立会外分売[価格決定]:マネジメントソリューションズ(7033)

  • 19年9月13日、マネジメントソリューションズ(7033)の立会外分売が発表されました。
  • 19年9月25日、 分売価格が決定されました。

[マネジメントソリューションズ]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド マネジメントソリューションズ(7033) 
上場先 東証マザーズ 
信用貸借区分 信用 
業種 サービス業 
事 業 内 容 プロジェクトマネジメント実行支援を軸としたコンサルティング事業が主力。付随して研修プログラムの提供も行う。

分売データ

発表日 2019年9月13日 
分売株数 200,000 株 
吸収金額(発表日時点) 4.29 億程度 
申込数量 上限 100 株 
実施予定日 9月26日~9月30日 
実施日 9月26日 
分売実施の目的 東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行っており、市場第一部への市場変更における形式基準を充足するための株式の分布状況の改善及び流動性の向上を目的とする。

株価・分売価格など

発表日終値 2,146 円 
実施前日終値 1,977 円 
発表日からの騰落率 –7.88 % 
実施2日前
からの騰落率
+3.13 % 
分売価格 1,928 円 
割引率 –2.48 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 97,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 2.85 倍 
分売数/月平均出来高 2.06 倍 
買い板 3万4千株 程度 
売り板 2万8千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○19年10月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:30.0%増 営業利益:30.4%増 
経常利益:34.2%増 純利益:33.4%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が73%、利益が58~61%程度。
自己資本比率 72.3% 
会社予想PSR(今期) 2.81 倍 
会社予想PER(今期) 36.62 倍 
実績PBR 6.88 倍 
ROE 18.8 % 
予想配当 0 円 
配当利回り 0 % 
配当性向 0 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    今年4月以来、およそ半年ぶりの分売となります。
    昨年7月にマザーズ市場へ上場。前回の分売で思ったほど株主数が増えていなかったのか、今回も株主数を増やす意図があるようです。8月9日に市場変更の申請を行っており、要件をクリアできれば11月頃までには昇格となりそうでしょうか。

    ○業績・指標
    ・業績:近年の業績は順調に伸びています。今期は3割増収増益の見通し。3Q時点での利益進捗率が低いですが、例年下期偏重になるとのこと。ただ、人件費増加などで3Qの実績値は当初計画を下回ってしまいました。この辺と分売実施が嫌われたのか、PTSではネガティブな反応が出ているようです。

    ・指標:グロース株ということもあり、同業他社と比べて割高です。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は20万株、発行株ベースでは3.62%。月の平均出来高が9.7万株程度と分売の消化には支障無さそうですが、流動性が以前より悪化してるのは気になるところ。また、1日で100円以上動く日が多く、地合いが悪い日のリスクは高そうです。前回の分売は好成績でしたが、PTSの反応が悪いのと、直近の新興市況が悪いのが不安要素でしょうか。まずは週明け以降、株価がどう反応するか様子を見たいと思います。

    ・株価動向:昨年12月の決算発表後は上昇基調となり、7月に2,591円の上場来高値を記録。ただ、直近は1,900~2,300円のレンジ相場となっています。レンジを下抜けしない前提で見ると、分売価格が下限寄りの1,900円台となれば短期的な反発も期待できそうでしょうか。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は7.88%上昇。今日は前日比3.1%上昇。分売価格は25日線(2,106円)から8%下に乖離し、200日線(1,897円)よりやや上に位置。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は27.16万株。流動性は問題無さそうですが、今日は踏み上げる展開だったので、ハイカラの入りは微妙かもしれません。朝の気配を見ておく必要がありそうです。

    ○見通し:【朝の気配次第、買いが多くなければ見送り】
    ・発表日以降で見ると調整が進みましたが、今日は3%吊り上がってしまい、分売価格は発表後の安値(1,840円)から90円近く離れています。とはいえ1,900円台前半なので大やけどはしないと思いますが・・・寄り付きで耐えられるかは微妙なところ。参加は明日朝の気配次第とし、買いが多くなければ見送りとします。

    ・直近の株価は200日線付近で下げ渋っているようです。1,900円を維持できれば心配なさそうですが、1,900円を明確に割れるようだと下値模索の展開も考えられそうです。

実施結果

始 値 1,946 円 ( + 18 円 )
高 値 2,007 円 ( + 79 円 )
安 値 1,938 円 ( + 10 円 )
終 値 1,989 円 ( + 61 円 )
寄付出来高 96,900 株
寄付出来高/分売数 48.45 %
1日の出来高 381,000 株
  • コメント
    ○前日比31円安で寄り付き、その後は前場は1,960円を挟んで上下する展開に。後場に入ると買い戻しが入り、14時過ぎには2,000円台を回復する場面もありました。結局1,989円で引けています。

    ○前場はやや上値の重い展開でしたが、後場に入ると順調に買い戻されました。寄り付きでも分売価格よりプラスを維持し、1日を通してみれば理想に近い値動きだったと思います。明日以降にも期待が持てそうです。

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