円台前半で決まれば値頃感も出そうでしょうか？
価格決定日時点
- コメント
○株価動向：発表日終値と比べて株価はあまり変わらず。公募価格は25日線より3.2％下に位置。○見通し
・発表後に一旦12.5万付近まで下落したものの、その後は戻してきました。公募価格は12.5万円台ですが、支持線となっている26週線付近の水準であることから多少は安心感がありそうです。
市況については米国10年債金利が足踏みしており、国債先物とREIT指数も横ばい傾向。今のところ派手な公募割れの可能性は低いと見ていますが、地合いが好転しない限り好成績は期待しづらい感じでしょうか。
実施結果
| 始 値 | 127,700 円 ( +2,120 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 128,200 円 ( +2,620 円 ) |
| 安 値 | 126,800 円 ( +1,220 円 ) |
| 終 値 | 126,900 円 ( +1,320 円 ) |
| 寄付出来高 | 1,665 株 |
| 寄付出来高/公募数 | 8.19 ％ |
| 1日の出来高 | 4,916 株 |
- コメント
○前日比900円安で寄り付き、その後はおおむね12.7万～12.8万の間で動く展開に。大引けにかけては12.7万前後で推移しました。結局12.69万円で引けています。○地合いがそこそこ良かったこともあり、期間中は堅調な展開でした。一番危険そうな案件だったマリモでも難なく受渡日を通過したので、他の銘柄も堅調な値動きを期待できそうです。