- 19年11月20日、キムラ(2461)の立会外分売が発表されました。
- 19年12月3日、 分売価格の決定
[キムラ]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | キムラ(2461) |
|---|---|
| 上場先 | JASDAQスタンダード |
| 信用貸借区分 | 信用 |
| 業種 | 卸売業 |
| 事 業 内 容 | 住宅用資材の卸売り事業が主力。子会社でホームセンター「ジョイフルエーケー」を北海道内に展開。 |
分売データ
| 発表日 | 2019年11月20日 |
|---|---|
| 分売株数 | 150,000 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 0.77 億程度 |
| 申込数量 | 上限 2,000 株 |
| 実施予定日 | 12月4日～12月10日 |
| 実施日 | 12月4日 |
| 分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり、会社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 512 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 506 円 |
| 発表日からの騰落率 | –1.17 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
+0.40 ％ |
| 分売価格 | 491 円 |
| 割引率 | –2.96 ％ |
信用データ
| 月平均出来高(発表時) | 2,000 株 程度 |
|---|---|
| 信用残/月平均出来高 | 9.00 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 26.92 倍 |
| 買い板 | 5千株 程度 |
| 売り板 | 4千株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→なし |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高：2.8％増 営業利益：4.8％増 経常利益：6.7％増 純利益：2.6％増 2Q決算時点での進捗度は売上高が51％、利益が73～77％程度。 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 43.2 ％ |
| 会社予想PSR(今期) | 0.22 倍 |
| 会社予想PER(今期) | 9.22 倍 |
| 実績PBR | 0.66 倍 |
| ROE | 7.2 ％ |
| 予想配当 | 10 円 |
| 配当利回り | 2.04 ％ |
| 配当性向 | 18.8 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：割安か PBR：平均並み |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：なし
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年3月以来、およそ1年9カ月ぶりの分売となります。
前回の分売後、市場変更の動きは特になし。大株主の一覧を見る限り、引き続きJASDAQに留まる感じでしょうか。○業績・指標
・業績：18年3月期までは減益基調でしたが、前期から業績が持ち直しています。今期も増収増益の見通し。加えて2Qの業績は会社計画を上回っており、利益進捗率も前期より高いです。下期も順調なら業績の上ぶれが期待できそうでしょうか。・指標：同業他社と比べて割安です。
○見通し
・需給動向：分売数は15万株、発行株ベースで0.99％。月の平均出来高は2千株しかなく、相変わらず流動性に乏しい状態。前回は10万株の分売でわずかに分売価格を割れる結果でしたが、今回は前回より条件が悪化しており、利益が期待できる案件では無さそう。株価が大きく調整すれば別ですが、現状では見送りとなりそうです。・株価動向：今年に入ってからはおおむね450円～550円のレンジで動いており、7月以降に限ると500～550円の間で動いているようです。直近は上値がジリジリきり下がっているのが気になりますが・・・
中長期の移動平均線は480～490円付近に集まっています。分売価格が480円を下回るようなら多少はリスクも減るでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向： -
発表日以降、株価は1.1％下落。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は25日線より3％下、52週線付近に位置。
○信用・需給状況：前日の出来高は0.4万株。前日でこの出来高は厳しいですね・・・○見通し：【朝の気配次第、買いがよほど多くなければ見送り】
・株価はあまり調整が入りませんでしたが、分売価格は52週線に近い水準に。チャートだけ見ると手を出しても良さそうですが、短期的には需給悪化で割れる懸念が強いです。ただ、500円前後のバリュー株ということで買いが入る可能性はあります。その辺を考慮し、参加は朝の気配を見てからの判断として、買いが多くなければ見送りとします。
実施結果
| 始 値 | 492 円 ( + 1 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 497 円 ( + 6 円 ) |
| 安 値 | 491 円 ( ± 0 円 ) |
| 終 値 | 492 円 ( + 1 円 ) |
| 寄付出来高 | 13,800 株 |
| 寄付出来高/分売数 | 9.20 ％ |
| 1日の出来高 | 56,500 株 |
- コメント
○終日、491～497円の狭いレンジで動く展開となりました。割れなかっただけ御の字という感じでしょうか。