- 19年8月23日、フジタコーポレーション(3370)の立会外トレードが発表されました。
※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。
- 19年8月27日、 売出価格が決定されました。
[フジタコーポレーション]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | フジタコーポレーション(3370) |
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上場先 | JASDAQスタンダード |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 小売業 |
事 業 内 容 | ミスタードーナツ・モスバーガー・セリアなど、飲食店や量販店ののFC店舗をフランチャイジー(加盟店)として運営。 北海道が地盤、その他東北地方などにも店舗を展開。 |
分売データ
発表日 | 2019年8月23日 |
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分売株数 | 80,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 0.90 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 8月28日 |
実施日 | 8月28日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,123 円 |
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実施前日終値 | 1,072 円 |
発表日からの騰落率 | –4.54 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–2.99 % |
分売価格 | 1,039 円 |
割引率 | –3.08 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 22,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 7.17 倍 |
分売数/月平均出来高 | 3.51 倍 |
買い板 | 1万9千株 程度 |
売り板 | 4万株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:9.5%増 営業利益:黒字転換 経常利益:黒字転換 純利益:黒字転換 1Q決算時点での進捗度は売上高が23%、損益は赤字。 |
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自己資本比率 | 0.7 % |
会社予想PSR(今期) | 0.36 倍 |
会社予想PER(今期) | 154.28 倍 |
実績PBR | 80.82 倍 |
ROE | 52.4 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:超割高 PBR:超割高 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・今年3月に分売を行っており、それ以来の売出となります。今回は立会外トレードでの売出となるようです。なお、前回の分売は筆頭株主のJFLAHLDからの売出でした。分売後に新株予約権の行使が行われています。○業績・指標
・業績:近年の業績は悪い状態です。赤字決算が多く、黒字でも数千万程度です。今期は増収、黒字転換の見通しですが、前期が業績未達で赤字転落したことを考えると鵜呑みにするのは危険そうです。
自己資本比率は0.7%とさらに悪化しており、財務状態は悪いです。引き続きGC注記が付いています。・指標:同業他社と比べて超割高です。
○見通し
・需給動向:分売数は8万株、発行株ベースでは4.90%と多め。月の平均出来高は2.2万株程度となっており、条件は前回分売と同じです。前回が分売価格前後で膠着したことを考えると、今回も同じような展開になると見ています。なおベータ値が2を超える仕手株なので、地合いが悪い時は手出し無用になるかも?・株価動向:前回の分売後は800~1,000円のレンジで推移していましたが、今期予想の発表後は株価が急騰し、一時1,600円付近まで上昇する時期もありました。現在は1,100~1,200円の間に位置しています。直近は65日線が支持線となっており、現在は1,075円付近を通過。分売価格がこのラインを下回るようならリスクも限定的でしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は4.5%下落。今日は前日比3%下落。分売価格は25日線から8%下へ乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は1.85万株。分売数に比べてやや少ないでしょうか?明日朝の気配を要確認となりそう。○見通し:【朝の気配次第、買いが少なければ見送り】
・株価はある程度調整し、分売価格は1,000円台前半となりました。まずまずの水準ですが、前日の出来高が思ったほど多くないのが気になるところ。参加は朝の気配次第とし、買いが少ないようなら無難に見送りとします。
なおファンダが悪い仕手株なので、即売りが多く出る可能性も頭に入れておく必要がありそうです。
実施結果
始 値 | 1,023 円 ( – 16 円 ) |
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高 値 | 1,029 円 ( – 10 円 ) |
安 値 | 1,006 円 ( – 33 円 ) |
終 値 | 1,010 円 ( – 29 円 ) |
寄付出来高 | 17,500 株 |
寄付出来高/分売数 | 23.13 % |
1日の出来高 | 56,900 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比49円安で取引開始。前場は1,029円まで上昇する時間帯もありましたが、後場に入ると失速し、一時1,006円まで下落しました。結局1,010円で引けています。○目立った買い戻しも入らず、引け値では前日比5.78%の下落となってしまいました。今日は1部市場に比べて新興市場の地合いが悪く、高ベータの影響が悪い方に出てしまった感じです。明日以降は節目の1,000円を維持できるかどうかがポイントになりそうでしょうか。