PO[価格決定]:システムサポート (4396)

  • 19年7月16日、 システムサポート (4396)の売出(PO)が発表されました。
  • 19年7月24日、 分売価格が決定されました。

[システムサポート]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド システムサポート (4396) 
上 場 先 東証マザーズ(8/5より東証本則市場へ市場変更) 
信 用 貸 借 区 分 信用 
業 種  情報・通信 
事 業 内 容 独立系のシステム開発会社。ソフトウェアの受託開発が主力事業。その他自社でのソフト開発・販売や、子会社でデータセンター運営なども手がける。

POデータ

発 表 日 2019年7月16日 
公募・売出株数 売出:576,9000 株 
(OA:86,000 株) 
吸収金額(発表日時点) 10.92 億 程度 
価 格 決 定 日 7月24日~7月29日 → 7月24日 
受 渡 日 8月5日 
PO実施の目的 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を目的とする。
引受会社(主幹事) 大和証券(559,600株)
引受会社(幹事) 野村證券(17,300株)

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 1,647 円 
仮 条 件 – 3.5 % ~ – 5.5 % 
価 格 決 定 日 終 値 1,957 円 
公 募 価 格 1,868 円 
割 引 率 – 4.55 % 

信用データ

信用残/月平均出来高 5.37 倍 
公募数/月平均出来高 22.71 倍 
買い板 2万株 程度 
売り板 2万3千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業 績 ○19年6月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:16.5%増 営業利益:23.2%増 
経常利益:26.6%増 純利益:33.9%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が72%、利益が92~98%程度。
自 己 資 本 比 率 37.5 % 
予想PSR(会社予想) 0.81 倍 
予想PER(会社予想) 32.21 倍 
実 績 P B R 5.02 倍 
R O E 15.6 % 
予 想 配 当 3 円 
配 当 利 回 り 0.16 % 
配 当 性 向 5.20 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・POについて
    昨年8月にマザーズへ上場、ちょうど1年で市場変更となりました。
    1部昇格にあたっては株主数が不足しており、売り出しが成立すれば1部への市場変更が決まるものと思われます。

    ○業績・指標
    ・業績:近年の業績は順調に伸びています。今期は2桁増収増益の見通し。5月に通期予想の上方修正を発表しており、自社開発のソフト販売が順調なようです。

    ・指標:グロース株ということもあり、同業他社と比べて割高です。

    ○見通し
    ・需給動向:PO総数は57.69万株、発行株ベースで13.17%。月の平均出来高は2.5万株しかなく、流動性の改善が必須です。非貸借銘柄で昇格が絡むPOの場合、値決めまでに株価が吊り上がり過ぎると公募割れ、逆に調整が進めば公募価格よりプラスとなる傾向があります。まずは来週の価格決定日まで様子を見たいと思います。

    ・株価動向:昨年末に777円まで下落した後は上昇基調となり、5月に1,825円まで上昇。一旦1,300円割れまで下げた後、現在は1,650円付近に位置しています。年明け以降は26週線が支持線となっている模様。現在は1,350円付近を通過しており、売出価格がこの水準で決まればリスクも限定的でしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は18.8%上昇。売出価格は25日線より14%上へ乖離。

    ○見通し:先週までは1,700円前後で推移していましたが、今週に入って株価が急騰し、250円近く上昇する形に・・・売出価格は発表日終値よりかなり高い水準になってしまいました。
    ここまで株価が吊り上がってしまうと明日以降は出尽くしの売りも考えられ、かなり分が悪いと思います。売出価格も仮条件の上限で決まらず、人気がなかった模様。見送った方が無難そうですね。

実施結果

始 値 1,816 円 ( – 52 円 )
高 値 1,875 円 ( + 7 円 )
安 値 1,783 円 ( – 85 円 )
終 値 1,794 円 ( – 74 円 )
寄付出来高 18,700 株
寄付出来高/公募数 3.24 %
1日の出来高 154,300 株
  • コメント
    ○前日比24円安で寄り付き、一旦1,875円まで上昇した後は失速する形に。後場には1,800円を切る水準まで下落しました。結局1,794円で引けています。

    ○値決め後はやはり売りに押される形となり、先週後半には公募割れの状態に。地合いの悪さもあり、受渡日では冴えない成績となりました。やはり、値決めまでの吊り上げで分が悪くなってしまったようです。

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