- 19年9月12日、プロレド・パートナーズ (7034)の立会外分売が発表されました。
 - 19年9月24日、 分売価格が決定されました。
 
[プロレド・パートナーズ]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | プロレド・パートナーズ (7034) | 
|---|---|
| 上場先 | 東証マザーズ | 
| 信用貸借区分 | 信用 | 
| 業種 | サービス業 | 
| 事 業 内 容 | 企業のコスト削減を目的としたコンサルティング事業が主力。成果報酬型のサービスを主体とし、既存のコンサル企業と差別化を図る。 | 
分売データ
| 発表日 | 2019年9月12日 | 
|---|---|
| 分売株数 | 157,000 株 | 
| 吸収金額(発表日時点) | 10.35 億程度 | 
| 申込数量 | 上限 100 株 | 
| 実施予定日 | 9月25日~9月27日 | 
| 実施日 | 9月25日 | 
| 分売実施の目的 | 将来的に東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しており、その形式要件の充足を図るため。 | 
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 6,590 円 | 
|---|---|
| 実施前日終値 | 8,790 円 | 
| 発表日からの騰落率 | +33.38 % | 
| 実施2日前 からの騰落率  | 
–3.93 % | 
| 分売価格 | 8,571 円 | 
| 割引率 | –2.49 % | 
信用データ
| 月平均出来高(発表時) | 20,000 株 程度 | 
|---|---|
| 信用残/月平均出来高 | 3.05 倍 | 
| 分売数/月平均出来高 | 7.85 倍 | 
| 買い板 | 1万千株 程度 | 
| 売り板 | 1万5千株 程度 | 
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし  SBI証券→HYPER空売り有り  | 
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○19年10月期会社予想(数値は前期比)  売上高:58.8%増 営業利益:65.6%増 経常利益:69.1%増 純利益:63.6%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が74%、利益が82~92%程度。 ※3Q決算と同時に通期予想の上方修正を発表済み。  | 
|---|---|
| 自己資本比率 | 85.9 % | 
| 会社予想PSR(今期) | 16.79 倍 | 
| 会社予想PER(今期) | 70.57 倍 | 
| 実績PBR | 12.39 倍 | 
| ROE | 17.5 % | 
| 予想配当 | 0 円 | 
| 配当利回り | 0 % | 
| 配当性向 | 0 % | 
| 同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:かなり割高か | 
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
 
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年7月にマザーズへ上場しています。
1部昇格にあたっては株主数と流通株式数、流通株式比率が不足している模様。株主数は今回の分売でクリアできそうですが、流通株式比率はまだ不足しており、流通株式数はギリギリといった感じ。再度分売や株式分割などが行われるのかもしれません。○業績・指標
・業績:近年の業績は好調です。3Q決算と同時に通期予想を上方修正し、今期は5割以上の増収増益の見通し。企業のコスト削減需要が高いことを追い風に、コンサル案件が順調に増えているようです。・指標:グロース株と言うこともあり、同業他社と比べてかなり割高です。PSRも10倍を超えており、売上面から見ても過熱感があるのは懸念材料か。
○見通し
・需給動向:分売数は15.7万株、発行株ベースで3.06%程度。月の平均出来高は2万株程度で、流動性の改善は必要そう。分売数は多くないのですが、値がさ株なので吸収金額が10億と大きめです。ボラティリティも大きく、ハイリスクハイリターンの案件となりそうです。時期的に9月の権利取りとも被るため、いつもよりは参加者が少ないかもしれませんね。・株価動向:2月まではは3,000円台で推移し、その後は上昇基調に。7月に8,100円の上場来高値を記録。その後は調整モードには入り、現在は6,500円~7,000円の間に位置。中長期での上昇基調は変わっていませんが、直近はやや膠着した感じです。
また、現在は新興市場より1部市場へ、グロース株よりバリュー株へ資金がシフトしており、日経平均やTOPIXが好調なのに比べてマザーズ指数は下落基調が止まりません。この状況で割高のグロース株に手を出すのはちょっとしんどい気もしますね・・・ 
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は33.38%上昇。今日は前日比3.9%下落。分売価格は25日線から21%上へ乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は16.85万株となり、流動性は改善して分売数を上回っていますが、板の状況はあまり変わってないようです・・・○見通し:【見送り】
・株価は先週に入って4日連続で上昇しました。今日は9,830円の上場来高値を付けましたが、その後は1,000円以上下落しています。とはいえ、発表日と比べて株価が3割以上騰がっており、分売価格も25日線から大きく乖離しています。また、このところの急騰でボラティリティが増大しており、上下で6~10%動く状態に・・・
元々ハイリスクハイリターンの案件でしたが、今の状況では高値掴みとなる可能性もある上、下落した時はディスカウント分が平気で吹っ飛びそうです。リスクが高すぎることを考慮して、今回は無難に見送りとします。・直近の株価は9/19(終値8,410円)と9/20(始値8,810円)の間で窓が生じています。下落した場合はまずこの窓を埋めに行くことが考えられそうです。そこら辺で下げ止まればいいのですが、どうなるでしょうか。
 
実施結果
| 始 値 | 8,550 円 ( – 21 円 ) | 
|---|---|
| 高 値 | 8,700 円 ( + 129 円 ) | 
| 安 値 | 8,360 円 ( – 201 円 ) | 
| 終 値 | 8,680 円 ( + 109 円 ) | 
| 寄付出来高 | 17,000 株 | 
| 寄付出来高/分売数 | 10.83 % | 
| 1日の出来高 | 106,700 株 | 
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比240円安で取引開始。一旦8,360円まで下げるも、その後は買い戻される展開に。大引け間際には8,700円まで戻す場面もありました。結局8,680円で引けています。○やはり警戒した人が多かったためか、約定数は5.82万株となり、大半が売れ残る形となりました。ただ売れ残り案件となったことで、株価の値動きは比較的緩やかでした。もし完売になっていたら、かなり悲惨な状態になっていたかもしれませんね・・・
 
コメント
何時も楽しく拝見させてもらってます。
初心者なので1つ質問なのですが、分売が完売したとか、売れ残ったのは何処で確認なさるのでしょうか? ご教授いただければ幸いです。
コメントありがとうございます。
分売の取引状況はJPXのホームページで確認できます。
https://www.jpx.co.jp/markets/equities/off-auction-distro/