- 19年8月21日、ソネット・メディア・ネットワークス(6185)の立会外分売が発表されました。
- 19年8月27日、 分売価格が決定されました。
[ソネット・メディア・ネットワークス]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ソネット・メディア・ネットワークス(6185) |
---|---|
上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | ネット広告の配信最適化ツールの提供とクローズド型アフィリエイトの運営が主力。 ソネットが筆頭株主。 |
分売データ
発表日 | 2019年8月21日 |
---|---|
分売株数 | 332,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 2.35 億程度 |
申込数量 | 上限 300 株 |
実施予定日 | 8月28日~8月30日 |
実施日 | 8月28日 |
分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり、会社として検討した結果、立会外分売 による株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 708 円 |
---|---|
実施前日終値 | 637 円 |
発表日からの騰落率 | –10.0 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.47 % |
分売価格 | 624 円 |
割引率 | –2.04 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 63,000 株 程度 |
---|---|
信用残/月平均出来高 | 5.10 倍 |
分売数/月平均出来高 | 5.27 倍 |
買い板 | 4万1千株 程度 |
売り板 | 1万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:7.7%増 営業利益:24.2%減 経常利益:23.3%減 純利益:34.1%減 1Q決算時点での進捗度は売上高が22%、利益が17~18%程度。 |
---|---|
自己資本比率 | 78.1 % |
会社予想PSR(今期) | 0.73 倍 |
会社予想PER(今期) | 20.95 倍 |
実績PBR | 1.93 倍 |
ROE | 9.2 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年11月以来、およそ10ヶ月ぶりの分売となります。
特段2部落ちするような要件はなく、単純に大株主からの売出となるようです。(伊藤忠商事の保有株数が分売数とほぼ一致しています。)
強いていえば、株主数を増やす意図もあるかもしれないですが。○業績・指標
・業績:前期までは業績が順調に伸びていましたが、今期は増収ながら大幅減益。新規事業の費用が重しになっているようです。・指標:同業他社と比べて割高のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は33.2万株、発行株ベースで2.57%。月の平均出来高が6万株程度で、流動性の改善が必要そう。ファンダが微妙な上に1年以上下げ続けているため、買いが入るかは微妙な感じですね。前日まで様子を見たいと思いますが、中長期で持つのは厳しそうです。・株価動向:昨年8月に3,205円の高値を付けた後は調整基調となり、現在は700円台に位置。この1年で株価は4分の1になってしまいました。チャートを見ても今が底値とは言えない状況です・・・業績の上ぶれか好材料がないと、株価が反転するのは厳しいかもしれませんね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は10%下落。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は25日線から17%下へ乖離し、年初来安値より下に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は3.92万株。前日でこの出来高だとしんどい気が・・・朝の気配は要確認ですね。○見通し:【朝の気配次第、買いが多くなければ見送り】
・分売発表後も株価は下落が続き、分売価格は年初来安値を下回る水準に。ただ、今が底値とは言いがたいですし、前日の出来高が4万株ないのはちょっと厳しいです。一応朝の気配を見たいと思いますが、買いがよほど多くなければ無難に見送りとします。・下落トレンドは継続しており、反転の兆しが見えません。欲しい場合でも、25日線の750円を超えてからでないと安心して買えない気がします。
実施結果
始 値 | 617 円 ( – 7 円 ) |
---|---|
高 値 | 617 円 ( – 7 円 ) |
安 値 | 606 円 ( – 18 円 ) |
終 値 | 606 円 ( – 18 円 ) |
寄付出来高 | 51,700 株 |
寄付出来高/分売数 | 15.57 % |
1日の出来高 | 172,200 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比20円安で取引開始。その後は目立った上昇もなく、終日冴えない展開が続きました。結局606円の安値引けとなっています。○思った以上に下げてしまい、年初来安値も更新という厳しい1日でした。やはりこのファンダとチャートでは買えないですね。出来高も少なく、当面は上値が重そうです。