PO[価格決定]:アーバネットコーポレーション(3242)

  • 19年11月22日、アーバネットコーポレーション(3242)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 19年12月3日、 公募価格の決定

[アーバネットコーポレーション]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド アーバネットコーポレーション(3242) 
上 場 先 JASDAQスタンダード 
信 用 貸 借 区 分 貸借(11/26より売り禁) 
業 種  不動産業 
事 業 内 容 東京都内を中心とした、投資用ワンルームマンションの開発事業が主力。

POデータ

発 表 日 2019年11月22日 
公募・売出株数 公募:5,340,000 株 
売出:500,000 株 
(OA:876,000 株) 
吸収金額(発表日時点) 27.60 億 程度 
価 格 決 定 日 12月3日~12月6日 → 12月3日 
受 渡 日 12月10日~12月13日 → 12月10日 
PO実施の目的 公募:ホテル事業における開発資金の一部、ホテル事業における設備追加資金の一部、賃貸用不動産の取得資金の一部、残額が生じた場合は既存の賃貸用不動産に係る長期借入金の返済の一部に充当する予定。
売出:株式の流動性を高めるとともに、オーナー企業のイメージからの脱却を図り、株式の流動性の向上及び株主分布状況の改善を目的とする。
引受会社(主幹事) SMBC日興証券(4,672,000株)
引受会社(幹事) 東洋証券(584,000株)
むさし証券(584,000株)

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 411 円 
仮 条 件 – 3.0 % ~ – 5.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 355 円 
公 募 価 格 344 円 
割 引 率 –3.10 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 47,000 株 
信用残/月平均出来高 9.88 倍 
公募数/月平均出来高 141.39 倍 
買い板 15万5千株 程度 
売り板 22万9千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→なし 

出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業 績 ○20年6月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:6.5%増 営業利益:10.8%増 
経常利益:9.2%増 純利益:10.7%増 
1Q決算時点での進捗度は売上高が20%、利益が20%程度。
自 己 資 本 比 率 28.3 %
予想PSR(会社予想) 0.50 倍 
予想PER(会社予想) 7.44 倍 
実 績 P B R 1.29 倍 
R O E 17.3 % 
予 想 配 当 24 円 
配 当 利 回 り 6.98 % 
配 当 性 向 41.6 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

スポンサーリンク

コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし(19年6月期をもって廃止)
  • コメント
    ○銘柄・POについて
    15年6月以来、およそ4年半ぶりの公募増資となります。
    アーバネットは投資用マンション専業のデベロッパーですが、ホテル事業への進出も計画しているようです。自己資本比率が3割を切っており、同業他社と比べてもやや低い水準。そのため、増資による資金調達で開発費の一部を賄うものと思われます。

    ○業績・指標
    業績:18年6月期は減益でしたが、前期は業績を回復。今期も増収増益の見通し。ただ、1Q決算は大幅減益となっており、進捗率も悪いです。会社によると計画通りに進行しており、3Q以降で挽回できる見通しのようですが・・・

    指標:同業他社と比べて割高です。株主優待を廃止して配当性向を40%に挙げる方針を掲げており、他社と比べて配当利回りがかなり高いです。この辺が株価を押し上げているものと思われます。ただ、業績が下ぶれした時は減配リスクも出てくるので注意が必要そうです。

    ○見通し
    ・需給動向:PO総数は584万株、希薄化比率は24.7%程度と高め。ただ低位株なので、吸収金額は27億程度となっています。月の平均出来高は4.7万株程度となっており、流動性の改善が必要なところでしたが・・・早々に売り禁となりました。これで空売りのカバーは期待しづらい状態ですが、低位の高配当株ということで下がった所では買い需要を期待できるかもしれません。値決めまで様子を見たいと思います。

    ・株価動向:昨年末は315円まで下落するもそこから上昇基調となり、9月末に422円まで上昇。現在は410円付近に位置。
    希薄化を考慮した株価は309円となっていますが、そこまで下げるのを期待するのは難しそう。200日線、52週線が350~360円を通過しており、当面はこの辺が下値の目途となりそうでしょうか。350円も割るようだと、直近の安値330円を意識する展開になるかも?

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は13.6%下落。公募価格は25日線より13%下へ乖離。
    ○信用状況:売り残ベースだと、昨日の時点で空売りはPO総数の2割程度入っているようです。

    ○見通し
    ・株価は調整が入り、公募価格は350円を切ってきました。配当利回りは7%近くまで上昇しています。直近の安値が350円前後であることや空売りが多少入っていることを考えると、派手な公募割れの可能性は低そうでしょうか?また、利回り7%のインパクトは一定程度あると思われますし、今月が権利月ということで買い需要をそこそこ期待できるのではと見ています。

実施結果

始 値 354 円 ( + 10 円 )
高 値 357 円 ( + 13 円 )
安 値 352 円 ( + 8 円 )
終 値 356 円 ( + 12 円 )
寄付出来高 1,349,200 株
寄付出来高/公募数 20.09 %
1日の出来高 2,788,700 株
  • コメント
    ○前日比2円安で寄り付き、9時半以降は355~357円という上下2円のレンジで膠着する展開が続きました。結局356円で引けています。

    ○売り買いが交錯し、ほぼバーコード型のチャートを作る展開でした。期間中も350円以上を維持し、安定した値動きでした。この価格帯だと利回りも7%近くになるので、やはり買い需要があるようですね。

スポンサーリンク
関連記事(一部広告あり)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする