- 19年9月18日、ビューティガレージ(3180)の立会外分売が発表されました。
- 19年9月26日、 分売価格が決定されました。
[ビューティガレージ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ビューティガレージ(3180) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | 美容商材のインターネット卸売(物販事業)と、美容サロン向け開業支援(店舗設計事業)が主力。低価格での販売に強み。 |
分売データ
発表日 | 2019年9月18日 |
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分売株数 | 60,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.16 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 9月27日~10月4日 |
実施日 | 9月27日 |
分売実施の目的 | 株主数の更なる増加、及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,927 円 |
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実施前日終値 | 1,974 円 |
発表日からの騰落率 | +2.44 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–1.20 % |
分売価格 | 1,914 円 |
割引率 | –3.04 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 42,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 4.48 倍 |
分売数/月平均出来高 | 1.41 倍 |
買い板 | 3万4千株 程度 |
売り板 | 2万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→15日売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年4月期会社予想(数値は前期比) 売上高:15.8%増 営業利益:18.3%増 経常利益:16.5%増 純利益:19.0%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が23%、利益が18~21%程度。 |
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自己資本比率 | 57.9 % |
会社予想PSR(今期) | 0.76 倍 |
会社予想PER(今期) | 26.79 倍 |
実績PBR | 3.30 倍 |
ROE | 12.3 % |
予想配当 | 10 円 |
配当利回り | 0.52 % |
配当性向 | 14.0 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:4,000円相当の自社取扱商品(4月権利:1年以上長期保有の株主が対象)
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年4月に立会外トレードを行っており、その分を含めると1年半ぶりの分売となります。株主数が不足しているのかと思いましたが、4月の時点で3,630名となっており、2部落ちする状況ではないようです。上限100株なので、株主数を増やす意図はあるようですが・・・○業績・指標
・業績:近年の業績は順調に伸びていましたが、前期は人件費や物流費がかさんで業績未達かつ減益で着地。今期は2桁の増収増益を見込んでいます。・指標:同業他社と比べて割高です。
○見通し
・需給動向:分売数は6万株、発行株ベースで0.94%と少なめ。月の平均出来高は4万株程度あり、流動性は十分。貸借銘柄ですが、既に空売りが入ってる状況に加え分売数が少ないため、空売りのカバーはあまり期待できないかも。ただ、条件としては一定の利益が見込めそうな分売になりそうです。・株価動向:6月に1,178円まで下落した後は上昇基調に転換。直近は1,700~1,900円のレンジで動いています。レンジ下限の1,700円付近まで調整すれば短期的なリバウンドも見込めそうですが、そこまでの調整は難しそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2.4%上昇。今日は前日比1.2%下落。分売価格は25日線(1,838円)より4%上に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は4.46万株。流動性は問題無さそうですが、出来高が発表直後より細ってるのは少し気になります。貸借残ベースだと、新規の空売りは1割程度しか入ってない模様。先週末までは空売りがそれなりに積み上がっている状況でしたが、踏み上げる展開になったので・・・返済に回った可能性もあり、読みづらいですね。○見通し:【念のため朝の気配を見てから参加予定】
・株価は分売発表後も上昇が続き、9月24日に年初来高値2,089円を記録。そこから100円程度下がった所で分売実施となりました。分売価格は25日線からも離れており、正直手を出しづらい水準です。また、直近で踏み上げる展開が続いており、空売りの入り具合が微妙な可能性も。分売数が少ないので割れる可能性は低いと思いますが、念のため朝の気配を見てから参加とします。・チャートを見ると、7月下旬以降は200日線が支持線となっているようです。現在は1,670円付近を通過しており、この辺も手を出しづらい理由ですね。中長期で見た場合、1,700円付近まで下がらないと安心して買えない気がします・・・
実施結果
始 値 | 1,964 円 ( + 50 円 ) |
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高 値 | 1,969 円 ( + 55 円 ) |
安 値 | 1,877 円 ( – 37 円 ) |
終 値 | 1,884 円 ( – 30 円 ) |
寄付出来高 | 38,100 株 |
寄付出来高/分売数 | 63.50 % |
1日の出来高 | 171,300 株 |
- コメント
○前日比10円安で寄り付き、9時半を過ぎると地合い悪化に伴い急失速する展開に。11時過ぎには1,900円を割れる水準まで下落。後場も下げ止まらず、一時1,877円まで下落する場面がありました。結局1,884円で引けています。○寄り付きこそ好調だったものの、地合い悪化の影響をもろに受けてしまい前場で分売価格を割れる展開に・・・後場は分売価格を上回ることなく、安値引けに近い形で取引を終えました。直近で上昇が続いていただけに、地合い悪化で売り物が多く出てしまったようです。やはりこの水準で手出しするのはリスクが高そうですね。