- 19年10月16日:立会外分売の発表
- 19年10月23日:分売価格の決定
[マックスバリュ西日本]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | マックスバリュ西日本(8287) |
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上場先 | 東証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 小売業 |
事 業 内 容 | イオン系列の食品スーパー。兵庫、山陽地方が地盤。四国を地盤とするマルナカを3月に経営統合。 |
分売データ
発表日 | 2019年10月16日 |
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分売株数 | 206,500 株 |
吸収金額(発表日時点) | 3.61 億程度 |
申込数量 | 上限 2,000 株 |
実施予定日 | 10月24日~10月28日 |
実施日 | 10月24日 |
分売実施の目的 | ⼀定数量の売却意向があり、会社として検討した結果、⽴会外分売による株式の分布状況改善及び流動性向上を⽬的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,748 円 |
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実施前日終値 | 1,701 円 |
発表日からの騰落率 | –2.69 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–0.23 % |
分売価格 | 1,659 円 |
割引率 | –2.47 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 4,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 6.12 倍 |
分売数/月平均出来高 | 48.02 倍 |
買い板 | 1万9千株 程度 |
売り板 | 1万5千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年2月期会社予想(数値は前期比) 売上高:101.5%増 営業利益:156.4%増 経常利益:136.7%増 純利益:131.8%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が48%、利益が11~13%程度。 |
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自己資本比率 | 38.0 % |
会社予想PSR(今期) | 0.16 倍 |
会社予想PER(今期) | 37.87 倍 |
実績PBR | 0.83 倍 |
ROE | 2.2 % |
予想配当 | 38 円 |
配当利回り | 2.29 % |
配当性向 | 86.7 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:株主優待券(2月権利:100株保有の場合で100円×50枚)
- コメント
○銘柄・分売について
・マックスバリュ西日本は名前の通り、イオン系の食品スーパーです。
開示では市場変更については特に触れていません。1部へはいつでも行けそうですが・・・○業績・指標
・業績:近年の業績は減益傾向でした。今期は大幅な増収増益の見通しですが、マルナカなどとの経営統合でかさ上げされている点には注意が必要です。また2Qは黒字予想から一転して赤字に転落しています。通期予想は据え置きとしたものの、月次の動向次第では未達リスクも浮上してきそうです。・指標:同業他社と比べてPERが割高、PBRは割安のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は20.65万株、発行株ベースで0.39%と少ないですが・・・月の平均出来高は4千株程度のため、分売数と比べて流動性がかなり不足している状態。信用売りの設定も乏しい上にファンダも微妙なため、現状では見送りの方向に傾いています。・株価動向:2月末に1,880円台まで上昇するも、権利落ちの日から下落基調を辿り、7月下旬には1,635円まで下落。その後は値を戻し、現在は1,750円付近に位置。株価は一旦底打ちした感じとなっており、チャートでも中長期の移動平均線を抜けつつあります。反転基調を壊さない程度にその後の上昇を見込めそうな水準となると、分売価格が1,700円台前半ぐらい?といったところでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2.7%近く下落。今日は前日比でほぼ変わらず。分売価格は25日線よりやや下へ位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は1.03万株。流動性は多少改善するも、分売を支えるには不足か。寄り付きで売り物が少ないことに期待するしか無さそう。○見通し:【一応朝の気配を見ますが、買いがよほど多くなければ見送り】
・株価は多少調整しており、分売価格は1,600円台後半となっています。チャートだけ見れば一旦下げ止まってもおかしく無さそうですが・・・需給条件が良くなく、普通なら割れる可能性が高いケースですね。一応朝の気配を見たいと思いますが、買いが多くなければ見送りとします。
※優待株ということもあり、即売りは思ったほど出ない可能性も考えられます。ただギャンブルになってしまうので、中長期保有も視野に入れておかないと難しそうですね。・直近は1,700円付近で下げ止まってる模様。各種の移動平均線も1,700円前後に位置しており、1,700円を早期に回復できれば心配は無さそうですが・・・逆に1,650円を割り込むようだと、下値模索の展開も考えられそうです。
実施結果
始 値 | 1,671 円 ( + 12 円 ) |
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高 値 | 1,685 円 ( + 26 円 ) |
安 値 | 1,667 円 ( + 8 円 ) |
終 値 | 1,680 円 ( + 21 円 ) |
寄付出来高 | 47,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 22.76 % |
1日の出来高 | 121,500 株 |
- コメント
○前日比30円安で寄り付き、直後に買い戻されて1,685円まで上昇。ただ上昇の勢いは鈍ってしまい、その後は1,680円前後で膠着する展開となりました。結局1,680円で引けています。○こちらも寄り付きでの売り物が少なく、利益の出る分売となりました。優待株であることがプラスに作用したものと思われます。ただ、後場は値幅が上下3円と完全に膠着してしまいました。一定の買い需要はあるようなので下値は限定的と思いますが、上値が軽くなるにはもう少し時間が必要かもしれません。