- 19年9月30日、トーホー(8142)の立会外分売が発表されました。
- 19年10月7日、 分売価格が決定されました。
[トーホー]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | トーホー(8142) |
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上場先 | 東証1部・福証 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | 業務用食品の卸売事業が主力。その他、業務用食材の直売店や食品スーパーなども展開。 |
分売データ
発表日 | 2019年9月30日 |
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分売株数 | 122,800 株 |
吸収金額(発表日時点) | 2.28 億程度 |
申込数量 | 上限 500 株 |
実施予定日 | 10月8日~10月11日 |
実施日 | 10月8日 |
分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり、会社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,858 円 |
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実施前日終値 | 1,646 円 |
発表日からの騰落率 | –11.41 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–1.97 % |
分売価格 | 1,597 円 |
割引率 | –2.98 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 15,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 1.09 倍 |
分売数/月平均出来高 | 7.82 倍 |
買い板 | 9千株 程度 |
売り板 | 1万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→15日売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年1月期会社予想(数値は前期比) 売上高:5.7%増 営業利益:14.5%減 経常利益:17.3%減 純利益:35.3%減 2Q決算時点での進捗度は売上高が48%、利益が33~36%程度。 |
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自己資本比率 | 25.0 % |
会社予想PSR(今期) | 0.08 倍 |
会社予想PER(今期) | 31.24 倍 |
実績PBR | 0.73 倍 |
ROE | 2.3 % |
予想配当 | 50 円 |
配当利回り | 2.69 % |
配当性向 | 97.8 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:やや割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:5,000円相当の買い物割引券(1月権利)
- コメント
○銘柄・分売について
・トーホーは食品卸の大手です。優待株としても有名な銘柄で、株主数は9,000名以上となっています。特段2部落ちするような要件はなく、単純に大株主からの売出となるようです。○業績・指標
・業績:近年の業績はあまり良くありません。全体の売上高は伸びているものの、仕入れ値や物流費の上昇をカバーしきれてないようです。今期は増収の一方で大幅減益の見通し。2Q決算も大幅減益となっています。・指標:同業他社と比べて割高です。卸売業でPER30倍超はかなり割高ですが、優待株として買い支えられている面もあるようです。
○見通し
・需給動向:分売数は12.28万株、発行株ベースで1.12%。月の平均出来高は1.5万株程度と流動性にやや欠けますが、貸借銘柄なので何とかなりそうでしょうか?ただ最近は分売直前に吊り上がるケースも散見されるため、実施前日までの値動きに注意しておく必要がありそうです。・株価動向:株価は2017年の秋頃から下落基調が継続しており、先月初めには1,656円まで下落。2017年に3,100円の高値を記録しており、そこから半値近くまで下げたことに・・・現在は地合いの改善もあり、1,800円台後半まで戻しています。
分売価格が年初来安値の1,656円を下回るようなら、短期的な反発を期待できそうでしょうか。ただトレンドは良くないので、優待株とはいえ中長期で持つのは分が悪そうですね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は11.4%下落。今日は前日比2%弱下落。分売価格は25日線(1,780円)より10%下に乖離し、年初来安値(1,646円)を下回る水準。
○信用・需給状況:前日の出来高は6.83万株。流動性は問題無さそうです。貸借残ベースでも、空売りは4割程度積み上がっており、買い戻しを期待できそうでしょうか。○見通し:【参加予定】
・株価は発表後に調整が進み、今日は年初来安値を更新。分売価格は年初来安値を下回り、2014年3月以来の安値圏に位置しています。空売りも積み上がっており、さすがにここまで下げると多少は買い戻しも期待できるのではないかと思います。地合い次第では一定の利益を期待できそうでしょうか。・チャートの形状は相変わらず悪く、中長期で見ると1,600円が下値とは言いづらい状態。短期ではリバウンドを期待できても、長く保有するのは厳しそう・・・やはり短期主体の取引になりそうです。
実施結果
始 値 | 1,659 円 ( + 62 円 ) |
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高 値 | 1,682 円 ( + 85 円 ) |
安 値 | 1,656 円 ( + 59 円 ) |
終 値 | 1,668 円 ( + 71 円 ) |
寄付出来高 | 65,300 株 |
寄付出来高/分売数 | 53.18 % |
1日の出来高 | 158,000 株 |
- コメント
○前日比13円高で寄り付き、徐々に買い戻されて前場引けで1,682円まで上昇。ただ、後場に入ると売りに押されるようになり、1,650円台まで下げる場面もありました。結局1,668円で引けています。○前場は堅調だったのですが、後場に入ると失速して上値が重くなりました。展開が逆なら明日以降に期待が持てそうな感じでしたが・・・チャート形状が悪いせいか、すんなりと買いが入ってくれない印象でした。